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BEGINNER 入門・初級者向け解説

遠藤いずみ × 山口美咲 Enjoy フカセ釣り!

遠藤いずみ × 山口美咲 Enjoy フカセ釣り!
~対談編③チヌとグレ、それぞれの愉しみ方~

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遠藤 いずみ (えんどう いずみ)
関東をホームにフカセ釣りを愉しむ。シマノ磯フィールドテスター。

女性同士でフカセのことこんなに話すのは初めて!

山口 美咲 (やまぐち みさき)
瀬戸内をホームにフカセ釣りを展開。トーナメントにも積極的に参戦。シマノ磯フィールドテスター。

ホント、何時間でも話していられますね!

関東、瀬戸内と異なるフィールドで活躍中の女性アングラー・遠藤いずみさんと山口美咲さん。2人のフカセ釣りに寄せる思いをじっくり語ってもらいました。

チヌ釣りとグレ釣り

――チヌとグレ、それぞれどのように釣りを愉しんでいる?

いずみ どっちもフカセで狙う魚だけど、チヌ釣りとグレ釣りって別なものと考えてるかな。それぞれに魅力があってどっちも好き。

美咲 わたしもです。どっちも大好きです。選べって言われても選べないですよね?いずみさんはチヌ釣りとグレ釣りってどう考えているんですか?

いずみ チヌ釣りはゆったりとした時間の中でじっくり狙っていく、向き合う釣りって感じてるかな。マキエでポイントを作って、そこにチヌがやってくる前兆(エサトリがいなくなる)を感じながら、わくわくしながらアタリを待つ。これがわたしにとっては理想的なパターンなんだけど、そうでないことも多い。だからじっくり考えていろいろ作戦を立てて実行する。そこがいいかな。

美咲 そうですよね。読み通りに喰う日もあれば、1投目からいきなり来ることもあるし、がんばって朝から夕方までやってラスト1投でやっと来ることもある。動きが読めないですよね。だからこそ夢中になれるんでしょうね。

釣り雑誌などに中学生のころから登場している彼女。「みさきちゃん」でおなじみの方も多いはず。
「こういう写真って慣れてないので照れますね」

いずみ 同じ場所でもそうなのに、地域が変わるとまた全然違うの。東北、北陸、関東、中四国、九州、沖縄、台湾といろんなところでチヌを狙ったんだけど、同じ魚なのにこんなに違うの?って感じた。でも「じっくり釣る感覚」は、どこでも変わらない。そこがすごい。

美咲 チヌって、なんか考え方もガラッと変えないといけないんですよね。作戦がたくさん必要です。とにかくアプローチの仕方をたくさん考えないといけない。潮の動きだけでは判別できないんですよ。グレって潮が止まるとてきめんに喰わなくなることって多いのに、チヌってそうじゃないところが多い。いずみさんは経験ないですか?

いずみ すっごいある。「え~っ!ここで喰う?」ていうタイミングでヒットしたことは何度もあるよ。

「1匹のチヌが人生を変えたといってもいいですよ。釣りは最高の遊びです」といずみさん。
フカセの話はやはり男性釣り師とすることが多いそう。そういった意味でも今回のトークは刺激たっぷりだったそうだ。

美咲 潮止まりでも底に仕掛けを這わせてたら喰ってくることもあるし、そのときのサシエもいろいろ試さないといけない。じっくり狙いながらその日のヒットパターンを探していく感じですよね。喰ってくるサイズも「こんな時期にこんなところでこんなサイズが!」という1匹がくることもある。そういう読めないところがアツくさせてくれますよね。では、グレ釣りはどうですか?

いずみ チヌとは違う直線的な強い引きと、潮を読んでそこに仕掛けをうまくなじませていったときにヒットするというゲーム性の高さに魅力を感じてるかな。チヌよりはスピードも求められる。表現するのがちょっと難しいんだけど、繊細っていうのか、「うまく」っていうのが大切な釣りって気がしてる。

美咲 本当にそうですよね。なんて表現したらいいのか、難しいんですよ。わたしもグレは1日の中でずっと繊細さを求められる釣りと思っているんです。仕掛けを流すときにちょっとの張りと緩みだけで全然変わってくるんですよ。仕掛けを張ったら絶対にダメってこともない。そのちょっとの差を探して当てはめていくのがすごく愉しい。

いずみ 潮に対して、グレに対して自分の釣り方がだんだんハマっていく感覚があるよね。それがうまく合わさったときは入れ喰いになるもんね。そういう感覚は地域を越えても共通かもね。

美咲 そうですよね。でも1匹を追う感覚と釣ったときの達成感がチヌとグレとで違わないですか?どっちも好きで、比べられないんですけど、違いは感じてます。

いずみ そうだね。だからやっぱり別の釣りなんだよね。

海辺を見ると「あ、あのカケアガリにチヌ着いてそうですね」と話す2人。根っからのフカセ師です!

異なるパターンから最適な作戦を練るチヌ釣り。
潮を読み、少しの差を探し当てる繊細なグレ釣り。

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