COLUMN

ファイアブラッド

秋磯開幕直前に名磯ツバクロへ!
田中修司、NEW FIRE BLOOD Gure でグレと決戦

グレ釣り師たちが待ちわびる秋磯開幕を目前に、ファイアブラッドのリールとタモの柄が登場。
田中修司さんが良型の口太を相手に、そのポテンシャルを明らかにする。

名礁・ツバクロのグレは百戦錬磨

局地的な集中豪雨により各地に深刻な被害をもたらす秋雨前線が、長期にわたって居座り続けている九州地方。厚い雲が空を覆うあいにくのコンディションの中で、田中修司さんが向かったのは大分県佐伯市の蒲江港から約9kmの沖合に浮かぶ深島だった。
このエリアは黒潮の恵みを受ける豊かな漁場で、グレの魚影の濃さも折り紙付きだが、秋磯シーズンの到来はまだ先。しかも、いつ雨が降り出すか分からない空模様とあって、渡船の出港を待つ人の姿はまばらだった。ふかしま丸が渡してくれた釣り場が、ハイシーズンには上礁希望者が列をなす超人気の磯・ツバクロだったことに田中さんも驚きを隠せない。

大分県佐伯市蒲江港から深島へ渡す渡船・ふかしま丸TEL090-9725-7961。

当日は午前7時ごろが満潮で、船着けに釣り座を構えたのは午前6時30分。パラパラと足元にオキアミ生を撒いてみると、表層付近にコガネスズメダイ、その下に60cmはありそうなイスズミが姿を現したが、グレと思われる魚影は確認できない。沖をイルカの群れが通り過ぎるのを横目に見つつ、さっそく準備に取り掛かる。

まずはタモから組むのが上物釣りのセオリー。
ロッドケースから取り出したのはNEWファイアブラッド タマノエ。

尾長も視野に入るということで、手にしたロッドは田中さんが絶大な信頼を寄せているNEWファイアブラッド グレ Quarter Master(クォーターマスター)。最新素材であるM40Xカーボンの採用でポテンシャルを高めたQuarter Masterは、1.2-510の軽快さに加え、パラボラチューンR+により4番までスムーズに曲がり込み、良型の尾長も暴れさせずに浮かせることができる。

名礁・ツバクロ攻略のために田中さんがチョイスしたロッドは、
シャープな振り抜き感が持ち味の
NEW FIRE BLOOD Gure Quarter Master。
セットされたリールは限定販売の
BB-X テクニウム ファイアブラッドC3000DXG S RIGHTで、
スプールには
LIMITED PRO 磯ZEROサスペンド(ナイロン)1.5号が巻かれている。

NEW FIRE BLOOD Gure Quarter Masterは
1.2‐510ならではの軽快さと、
1.5号クラスのパワーを併せ持つロッド。
パラボラチューンR+のスムーズな曲がりで
クロを暴れさせずに浮かせてくる。

タフテックαを進化させたタフテック∞を搭載する
NEW FIRE BLOOD Gureは、
高い感度で貴重なアタリを確実に伝えてくる。
従来ソリッドに対して巻き込み強度3倍、巻き込み量5倍も実現。

搭載されたXガイドは高靭性セラミック薄型のXリングを採用
(※傾斜トップ:チタンSiC、#1:フリー、#2:CI4+Xリング)。

長雨のせいなのか、水の色が悪いことを気にしつつ、道糸1.5号、中ハリス1.5号、喰わせハリス1.5号、ウキはCORE ZEROPITDVC TYPE-D(00)の半遊動仕掛けでスタート。
ハナレ瀬で生じるサラシが強くなると釣りづらいが、今のところ心配はなさそうだ。

二段ハリス仕掛けを基本とする田中さんは、
中ハリス、喰わせハリスともに
ファイアブラッド EX FLUORO HARD-TIDEの1.5号でスタート。

BB-X テクニウム ファイアブラッドには
2500番オリジナル・スペアスプールが付属する。
田中さんはこのスプールに
LIMITED PRO 磯ZEROサスペンド(ナイロン)1.7号を巻いてきた。

「ここのグレは百戦錬磨で、まずは足元のオーバーハングへ逃げようとします。サンゴがあるので突っ込まれたらアウト。それを阻止したら左手に見えるハナレ瀬の隙間に逃げ込もうとし、最終的には正面やや左沖の沈み瀬へ向かいます」と、止められなければ獲れないことは十分に理解している。

足元にはサンゴとオーバーハング、
左手にハナレ瀬、そして沖には沈み瀬があるツバクロ。
百戦錬磨のクロはこの地形を利用し、
釣り人のハリから逃れる術を知っている。

干潮時の釣り座は5.5mのタモの柄がギリギリ届く高さで、
ロッドは5.1mより5.3mの方が有利な状況。

ロッドを立てることで道糸を持ち上げ、ウキを海面下に漂わせるパターンで狙うと、1投目、2投目とツケエが残ったが、狙い方に迷いはない。答えが出たのは6投目のことだった。
足元への突進を未然に防ぐべく、電光石火のアワセを決めた田中さんにとって、ハナレ瀬への激走は不意を突かれた形だったか。結果はラインブレイクだが、勝負は始まったばかりだ。
午前7時35分に下げ潮が動き出したところで取り出したロッドはNEWファイアブラッド グレ TENTACLE(テンタクル)で、道糸、中ハリス、喰わせハリスともに1.7号に変更。

下げ潮に変わってからは
高い足場からのラインメンディングを得意とする
NEW FIRE BLOOD Gure TENTACLEを使用した。
遠投による良型攻略も視野に入れたアグレッシブなロッドチョイス。

道糸の号数アップに合わせてチョイスしたハリスは
ファイアブラッド コンペエディション EXフロロの1.7号。

ツバクロの船着けは足場が高いが、潮位が下がる前に5.3mのロッドに持ち替えておけば、後半もスムーズに釣り続けることができる。
竿3本ほど先を狙って最初にキャッチした本命は35cmの尾長で、アタってきたタナは2ヒロほど。
「尾長は上下動しているようで、仕掛けを張っているとツンというアタリが出ました」

まずは35cmの尾長をキャッチ。
ここからのサイズアップがこの日の課題となる。