タックルインプレッション

SHIMANO Tackle Impression

船船
[インストラクター]

SUMIO IIDA

飯田 純男

1967年横浜生まれ。小学生の頃から本格的に海釣りにハマリ始める。現在も週末は海へ通う生粋の東京湾アングラー。主に小さなアタリをとるクロダイヘチ釣り、カワハギ、マルイカ、シロギス、LTアジを得意とする。特にカワハギ釣りでは1日にトリプルを3回出すなど記録があり、著書を出すほど精通している。またオフレボ横浜支部隊員を務めると共に、チームステファーノの隊長でもある。

ステファーノリミテッド

飯田 純男

シリーズ最軽量を追求し激短カーボンソリッドで進化

まず何といってもこの軽さ。初めてこの竿を手にした時は「持っている感じがしない」と思ったほど、とにかく軽い仕上がり(54g)に驚いた。初代ステファーノ(65g)を初めて手にした時も「これほど軽くできるんだ」と思ったが、やはり使い続けているうちに慣れ、それがなかば当然になりつつある今、理屈抜きで驚きの軽さを体感できる。
調子的にみても従来にない試みが発揮されている。実は十数年くらい前にあったライトゲーム・カワハギスペシャルに採用されていた穂先・激短トップ(グラスソリッド製)を個人的に気に入っていたのだが、これは以前から楽しんでいた黒鯛釣りの和竿作りの経験から先端のソリッドはできるだけ短いほうがアタリが取りやすく他のメリットも多くなると感じていたから。この激短ソリッドをグラスではなくカーボンで仕上げればもっと面白いことになるはず…と思っていたが、今回ついに新設計激短カーボンソリッドが搭載されたことで、グラスを凌駕する手感度を手に入れると同時に目感度も大幅にアップした。

手感度と目感度の連動でアワセの絶妙タイミングを創造

情報察知能力に優れるカーボントップの可能性をとことん追求し続ける従来のステファーノは、とにかく感度に磨きをかけたロッドゆえアタリの出方としては、まず手感度が出てそれから目感度…の順。極端にいうとカワハギが寄った気配からエサを完全に吸い込む前のアタリも拾える竿なので、エキスパートになるほどこの優位性を武器に攻めの釣りを組み立てられるわけだが、目感度→手感度という順番でアタリを伝達する竿に慣れている人からすると情報伝達が早すぎる…というか、高感度すぎるため、サワリの段階で待てずに早アワセを入れてしまったり、もう一呼吸待てずに聞き上げてしまう…そんなことから「ちょっと難しい竿」と感じることもあったかもしれない。
ところが今回のリミテッドはまず『音』=手感度が出て、それと同時に『動き』=目感度も出る。従来のステファーノが手感度として鋭敏に伝える「あ、魚が来たな」「エサをつつきはじめたな」「吸い込んだな」という要素を、この竿はリアルタイムで手感度+目感度としてダブルで表現してくれる。だから的確にアワセを入れやすく、掛けやすく、釣りやすくなる 。誰が使っても手感度と目感度の連動でアワセのベストタイミングがより把握しやすくなった。そして『乗り』=違和感を与えない聞きアワセによる乗りも一段と洗練されている。アタリ伝達からやり取りまでカワハギと「ケンカ」しない優しい竿といえるだろう。

攻守自在の操作性釣技を変革する新9:1調子

また、穂先がNEWカーボンソリッドになったことで先端が軽くなり、極小サイズのXガイドとの相乗効果で竿全体の持ち重り感も減少。新たに生まれた9:1調子的なアクションは感度に優れるうえ操作性のよさも見逃せない。ゼロテンや集寄の釣りであればわずかな仕掛けのアソビも緻密に操作可能。竿先の曲りからして従来モデルの硬さランクにない新たなフィーリング。ゼロテン、集寄、中オモリ、宙層攻略…どんな釣り方にもハイレベルに対応。たとえば私の得意釣技であるタナ釣りでいえば、今までは探っている最中に手感度でサワリが出てから目感度に出るまでちょっとタイムラグを感じることもあったが、この竿だと手感度と同時に目感度でもアタリが表現され、今まで以上に本アタリにジャストミートさせやすくなっている。
長年この釣りを楽しむベテランやマニアックな競技会愛好者はもちろん「ちょっと本格的にこの釣りをはじめてみようかな」と考えている中級者やビギナーも、機会があればぜひこの竿を手にしてほしい。きっとカワハギ釣りがもっと楽しく、もっと簡単になるはず。カワハギ釣りが変わる竿 個人的にはそう言ってもよいのでは?と思うほど、プロトロッドの段階から新たな可能性を感じている。今シーズン自分が慣れ親しんできた従来の釣り方をこのステファーノ・リミテッドで楽しむと、どんなふうに変わるのか?自分の釣りに新たな発見や変革をもたらしてくれる予感で最盛期到来が今から待ち遠しい。

最先端の繊細な釣りにリールが追い付いた。細さが深場の武器となる。

飯田純男は考える。東京湾のライトゲーム、その要求を本当に満たすこれが唯一のリールだと。「現状では細いラインはすでに使われていましたが、PE0.8号でもトラブルレスは大きいですね。やっぱり深場は細い方が潮の抵抗を受けにくい。0.8号こそ使わないけどタチウオでも2号や3号より1号が有利。でも100%対応するリールはなかったんです。」仕掛けの沈下速度の速さは足の速いマルイカにも有利に働く。ならばコイツの出番はより多くなる。Force Master 300だからこそ対応できる、最先端の世界があるのだ。

フォースマスター 300DH/301DH[ForceMaster 300DH/301DH]

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80号ベースのムーチングアクション。

目感度に優れた穂先を備え、全長2.35mながら海中で仕掛けを安定させやすい80号ベースのムーチングアクション。釣種を問わず置き竿での釣りでは前アタリから喰い込むまでを視覚で楽しませてくれ、手持ちでの操作性も高い。「手持ちで釣りたいなら、誘って喰わせたいなら、短い方が軽く操作しやすい。コマセマダイでもそんな釣りをする人が増えていますしね。それを考えるとこの竿。"ライト"だけど80号のノーマルのビシを付けてきっちり操作でき、一日誘ってアタリを取っても疲れない」と飯田純男は唸る。大きな曲がり込みを受け止めるバットパワーは傍から見るとヒヤヒヤだが余裕十分、大物を"いなして取る"。また、関西の海では今井浩次が明石や加太のサビキマダイでも手にする1本だ。

ライトゲーム リミテッド[LIGHTGAME LIMITED]

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しなやかさと強さの絶妙バランス。

これぞ64調子、"ライトゲーム"とは何かを体現するモデル。60号クラスのコマセカゴ、80号までのオモリがベストマッチ。繊細なティップからバットへとスムーズに伝達するパワー、抜けのよさは秀逸。「ライトアジやマルイカのブランコにバッチリですよね。ほかにアマダイやタチウオ、東京湾の釣りにはほとんど対応できると思います。数値的なもの以上に軽く感じますし、ブランクは細いんだけれども、風などでブレずおかしな曲がりをしない。しなやかだけど魚が掛かれば"遊び"がなくタイトな感じ」と飯田純男が推すフェイバリットのひとつ。曲がりのスムーズさを生かした大きな誘いも効果的で、ハリスへの負担も少なく余裕でやり取りできる一方、視覚的な「やられてる感」のギャップが釣趣を増す。

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