夢磯倶楽部 防波堤にときめく。磯にたかぶる。

PROFESSIONAL 中・上級者向け解説

森井 陽×BB-X SPECIAL SZII 熱釣インプレッション

細身なのにパワーのあるブランクス
1号ロッドで口太グレ50cmオーバー

細さ、軽さ、高い操作性が際立つ先鋭ロッド

細身でシャキッとした先調子により、軽快に釣り続けることができるBB-X SPECIAL SZII。ズーム機能を搭載した、軽さと操作性が際立つ先鋭ロッドです。使ってみて、まず実感するのは、細身先調子からくる振り抜けのよさ。軽く、小さいXガイドを穂先に搭載したことにより、操作性が格段にアップしました。風が強い日でも正確に仕掛けを振り込むことができますし、糸ガラミも激減して、あたかもインナーガイドロッドを使っているかのようです。

1本で2本の竿を持っているかのような感覚

ズーム機能もこのロッドの大きな特長ですが、従来のBB-X SPECIAL SZと比べ、ズーム位置や滑らかさが進化しました。従来ロッドよりズーム位置が5cm手前に設計され、イン/アップの操作がよりしやすくなっています。シリコン樹脂を使った新感覚のシルキーズームは、非常に滑らかなのに緩みがなくしっかり止まります。高水温期に浅いウキ下で手返し良く釣る場合は、ズームインした485で、寒グレ期のロングハリスや高い釣り座ではズームアップした520で釣るといいでしょう。1本で2本の竿を持っているような感覚で釣りができることが嬉しいですね。

タメて引き出される予想以上のパワー

でも、このロッドを使い込んでみて驚くのは、細身で肉厚、先調子のブランクスに、予想を超えるパワーが秘められていることでしょう。中型魚なら1~3番で軽くあしらえますが、本領を発揮するのは大型魚を掛けたとき。胴でグッとタメたときに相当なパワーを発揮して、魚を浮かせてくれます。1号ロッドで45cmの口太グレなら十分対応可能。私は愛媛県矢ケ浜の磯で51cmを取り込みました。細身のパワー調子といえるかもしれませんね。

Xガイドの穂先が繊細な釣りの味方に

これから寒の時期を迎えると、仕掛けを深く入れ込んで小さなアタリをとらえる釣りが主流になります。道糸や穂先でアタリを取る機会が増えますが、Xガイドを装着したしなやかで垂れない穂先が、わずかなアタリを感じる繊細な釣りで威力を発揮してくれるに違いありません。口太グレ狙いのロッドは、1.2号や1.5号が主流ですが、パワー調子のBB-X SPECIAL SZII、1号も視野に入れて選ばれるといいのではないでしょうか。

PAGE TOP