タックルインプレッション

SHIMANO Tackle Impression

へらへら
[インストラクター]

TATSUYA SUGIYAMA

杉山 達也

1978年、栃木県生まれ。
03年シマノへら釣り競技会 浅ダナ・チョウチン一本勝負!優勝。シマノジャパンカップへら釣り選手権大会は05年準優勝、07年優勝、08年準優勝。 他、多数入賞。神の右手と称されるエサ合わせの妙技により、飛沫を上げ続ける姿から、人呼んで「スプラッシャー」の異名を持つ。

飛天弓 皆空(ひてんきゅう かいくう)

飛天弓 皆空(ひてんきゅう かいくう)

硬い穂先でも振り込める。12~16尺はタフテック無垢穂先。

「エサの入る竿だな」向かい風で細波の立つ水面に、 沖打ちした杉山のウキが投餌点へ吸い込まれるように着水する。高精度の落とし込みができたことで 杉山は冒頭のひと言をつぶやいた。「この振り込み精度、ただ者じゃない」 それは、天才・杉山達也と『飛天弓 皆空』の両者を讃える言葉なのだ。

『飛天弓 皆空』の7~11尺は、好評を得ている『半無垢穂先』を採用しているが、12~16尺は『無垢穂先』である。 つまり中尺~長尺の穂先#1がソリッドなのだ。この『無垢穂先』は、ピース長が極端に短いのが特長である。 これが#2に継がれることで『半無垢穂先』同等の性能を発揮する。これによって硬めの竿ながら、高い振り込み性能を実現できたのだ。
杉山「自分は『普天元 独歩』が好きなんですが、それは使い手を選ばない竿で、どんな釣りでも高水準の精度を発揮できるため。 そんな自分が硬い先調子の『飛天弓 皆空』を気に入ったのは、競技で何でも使えそう、いや、むしろ競技を意識しないで常用で普通に使える竿だと思ったから。 強さと調子の両立というのは、今までならば“軟らかい竿”で求めてきたことだと思うけれど、この硬さで実現できたことを評価しています」
杉山は手際よく仕掛けを取り付けるとウキのバランスを見るために、空バリで打ち込んだ。 その瞬間、ふと表情が緩んだ。 バランス調整などで空バリのまま仕掛けを振り込まねばならないとき、エサを付けて打つときよりも妙に変な力が入るのは仕方がないことだと、皆どこかで諦めていたはずだ。 それが自然な振り込みで決まる。つまり、軽い仕掛けが振り込める性能のあることが証明された瞬間だったのだ。 それから『飛天弓 皆空』の12尺と13尺でタナ1m、沖打ちの両だんごを実釣。ほどなくエサを合わせて、スプラッシャーと呼ばれる由来となった、釣果の飛沫を上げ始めた。 杉山「エサの入る竿だな~打つ寸前になって風が向かってきて、ショートする(届かない。短いところで着水してしまう)かなと思ったら、ちゃんと打てるんです」 そう語った杉山は、まるで少年のように瞳を輝かせた。
杉山「この硬さで正面から風が吹くのに難なく振り込めるのはいいですね。 そもそも“競技で両だんごを打つ”というシチュエーションを考えてみてください。混雑して喰いが少し渋っているから、竿は魚の量と活性を求めて“沖めを狙う中尺”になる。 それでいてエサは、喰い渋っているのだから、喰いやすい“軟らかいの”を打ちたい。 こうして“振り込みにくい条件”が重なるとき、『飛天弓 皆空』みたいな硬い竿で打てるというメリットは大きいですよね。 これは、いざ魚を掛けたときのアドバンテージにもなりますよ」 杉山の『飛天弓 皆空』に対する期待は大きいようだ。

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