夢磯倶楽部 防波堤にときめく。磯にたかぶる。

磯・防波堤関連新製品
スペシャルコンテンツ

平和卓也×イソリミテッド NEWタックルインプレッション

釣り人に圧倒的なアドバンテージを与えてくれる
その使用感は総合力に優れた高級車

たとえるなら鍛え上げたアスリートの体幹の強さ

 「初めて手にしたときに、これは“モノ”が違うなとすぐに感じました。たとえるなら、鍛え上げたアスリートの体幹の強さ。振っても揺らしてもどこかに安定感がある。入力した動きだけを全体でこなして入力をやめるとすぐにピタッと止まるんですね。だから振り込みがすごく決まるし、魚を掛けたときの落ち着きが早い。魚にしてみれば制御されている、何か動けない、暴れられない、加速しづらい、そんな感じじゃないですかね」

 凪の日も風の日も一年中竿を出す平和卓也さんは、おそらく日本で一番竿を振っているフカセアングラーの一人だろう。そんな平和さんがこれまでにない一本と話すのが9年の時を経てフルモデルチェンジしたシマノの最高峰フカセロッド「イソリミテッド」だ。

 従来のスパイラルXに比べネジリ強度を10%、つぶれ強度を15%アップし今まで以上に軽くて強く粘る次世代ブランクス「スパイラルXコア」、グリップ力がアップするXシート(パームフィットシートCI4+Ⅱ)や従来ソリッドに比べ3倍の巻き込み強度を誇る高強度ソリッド穂先「タフテック∞(インフィニティ)」を初採用したそれは「シマノ磯開発チームが最先端の素材とテクノロジーを結集した最高級の仕上がり」になっていると。

軽くて強く粘るコアブランクスが先手を決して渡さない。ムロバエ群礁のアンパンにて。

軽快な振り抜き感で狙ったところへの投入が思いのまま。

大型のイズスミを余裕のリフトアップ

 平和が挑んだのは高知県の西南端に位置する柏島。デカ尾長の巣窟として知られる沖ノ島や鵜来島の南に位置するここは、四国屈指の乗っ込みイシダイ場として知られるが、尾長、口太ともにグレの魚影はすこぶる濃く平和のお気に入りのひとつ。5軒の渡船が磯割りし日替わりでローテーションしており、今回はムロバエ、幸島周りでのアタックだ。

 初日に渡礁したのはムロバエの中でも足場がいいアンパン。東向きの釣り座には下り潮が当てて、跳ね返った潮が竿1本ほど前でぶつかり潮目を作っている。マキエを撒くとエンゼルフィッシュに似たツノダシの下に50~60cmのイズスミが乱舞。その様子から尾長の適水温だと判断した平和のテンションは一気にアップし、イソリミテッド・マイティブロウ1.5-530に3号ハリスでフィッシングスタートだ。

 開始早々いきなりアタリをとらえた。竿尻を下腹に当てる“腰ダメ”でバットに乗せて締め上げる。イソリミテッドが美しい曲がりを見せながらもあっという間に浮かせてきたのは、50cmオーバーのイズスミだ。続けて同型のイズスミを追加した。

ピンポイントを精度高く攻めミドルサイズの尾長をテンポよく引き出していく。

 「決して硬すぎないし胴に乗りすぎることもない。やり取りが心地よくて面白いですね」。狙いの尾長ではないものの、尾長に勝るとも劣らないパワフルファイターとの真っ向勝負を愉しむ平和さん。イズスミ特有の竿をたたく引きをあまり感じさせないのも、イソリミテッドの体幹の強さによるものなのだろう。

 当て潮が緩くなり釣り座右側の浅くてサラシが広がる場所へ狙いを変更。潮のヨレやサラシの切れ目、シモリの際などピンポイントへ、マキエと仕掛けを入れるタイミングをずらしながら探り、活性の高いイズスミの中から35cmクラスの尾長を引き出していく。仕掛け投入の精度の高さや掛けたあとの流れるような取り込みに、パワフルファイトとはひと味もふた味も違う竿の優雅さが漂う。

1.5-530マイティブロウでパワフルファイターとの真っ向勝負。

尾長に勝るとも劣らない引きを味わわせてくれたイズスミ。

 その後は再びでかイズスミタイムが訪れ60cmクラスの強烈な引きを満喫。尾長のサイズアップは翌日に持ち越した。

ハリスの限界を感じさせないコアブランクス

 2日目は天気が下りで強まる東風をさけて幸島の西ノハナへ。この日はイソリミテッド・アステイオン1.2-530に2号ハリスをセレクトした。開始早々35cmオーバーの尾長を余裕で引き出し滑り出しは上々だ。

 この磯も水温が高いのだろう。イズスミの活性は高く50~60cmがイソリミテッドを絞り込む。昨日よりもワンランク落としたタックルだが、心配するそぶりも見せず強気でがんがん締め込む平和さん。

 「ど派手に竿は曲がってますが、身体は全然しんどくない。怖い怖い、切られるっていうのはまったくないですね。やり取りのうえでラインに不安を感じることがないのは竿への乗り方が全然違うからですよ」

 ハリスの限界を感じさせないスムーズな曲がりと粘りが、釣り人に余裕を与えてくれる。これもコアブランクスのポテンシャルだ。

 やがてイズスミの群れの中に40cmクラスの尾長らしき尾ビレがチラリチラリと見え始めた。しかし、強さを増した風が左から回り込んで吹き付け、心配していた雨も降り出した。

雨風が苦にならない操作性が尾長を引き出す

 「竿が風であおられてもすぐに戻るし、あおられる幅そのものが少ない。イソリミテッドならではのベタツキ防止リングが一役買って雨のベタつきも気にならないし、穂先と2番にセットされたXガイドと相まって、ラインの通りもめっちゃスムーズですよ」

 雨風というフカセ釣りではもっとも厄介な状況もまったく苦にならないという平和さん。手を替え品を替え尾長との距離を詰めていく。そして、浮上する尾長のタナの頂点に合わせてウキ下を詰め仕掛けを立てる攻めから、ウキ下を長く取り仕掛けを斜めになじませて浮上する尾長のタナの頂点でマキエとサシエを合わせる攻めが的中。降りしきる雨の中、尾長グレ43cmを手にしたのだった。

東寄りの風が強く吹く2日目は幸島の西ノハナで1.2-530アステイオンを気持ちよく曲げる。

遂に本命をとらえた。軽快なフットワークとイソリミテッドのロッドパワーで一気に勝負に出る。

ズシリとした重量感。勝利の雄叫びを上げる平和さん。

雨風の中、手にした尾長グレ43cmにしてやったり。

 「イソリミテッドは、シマノ調子のど真ん中を突き詰めたフラッグシップモデル。スピードは出るしコーナーはロールをせずにきっちり曲がるし、ドアを閉めるとボムって音がする。使用感がとにかく心地いい。スポーツカーではなく総合力に優れた高級車のイメージです。この竿によってこれからの釣りがどうなるのか、めちゃくちゃ愉しみですね」

 2日間の釣りを振り返りそう話す平和さん。NEWウエポンを手にした平和さんの活躍から目が離せない。

平和 卓也さんのタックル

ロッド イソリミテッド・アステイオン (1.2-530) / マイティブロウ (1.5-530)
リール BB-Xテクニウム (SUTブレーキタイプ) (C3000DXG S RIGHT)
道糸 ナイロン (2~2.5号)
ハリス 1.7~3号1~2ヒロ
ハリ グレバリ (7号)

関連製品

  • ロッド
    ISO LIMITED

    イソリミテッド [ISO LIMITED]

    イソリミテッド [ISO LIMITED]

    強・軽・粘、全てが創造を凌駕する。
    シマノ磯ロッドの頂点、イソリミテッドが9年の時を経て降臨。常に釣り人が主導権を握ったやり取りを可能にします。

    詳細はこちら

  • リール
    BB-X TECHNIUM

    BB-X テクニウム[BB-X TECHNIUM]

    BB-X テクニウム[BB-X TECHNIUM]

    ブレのない高速レスポンスで、主導権を渡さない。
    ハンドルの逆回転なしにラインをリリースするシマノの最先端テクノロジー・SUT(スット)ブレーキを搭載した「NEW BB-X TECHNIUM SUTブレーキタイプ」。レバーブレーキリールの新たな世界がここからはじまります。

    詳細はこちら

スペシャルコンテンツ一覧はこちら

PAGE TOP