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BEGINNER 入門・初級者向け解説

vol.4 広島湾の地磯でチヌにアタック!【後編】

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阪本 智子
阪本 智子 (さかもと ともこ)
ショア、オフショア、ルアーにエサ釣りとなんでも愉しむ。この連載ではフカセの愉しさをみなさんにお伝えします!
「チャンスを逃さず本命攻略!」

今回のタックル

「竿は『鱗海AX』06号でチャレンジです!」
「シマノ『ロッドケースXT スリム』に竿2本と玉網の柄と網、シャク、小物などを収納」
水深が浅いのでチヌの引きを味わうため、軟らかめの06号を選択した
最初に玉網をセットする。もしなにか海に落としてもさっと対応できる。これも大知さんに学んだこと

アドバンス イソ タマアミ』。45cmステンレス枠とナイロンの網がセットになっている。500を使用

2019年に登場したNEWモデルの『鱗海AX』。スパイラルX、IMガイド、オリジナルスクリューシートを搭載して30,000円クラス!

ハリスは軽い仕掛けをなじみやすくするため1.2号。智子ちゃんはフカセをするまでこの号数は「細い!」と思っていたが、40cmクラスを連発させてからは安心して使っている
「2ヒロ(約3m)かな?」
リールはエントリーモデルながら充実の性能を備える『BB-Xラリッサ
仕掛けに使うガン玉やハリなどのパーツは『スタッフケース』90を2個合体させたものに収納してポケットへ
「ウキは『コアR自在』。1種類のウキを使い込むのがおすすめです」
「ウキは『フルオープンポーチ』に収納。透明のフタで中が分かりやすい」

ワンチャンスを逃さずに

仕掛けをマキエの潮上、潮下と投げ分けてみますが、フグの猛攻が続きます。ネリエサを入れてみると今度はベラが釣れるように。
「ここはチヌがいないのかな……」
場所移動が頭に浮かんだタイミングで潮の流れが緩みました。変化はチャンス!黄色いネリエサをハリに刺し、マキエを正面に5杯撒きます。仕掛けはマキエよりも5mくらい潮下へ投入。これまでに撒いたマキエが潮下にいっぱい溜まっていると思ったからです。

ウキはゆっくりと右へ流れます。なんとも言えない釣れそうな予感、あとはウキが「ス~ッ」と沈んでくれたらな~。

狙いは30m沖。竿の反発力を活かして遠投!

ドキドキ ワクワク……
緩んだ潮に仕掛けを流す。喰いそうな予感!

じっとウキを見つめていると、10mくらい流れたところできれいに消し込みました!そのまま待っているとラインを強く引っ張ります!フグとは全然違うアタリ。とっさに竿を立てると重量感とともに竿が曲がります!
「ゴンゴンッ!」
首を振る感触。これは……チヌだ!

「狙いどおり!キター!」

ネリエサの色と大きさでイチ早くチヌに気づかせる作戦が功を奏した
ネリエサで勝負!

浅い場所なのでチヌは右へ左へと走り回ります。これが深い場所だったら、その場で首を振っていることが多いのですが、浅い場所はこうして泳ぎ回ってくれるのでやり取りが愉しいですよね。

引きをじっくり愉しんで手にしたのは35cmのきれいなチヌ!自分で考えた釣り方で釣れた1匹はうれしさも格別ですね!

「フグが多かったから、ハリスをかまれてないかヒヤヒヤでした」とのこと
「なかなかやるでしょ~!」

苦戦した末の1匹は『フィッシュバッカンEV』でしばらく観察した後、リリースした。玉網の中で少し泳がせてから海に返した

今回のヒットパターン

地磯でのフカセを満喫

2匹目を狙いましたが、また潮が速くなり、潮位も下がって釣りにくくなりました。そこで戻りながらよさそうな場所で竿を出してみることに。

釣り座を変えてもう1匹を狙ったものの、潮位が下がり過ぎて難しい状況に

本浦という所でグレが群れている地磯を発見。さっそく狙ってみたのですが、人が入りやすい場所なのかスレている様子。マキエは拾うのですが、サシエを見抜くのです!これはなかなかおもしろい。思わず夢中になってしまい、マキエを使い果たして納竿となりました。

スレたグレ相手に本気で挑んだが、マキエがなくなって終了
「地磯のグレは手ごわい!」

こぼれたマキエを洗い流して納竿。約10kgのマキエを撒き切った
最後は清掃!

いや~、愉しかった。
チヌも釣れたし、景色も愉しめました♪季節は秋。過ごしやすい時期ですので、みなさんもぜひ、お手軽な地磯でのフカセ釣りに挑戦してみてください。

次回は「瀬戸内グレにアタック」です。

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