タックルインプレッション

SHIMANO Tackle Impression

バスバス
[プロスタッフ]

NAOYUKI ICHIMURA

市村 直之

1984年生まれ。JB-TOP50プロ。
2013年JBクライマックスエリート5優勝、2011年JBトップ50第5戦北浦優勝。
フィネス系の弱い釣りからハードベイトの強い釣りまでオールラウンドにこなす。
その日その時の状況に合わせてバスを見つけ出していく、バスフィッシングの楽しさを体験してもらうことを信条とするプロガイドでもある。

「これぞ、オールマイティリール!」

コンパクトなボディで手の小さな私でもしっかりホールドできるため、テクニカルなキャストをしやすいのが特徴です。おかげでボート、オカッパリを問わず活躍してくれます。
オールマイティ性を支える大きな要素が32mm径スプールで、簡単に言うとキャストしやすいウェイトの幅が非常に広いんです。大径スプールでは難しいライトウェイト、具体的に言えば5g、あるいはベイトフィネスの範疇に入る3.5gからキャストできますし、一方のヘビーウェイトはと言えば1ozのテキサスリグはもちろん、2~3ozのビッグベイトもOKです。
またSVSインフィニティのおかげでサイドプレートを開けることなく、瞬時にブレーキ調整できること、調整幅も広いので初心者でもプロアングラーでも同じように扱えることも、このリールのすごいところです。どんな状況下にもアジャストしてくれる、そんなリールだと感じています。
そして幅広いラインナップも魅力の一つです。6.3のノーマル、7.2のHG、8.2のXGという3タイプのギア比があり、そのすべてに右ハンドル・左ハンドルがあるわけですから、個々のアングラーが求めるベストなアイテムを選ぶことができます。オカッパリゲームでは1台でいろんな釣り方ができるし、ボートゲームなら複数台持って、使用感を変えることなく様々なタックルセッティングをすることも可能ですね。

スコーピオン

スコーピオン

「トーナメント向きのキャストフィールが秀逸」

MGLスプール搭載ゆえの伸びのあるキャストフィールが一番の魅力ですね。従来のリールと比べるとさらにもうひと伸びするイメージで、琵琶湖では最もメインで活躍するリールになっています。なぜならオカッパリはもちろん、ボートで広大なウィードエリアなどを探る際に、遠投性能は絶対的なアドバンテージとなり釣果につながるからです。
この伸びのよさは単純な遠投性能だけでなく、ピッチングやスキッピングでカバー奥にキャストする際もその素晴らしさを発揮します。非常に低い弾道のまま飛距離が伸びてくれますから、オーバーハングの下やアシの隙間を通す際にビシビシとキャストが決まってくれます。
このキャスタビリティを踏まえると、組み合わせるロッドやルアーがある程度決まってきますので、バーサタイルな性能でありながら、その時々にセットするタックルに応じて特化させた使い方ができるリールだと感じています。きちんとルアーにアジャストさせてやれば、アンタレスDCに迫るくらいの飛距離を出すことも可能です。
またロッドにセットするとロープロファイルでしっくりと手になじみ、力を入れやすいですね。ハンドルノブもグリップが利いて力が入れやすいサイズなので、ヘビーカバーで50UPを掛けても難なくキャッチできる安定感があります。実際のシチュエーションを考慮されてできた仕様だと実感できるのは、釣り道具として大きな魅力だと思いますね。

カシータスMGL

カシータスMGL