タックルインプレッション

SHIMANO Tackle Impression

ソルトウォーターソルトウォーター
[インストラクター]

MASATAKA YUKAWA

湯川 マサタカ

和歌山県紀伊半島をホームに活躍するエギングエキスパート。日中をメインにボトムを丁寧に探る釣りを得意とする。釣り場を見抜く洞察力も鋭く、反応がなければ1投で見切るほどの攻撃的なスタイルも持ち味だ。’16年末からシマノインストラクターに仲間入り。

CI4+ボディ&ハンドルにNEWマグナムライトローターを搭載し軽さと強さがさらに進化

「セフィアCI4+はもともと軽い。新型はボディだけでなくハンドルにも、軽くて剛性の高いCI4+を採用して軽量化を追求。軽さは感度アップにつながるし、ロッドとバランスが取れていれば操作性も上がります。さらに新型は、HAGANEギアはもちろん、さらにNEWマグナムライトローターを搭載して強さと軽さを兼ね備えています。ドラグが鳴るくらい強いシャクリをしたり、海のライトゲームのどの釣りよりもリールを酷使するけど、滑らかな巻きごこちが維持できますし、巻き出しが軽い。コアプロテクトで防水性が上がっているのも安心感がありますね」。

NEW セフィア CI4+[SEPHIA CI4+]

湯川マサタカとNEW セフィア CI4+

NEW セフィア エクスチューン[Sephia XTUNE]

NEW セフィア エクスチューン[Sephia XTUNE]

使用モデル1

S804L+

ティップのフィーリングは?

「ソフチューブトップでしなやか高感度。潮の重さや流れの変化がわかりやすいです。あとティップ部にXガイドを搭載して、糸絡みがほぼないのも良いですね。小径ですけど、リーダーの結び目を巻き込んでも糸抜けが良いので、飛距離に影響せずに良く飛びます」。

「効率良くシャクれる強さも感じます。ライン絡みなどトラブルが少ないのも良い」。

セフィアXTUNE S804L+のプロトは、手にした瞬間、まず軽さを感じました。NEWセフィアCI4+C3000Sとバランスが良く、操作性は抜群で感度も良いです。長さは8フィート4インチで取り回しやすく、ある程度足場の高い堤防や磯など幅広い釣り場に対応します」。

対応エギは?

「3.5号がメインです。L+でも3.5号がしっかりシャクれる。これはスパイラルXとハイパワーXの恩恵ですね。強い負荷がかかってもブランクスがネジレや潰れに強く、パワーロスを抑えるから少ない力で効率良くシャクれます。デカイカをのせてグンッと走られても、釣り人が主導権を握りながら引きを受け止めるタメのパワーも持っています」。

パワーはしなやかさと強さを併せ持つ“L+”

「ティップはソフチューブトップでLクラスのしなやかさだけど、ベリーからバットはMLクラスの強さを持たせてあるから“L+”。シャクリでムチのようにしなるけど、2kgオーバーを難なく獲れるパワーを備えています」

6月に発売予定のセフィアエクスチューンS804L+は、現在、湯川さんがメインに使用しているロッドだ。
「S804L+は、いくら話しても話し足りないくらい(笑)。キャスティング用のエギングロッドにソフチューブトップが搭載されたモデルで、ソリッドティップ並みにしなやかで、チューブラーのように高感度です」
その狙いは?
「ティップはしなやかでシャクるとムチのようにしなり、ベリーからバットは適度に張りを持たせてあるから、シャクったときに潮の重みをしっかり感じることができます。潮を重く感じたら、これは釣れそう! わかります」
水中を察知する感度が優れる?
「はい。潮の状態を感知しやすいということは、イカのアタリもわかりやすいです。ティップは軟らかいですけど、軽量なXガイドと2つのXの効果で、シャクった後にボヨヨーンッとブレずにピタッと止まる。そこも使っていて、すごいと感じるところです」
しなやかだけどシャープで高感度という使い心地?
「はい。イカがより釣りやすいロッドです。そこが僕のエギングの楽しみ方の根底につながります」
楽しみ方の根底というのは?
「サイズに関係なく、イカの引きを楽しむこと。イカがたくさん釣れれば、それだけ引きが楽しめます。S804L+はエギングの楽しさを倍増してくれるロッドです」

セフィア 4X4 3.8FS/3.8FSR/3.8DFR[Sephia 4X4]

使用モデル1

Sephia EGIXILE 4×4 3.8FS

「冬や春など大型イカを狙いにいくときは3.8号を使います。大きめのエギのわりにはフォールスピードは速めで、ディープのボトムに入れやすい。4号は大きくて使いにくいという人にもちょうど良いサイズです」。

セフィア 4X4 3.8FS/3.8FSR/3.8DFR[Sephia 4X4]

使用モデル1

Sephia EGIXILE 4×4
Tune Loudness 3.5号

「エギザイルラトルより若干フォールが速く、ラトルでは攻めにくい速い流れや水深で使います。速いフォールを利用して、シャローをランガンで撃ち回って活性の高いイカを拾う、テンポの早い釣りをするときにも効果的です」。

セフィア 4X4 3.8FS/3.8FSR/3.8DFR[Sephia 4X4]

使用モデル1

Sephia EGIXILE Rattle 3.5NR

「基準として最初に使うことが多いのがエギザイルラトルの3.5号です。ボディが太めで水を受けやすく、ラインを張り気味にフォールすれば姿勢を安定させやすく、ゆっくり沈む。しっかり抱かせやすいエギです」。

NEW セフィア CI4+[Sephia XTUNE]

エクスチューンの血筋をひく高性能

NEWセフィアCI4+(シーアイフォープラス)は、湯川さんも注目のロッドだ。
「セフィアエクスチューンの下位機種になりますけど、スパイラルXにハイパワーX。Xガイド、パーフェクションシートCI4+など、エクスチューンと同じ主要機能が搭載されている。それだけで期待できますね」

使用モデル

S803L

「しなやかで高感度。ランガンにも回遊待ちにも使えます」

「8’3”と短めですが、スラックを出したラインをパンッと瞬間的に張るシャクリができます。ソフチューブトップは、しなやかでエギが藻にのったのがわかるくらい感度が良い。スパイラルXとハイパワーXのおかげでしなやかなのに反発が速いから、レングスのわりには飛距離が出る。僕が今、メインに使っているエクスチューンS804L+に近いフィーリングです。曲がりもスムーズでクセがなく、強風下の足場の高い釣り場以外ならランガンにも回遊待ちにも使えます」

使用モデル

S806ML

「強めのシャクリを好む人や大型エギにマッチします」

「初めて手にしたときは、8’6”にしては軽いなぁ、という印象を受けました。Xガイドのおかげでキャストの抜けもすごく良いです。シャクリ感は意外とパワーがあるので、バシバシ強めにシャクリたい方にもおすすめですね。パワーがあるといってもブランクス全体がきれいに曲がるので、オールマイティにストレスなく使えます。僕ならちょっと大きめのクリンチ・エクスカウンター3.8号で、でかイカ狙いの回遊待ちをするときに使いたいですね」

NEW Sephia CI4+に搭載される先進の機能に迫る!

湯川さんの解説のとおり、NEW セフィアCI4+にはスパイラルXやハイパワーXをはじめ、セフィアエクスチューンからフィードバックされた機能を多数搭載。その中から2つの“X”以外で湯川さんお気に入りのファンクションをピックアップ!

パーフェクションシートCI4+で握りやすい

「リールシートはエクスチューンと同じ仕様で、軽くて強くて高感度。バシバシ強くシャクるときもしっかり握り込めます。コルクがあしらわれたグリップ周りのデザインも僕は気に入ってます」

Lパワーにソフチューブトップを搭載

NEWセフィアCI4+にソフチューブトップが採用されているのは、S803LとS806Lの2本。トップガイドの赤いスレッドが目印だ。「Lクラスは潮の重みを感じやすい。エギは3号をメインにドラグを緩めに調整すれば3.5号までしっかりシャクれます。」

Xガイドで不快なライン絡みを解消

トップガイドから4つ目までにシマノ独自のXガイドを搭載。「小さくて引っかかりがないから、ティップにラインがのっても糸抜けが良く、ライン絡みはほぼ解消。トラブルレスで使えます。またガイドの軽さは感度アップにも貢献」

攻撃的ラン&ガンと低活性イカ攻略を実現

セフィアのエギに新シリーズの“クリンチ”が仲間入り。

「ボクシングで形勢が不利なときに相手に抱きつくクリンチにかけたネーミングです」

カエル跳びアッパーとエクスカウンターの2タイプ。ユニークなネーミングですが、サイズ的には前者が秋の小型イカ、後者が冬春の大型イカ用?

「イカのサイズによる使い分けもできますが、この2つはそもそもコンセプトが違います」

どのような意図が?

「カエル跳びアッパーは、シャローのシモリ際など障害物をタイトに撃って、活性の高いイカを拾っていく攻撃的なランガン向きのエギ。エクスカウンターは、流れがなくてもフォールで潮に馴染んで、居ても喰わないイカに抱かせることを一番に考えて開発されたエギです」

では明確なコンセプトの違いを出すためのギミックは?

「それがとくにないのが、クリンチのギミックです。ボディやシンカーの形状、サイズ。それらの絶妙なバランスだけです。見た目はシンプルですけど、その部分で手が込んでいるから、コンセプトどおりの攻め方で釣果が出せます。狙いどおりに釣れれば、エギングがもっと楽しくなりますからね」

カエル跳びアッパー 使いどころ

カエル跳びアッパー
使いどころ

ボトムに変化が多いシャローエリア

「磯の沈み根やスリットなど、ボトムに変化が多いシャローエリアで使います。水深1mを切る浅瀬にもイカは居て、障害物に付くイカを狙い撃ち。頭下がりでフォールが速いので、流れのある深場で縦方向にスーッとエギを入れたいときにも活躍します」

カエル跳びアッパー 使い方の基本

カエル跳びアッパー
使い方の基本

ラッシュのような連続ダートで高活性イカをKO!

「カエル跳びアッパーは、どんなシャクリにも反応して機敏に動く。ワンツー、ワンツーとボクシングでラッシュをかけるようにキレの良い連続ダート後、ラインテンションをかけてビタッと止めると、高活性イカがアタックしてきます。再着底はさせず、連続ダート&ストップでテンポ良く探ります」

カエル跳びアッパー 適正タックル

カエル跳びアッパー
適正タックル

取り回しやすい短めのロッドが向く

「一般的なエギングロッドで使えますが、シャローをテンポ良く攻めるなら、7フィート台から8’6”までの取り回しの良いロッドが向きます。ティップもソフチューブトップのようにしなやかなほうがエギが動きすぎず、メリハリの効いたダート&ストップが操作しやすいです」

エクスカウンター 使いどころ

エクスカウンター
使いどころ

漁港、磯でイカが居ても喰わない状況を打開!

「エクスカウンターは、漁港や磯など一般的なエギングフィールドで使えます。とくに日中に潮が動かず、イカが居るはずなのに喰わないという状況で試してほしいです。今まで反応しなかったイカが釣れれば、エギングがもっと楽しくなります」

エクスカウンター 使い方の基本

エクスカウンター
使い方の基本

シャクリ後ラインを張らずに潮に馴染ませるフォールに移行

「エクスカウンターは、ラインスラックを瞬間的に張るように縦にシャクればふわふわっとダートしながら軟らかく跳ね上がり、ロッドを横方向にジャークすれば切れの良い横ダート。シャクリ後、エギの重みを感じないようにラインを張らず緩めずにすると、45度よりやや頭下がりで、潮に馴染むナチュラルなパラレルフォールへ自動的に移行します」

エクスカウンター 適正タックル

エクスカウンター
適正タックル

8’3”~9フィートの一般的なエギングタックルでOK

「3.5号のエギが扱える一般的なエギングタックルで使えます。跳ね上げ系のシャクリをするときはラインスラックが利用しやすい8’3’”以上のレングスが有利。3.8号はML以上のややパワーのあるロッドのほうがティップが入りすぎず、楽に動かせます」

カラーバリエーション

マッチ・ザ・ベイトを意識したカラーもラインナップ

「カラーは共通で模様、フルーツ、ベイトの3パターン全16色。模様パターンは、エギには珍しいカモフラ柄を導入。フルーツパターンは寒色系と暖色系で色分け。ベイトパターンはカサゴ、ベラ、グレ、キビナゴなど全国各地でアオリイカが実際に捕食しているベイトのカラーラインナップです」

カラーバリエーション