COLUMN

ファイアブラッド

ファイアブラッドの各アイテムを、
熱き釣り師たちが斬る!

今年、荒磯に舞い降りた熱き炎のアイテムたち。凄まじい進化を遂げたロッド「ファイアブラッド グレ」、新次元の可能性が見えた玉の柄「ファイアブラッド タマノエ」、釣り師に主導権を握り続けさせるリール「BB-X TECHNIUM ファイアブラッド」。さらには、ウェアや関連商品まで、磯のスペシャリストたちが徹底解説。

ファイアブラッド グレ(ロッド)

モデルチェンジ7アイテム、追加1アイテムの計8アイテムが、新生「ファイアブレッドグレ」のラインナップ。そのメインテクノロジー・「コアブランクス」の性能に迫る。

しなやかさのなかにある根を張った強さがキモ
磯ロッドの先端テクノロジー・「コアブランクス」。これを“スポーツカーであり、高級サルーンでもある”と表現したのは平和卓也さん。

“8アイテム全てに、「スパイラルXコア」「パラボラチューンR+」「Xガイド」の各テクノロジーが三位一体となった「コアブランクス」を搭載。特に、高強度高弾性が特徴の素材・「トレカ(R)M40X」が使われたのが大きな変化でしょう。とはいえ、決して硬いロッドではなく、曲がる時にはきちんと曲がるバランスの良さを実現。しなやかさのなかに根が張ったような強さです。8アイテムそれぞれのチューニングが違うので、ご自身のスタイルに合わせてお愉しみください。”

一つ一つのテクノロジーに、シマノインストラクター陣が舌を巻く!
「コアブランクス」を構成する3つのテクノロジー。それぞれの魅力を3人の釣り師たちが語る。
まず、細身でありながら充分な強度確保を実現した「スパイラルXコア」について、森井陽さんはこう評す。

“全アイテムに、高強度高弾性素材のトレカ(R)「M40X」を採用した「スパイラルXコア」を搭載。高反発の強靭なイメージしていましたが、実際はムチのようなしなやかさも持っていて、グレを獲るためのより実践的な性能を備えています。シマノ磯ロッド最先端のブランクスを、ぜひ体感していただきたいです。”

また、さらなるバットパワーと粘りを手にした「パラボラチューンR+」を絶賛したのは、田中修司さん。

“「パラボラチューン」も、いよいよここまで来たかという思いですね。これまで私は、ロッドがスムーズに曲がるのを阻害する継ぎ目の剛性差が、魚に違和感を与えるのでとても気になっていました。しかし、飛躍的に性能向上した「パラボラチューンR+」は、テンションが掛かった状態で綺麗に曲がりこむので、違和感が少なく、スムーズにやり取りできますね。”

糸ガラミの激減・操作性向上に成功した「Xガイド」。日頃PEラインをメインで使っている友松信彦さんはこう語る。

“「Xガイド」は、ラインの絡みにくさに着目した形状で、圧倒的に糸ガラミが少ないですね。さらに、ラインを自分で張った時の抵抗感が普通のガイドより軽く、穂先の表現力がとても高い。私は実釣時に、穂先とラインのわずかな動きで当たりを取っているので、多大なメリットに感じます。”

ファイアブラッド タマノエ(玉の柄)

新発想の「アンチロックジョイント」を採用した「ファイアブラッド タマノエ」。その使い心地はいかに?!

“こんな玉の柄を待っていた”と早くも絶賛の声が!
固着を気にせず素早い取り込みが可能になった「ファイアブラッド タマノエ」を、「玉の柄の革命」と唸った平和さん。

“いろんな魚を相手にしてきて、一番恐いと感じるのがランディング。頭の片隅で固着に対する不安がよぎるからです。それが、「ファイアブラッド タマノエ」なら解消されます。思い切り出せるし片手の時間も短い、もちろん上げるのも早い。さらに、7.5mスペックも登場し、どんな高さの場所でも竿出しが可能になるので、釣り場の可能性も広がると思います。”

また、実釣で早くもこれまでの玉の柄との違いを明確に実感したのは、森井さんだ。

“今回、ロケで掛けたグレの後ろに、サメが迫ったシーンがありました。これまでは絶対にやらなかったような速度で振り出しましたが、軽量で硬く操作性が良いため魚が浮いた瞬間にすくえました。遂にこの時代がきたか、という感じですね。”

BB-X TECHNIUMファイアブラッド(リール)

BB-X TECHNIUM ファイアブラッド」に搭載したのは、ハンドル回転の遠心力によるブレを排除した「SUTブレーキ」。その魅力を、5人の磯釣り師たちがそれぞれのセオリーから解説。

「SUTブレーキ」を選ぶのには理由がある
トーナメントの舞台で活躍する田中さんと友松さん。表舞台で、2人は迷うことなく「SUTブレーキ」を選んでいる。
スピードに重きを置くのは田中さん。

“私がラインを送るのは、自分の体制を整えるための一点に尽きます。ラインを出した時に、前かがみで竿尻を握って踏ん張っているのは、魚に主導権を握られている状態。従来のリールでは、ライン放出の際にハンドル回転の負荷がかかり、その振動が魚の口元に響いて違和感を与え、さらに走らせてしまっていました。しかし、ハンドル回転をなくした「SUTブレーキ」では、体制を崩しにくく主導権を握れるようになりました”

一方、手返しの早さに重きを置くのは友松さん。

“数釣り勝負の場合など、無駄な時間はできるだけ排除したいので、ハンドルを回してその惰性でライン回収する速攻スタイルに。普通のLBリールでは、ローターとハンドルが回っている状態でロッドを抱えこもうとするため、ハンドルが身体に当たり回収がストップしてしまいます。でも「SUTブレーキ」なら、ローター回転だけで余分のラインを巻き込んでくれます。わずか数秒ですが、その数秒を積み重ねる勝負の世界では大きな意味があります。”

瞬時のアクションで魚に隙を与えない
“魚に逃げられそうなピンチの時、釣り人が判断してタックルを操作するのはコンマ数秒の世界。そんな時、「SUTブレーキ」の抵抗なき放出なら、一気に形成逆転へ持ち込める可能性が生まれるので心強い。” (高橋哲也さん)

“限界の時、あるいはもっと自分の優位な角度に持ち込みたい時に、「SUTブレーキ」は真価を発揮します。ロッドパワーが最も発揮できるポジションに、いつでも瞬時に持ってくることができる。「SUTブレーキ」のポテンシャルで気持ちの良い釣りを愉しんでほしいです。” (平和さん)

“私は昔から、ロッドの角度をロッドパワーの活かせる「つ」の状態を意識してきました。「SUTブレーキ」を活用すれば魚に振動を与えることなく、ロッドパワーが活かせる「つ」の状態を保つことが可能。まさに無くてはならない存在で、以前のリールには戻れません。”
(森井さん)

関連用品・ウェア

熱いのはタックルだけじゃない!関連用品・ウェアも進化を遂げて登場し、アイテムすべてをブラッドカラーで揃えることが可能に。

磯での作業を快適に!釣り師たちを強力サポートする用品
新しく登場した「ロッドケース LIMITED PRO」とクールバッグ「磯クール LIMITED PRO」は、高い収納力・軽くて丈夫な作り・持ち運びやすさが特長。

“タックルを入れるものなので、磯にぶつけてしまったときなどの衝撃に耐える保護性能の高さは必要。加えて道具を入れると必然的に重くなりますから、入れ物自体はなるべく軽いものがいいですね”(田中さん)

“何気ない工夫なのですが、小物を入れるインナートレーにゴム足がついたのは便利。バッグ内の物を取り出す際に、傾斜のある磯においても滑りにくいので、非常に重宝しています。ロッドケースも、柄杓ケースやレインウェアまで余裕で入るほど収納力が高く、使い込めます。”(友松信彦さん)

また、粘りやすさを追求したカーブ設計ブレード搭載の「ファイアブラッド コマセミキサー 3D/2D」も登場。

“こちらは、昨今のグレ釣りでも不可欠となってきた遠投に対応するため、X形状ブレードにアールを追加。このアールがコマセをしっかりとつかみ、さらなる粘りを出すことが可能です。” (田中さん)

磯でのパフォーマンスを最大限に高めるウェア・シューズ
雨・波しぶきをしのぐ防水機能を備えた防寒ウェアは、過酷な自然から身を護る反面動きづらさが宿命であった。それを克服したのが、釣り人のモーションを解析して設計・素材選定をした「CORACT」。

“重い・かさばる・動きにくいといったマイナス要素が徹底的に排除されていて、まるで服を着ないで釣りをしているよう。腕を上げた時に裾や袖がまくり上がらないのも快適。”
(田中さん)

“磯釣りは腕を動かすことが多いので、肩まわりの大胆なアットは非常に効果を感じました。ロッドの操作や魚をすくう際に、突っ張り感が少なく非常に動きやすいですね。”
(友松さん)

この他、「CORE-TEX・シューズ・FIREBLOOD」は、踏み込み時に底面が屈曲しやすい新構造と、フィット性を向上させた新しい「Boa(R)」システムを採用。足場の良くない磯において、従来にない自然で疲れにくい履き心地を実現した。