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PROFESSIONAL 中・上級者向け解説

中出一也×極翔 石鯛×KAIKON 熱釣インプレッション

小笠原遠征でクチジロと真っ向勝負
70cm台後半をブチ抜き信頼性の高さを実感

夢は日本記録!乗っ込み期に照準

東京都小笠原諸島は、狙って70cmオーバーのクチジロが釣れる最後の秘境といえます。これほどクチジロが釣れる島は、日本全国どこを探してもありません。私は日本記録を釣る夢を追って毎年のように小笠原諸島の母島に遠征していて、2016年も4月上旬の乗っ込み期に照準を合わせて釣行しました。

タックル条件は強烈な引きに耐えうる高い剛性

今回、使ったタックルは、ロッドが極翔 石鯛 525 口白SPECIAL、リールがKAIKON 3000Tになります。クチジロは、とてつもないパワーで釣り人を圧倒する底物師にとって最高峰のターゲットです。やり取りの間に何度も突っ込み、一度浮かせても、再び突っ込もうとして、ブチ抜くまで気が抜けません。そんなクチジロに対して、タックルに求められる性能は、一にも二にも、強烈な引きに耐えうる高い剛性にあります。

喰い込みがよくても取り込めないロッドでは意味がない

ロッドは軟らかいほど喰い込みがよいのは当たり前ですが、クチジロの場合、喰い込ませることができても、取り込めなければ意味がありません。取り込むには、ロッドを起こして、なかば強引にクチジロの顔をこちらに向かせるだけのパワーが不可欠になります。

極翔 石鯛のダブルX構造が強烈な引きを吸収

極翔 石鯛 525 口白SPECIALは、専用設計だけあって、クチジロの引きを粘る胴で受け止め、何度突っ込まれても強靱なトルクで浮かせることができる最強ロッドです。シマノのロッドテクノロジーを代表するスパイラルXハイパワーXのダブルX構造が、ネジレやブレを抑え、効果的に強烈な引きを吸収しているのだと思います。今回、60~70cm台後半のクチジロを何尾もブチ抜きましたが、まったく折れる気がしなかったことも、心強く感じました。

手持ちの操作性に優れる525という長さ

母島では、生きたエサを使うことは禁止されていて、主に冷凍のシラガウニやイセエビを使います。イセエビは特にクチジロが好むエサですが、喰い込ませるには手持ちにして送り込む動作が必要になります。そのとき、525という長さは、すごく操作性がよいと感じています。クチジロにサシエサを喰い込ませる過程で、フレキシブルにロッドを操作できることは、数少ないチャンスをつかむ重要な特性だといえます。

リールには十分なドラグ力が必須

リールに関しては、ドラグをガチガチに締め込んでスプールが逆転しない状態でやり取りしています。クチジロのパワーを受け止めて、強引にこちらに顔を向かせないと、走られて取り込めないからです。そのため、十分なドラグ力を備えていることが、対クチジロリールの必須条件になります。

何尾ものクチジロが証す信頼性の高さ

KAIKON 3000Tは、まさにそんな要望に応えてくれる強靱なリールです。高い剛性を誇るHAGANEボディを採用し、最大ドラグ力は12kg。クチジロと真っ向勝負できるリールです。今回の遠征で、70cm台後半を頭に何尾ものクチジロをブチ抜いて、改めてKAIKON 3000Tの信頼性の高さを実感することができました。

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