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BEGINNER 入門・初級者向け解説

vol.6 瀬戸内のグレにアタック!【後編】

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阪本 智子
阪本 智子 (さかもと ともこ)
ショア、オフショア、ルアーにエサ釣りとなんでも愉しむ。この連載ではフカセの愉しさをみなさんにお伝えします!
「仕掛けの操作が釣果アップのコツ!」

グレの動きを読む

ずっと正面を釣っていたのですが釣れるサイズは変わりません。そこでマキエを正面へ、仕掛けは潮下に入れてみました。サイズが上がらないときは、サシエをマキエの中心から離すといいサイズが喰ってくることも多いそうです。

グレの動きを予測して狙え!
正面に小型グレが多いときは、潮下にいると思われるサイズのいいグレを狙います。あるいは、潮上にマキエを撒いてグレを走らせます

「キター!」
心地よいアタリに竿を気持ちよく曲げる強い引き! サイズアップに成功♪ 25㎝まで引き上げることができました。グレの動きを予測して、マキエの撒き方や仕掛けの投入の仕方を変えながら狙っていくのは、チヌ釣りとは違う感覚で愉しい。
こうしてキーパーサイズを2ケタ釣ることができたので、気分転換も兼ねて違う場所へ移動することになりました。次はどんな場所だろう? わくわくします。

狙いどおりにヒット。テンションが上がります

「狙いがピタリとハマりました!」

工夫すればサイズが変わる。
このおもしろさ、ぜひ体験してみて!
サイズアップ!
「コツをつかみましたよ!」

少ないグレを狙い撃ち

やってきたのは「小水無瀬の広場」。ここも足場がよく釣りやすそう。おまけに風裏で、暑いくらいです。「さっきのような状況ならもっとカンタンに釣れるかも?」と思ったら大間違いでした。こちらはエサトリの多さは同じですが、さらに沖までエサトリだらけという感じでした。

移動して第2ラウンド。小野さんは横でコンスタントにグレを追加されていました。あとエサトリを集めてサポートしていただいたり……感謝です!

目の前には無数のエサトリ! 沖には何匹ぐらい集まっているのでしょうか?
「これをどうかわそう?」

攻略法としては、足元にエサトリを留めてできるだけ遠投する……のですが、20m沖までエサトリが出ていきます。これはなかなか厳しい。でもわたし、こういうときこそ燃えるのです。

エサトリが出ていけない距離までマキエを投げます。チヌ釣りの経験が活きましたよ〜
「とにかく遠投だー!」

サシエをオキアミ、ネリエサ、ムキミと使い分けて遠投を繰り返し、ムキミを少し深いタナへ送り込んだときにいいアタリ! ようやくこの場所での1匹目を釣ることができました。
グレがいる場所とタナが分かればこっちのものだ〜なんて思いましたが、あとが続きません。それどころか、エサトリがどんどん沖へ出ていきます。そこでかなり潮上に仕掛けを投入すると、「グーン!」と竿先まで引っ張るいいアタリが出て25㎝クラスのグレがヒット。魚の動きを予測して仕掛けを投入して喰わせるという過程がたまらなく愉しい。無心で釣り続けました。

思い切り遠投して喰わせることができました。これはうれしい1匹でした
「狙いどおりにヒット!」

難しいからこそおもしろい!

サシエをローテしながら仕掛けの投入点を潮上と潮下に変えて、ここでも5匹以上釣ることができました。チヌ釣りに比べると、仕掛けの投入と回収のテンポが早く、忙しい釣りでしたが、とっても愉しい時間を過ごすことができました。

着水すると同時にサシエをひったくっていったのは良型のサヨリ

仕掛けが遠くに飛ばないとエサトリの餌食。でもなにかは釣れるのでうれしいです

いいところにハリ掛かり!
「タナがバッチリ!」

なんとなくですが、魚の動きを読めるようになったのは大きな収穫でした!
サイズもまずまず♪

こっそり目標にしていた30㎝オーバーには届かなかったけれど、釣りはじめは「難しい」と思ったことが「愉しい」と思えるようになったのは大きな進歩かなと。

こぼれたマキエを洗い流して納竿です。やりきった感がありますよね
「最後は清掃」

それによりグレ釣りの愉しみがひとつ増えました。また、チヌ釣りにも通じるものがあって勉強になりました。
グレはこれからよく釣れるシーズンを迎えます。瀬戸内ならではのグレ釣りに、ぜひ挑戦してみてくださいね!

次回は「山口の磯チヌにアタック」です

山口の名手・小野一之さん。本当にお世話になりました。ありがとうございました!

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