タックルインプレッション

SHIMANO Tackle Impression

鮎鮎
[インストラクター]

TADASHI SAKAMOTO

坂本 禎

1970年生まれ。栃木県宇都宮市在住。北関東の大鮎メッカ・鬼怒川で鮎釣りを覚え、瀬釣り釣技を研鑽。立ち込み、振り子抜きなど、荒瀬大鮎釣りを得意とする瀬釣りフリーク。九州球磨川スペシャリスト。尺鮎に拘る姿勢は他のトーナメンターとは一線を画す。

ドラゴンフォース NP/ZP

日本一を追い求めた 個性異なる3モデル

「2009年に登場した初代ドラゴンフォースは日本一の荒瀬大鮎ロッド。それは大河川における夢の大鮎、記憶に残る1匹を狙って獲ることができる竿であり、大鮎との真っ向勝負に全幅の信頼を寄せられる安心感を生み出すロッドということで開発しました。 初代ドラゴンフォースは90、95、100が同じ調子でラインナップされていましたが、今回新たに生まれ変わった新生ドラゴンフォースは100-105のズームモデル、110、100の3タイプ。これは長さも異なれば、硬さと調子も違う設定です。」

100-105ZP

使用モデル1

100-105ZP

最もソフトな100-105 引き抜き27㎝ タメ寄せで尺鮎

「100-105はシリーズ中最も柔らかい50㎝ズーム搭載モデル。あえてパラボラチューンなしで仕上げることで荷重バランスを元の方まで乗り込ませず、そのかわり操作性を重視して持ち重り感が軽減されています。深瀬、深トロなどで最大限力を発揮するチューニングは一般的な河川なら27㎝クラスの引き抜きもOK。尺オーバーの巨鮎とのやり取りはシッカリとタメて寄せて獲るスタイルで対応。体力や腕力にあまり自信のない方におススメしたい『柔よく剛を制す』ロッドといえるでしょう。」

110NP

使用モデル1

110NP

巨鮎の聖域を直撃する 大物師待望の11mロッド

「110は一番長い期間テストしました。どうしても大鮎用の11mが必要だと、開発陣に無理なお願いをし『やってみましょう』と初代ドラゴンフォースと同時にテストがスタート(つまり実は10年近くテストを繰り返した)。尺前後にねらいを定める大鮎用なので実釣できる期間が短いことで苦労しましたが、毎年球磨川でもテストを繰り返し尺オーバーを多数手にしています。大鮎を掛けてからの安心感、操作性、持ち重り感の軽減、ロングロッド最大の敵である風対策……など、問題点を1つクリアすると他の課題が出る……。そんなことの繰り返しでしたが、ついにシマノロッドらしい持ち重り感を極力排した操作性のよい11mが完成しました。従来の長さでは届かない遠距離ポイントを攻略可能なエリアへと変える『長さ』という最大の恩恵のほか、風切りのよいロッドバランス、長さとしなやかさが生み出す押しの強い深瀬ポイントにおけるオトリのなじみのよさ、長竿ならではの掛けてからのアドバンテージ、パラボラチューン採用でタメが利き、取り込みもスムーズ……と規格外の11mだけがもたらす数々のメリットを実感できます。球磨川でのテストの際、釣り仲間から『もう歳で自分が立ち込めなくなってきたから、早く11mをリリースしてほしい!』というお声をいただきました。一般的に年齢を重ねれば短く軽い竿を求めるようになると思いますが、やはりそこは尺鮎の聖地・球磨川。いつまでも尺にかける熱い思いとロッドに求めるニーズが違うと思いましたね。」

100NP

使用モデル1

100NP

尺を抜く!! 秀逸バランス光る10mモデル

「100は初代ドラゴンフォースのアクションをそのまま受け継ぐモデル。荒瀬に潜む大鮎との真剣勝負、尺オーバーも抜き上げるパワーを徹底追求。この竿も初代ドラゴンフォースが発売された年からテストを開始。さらなる性能アップをテーマにスパイラルXの採用で強度と操作性を向上させ、エキサイトトップを搭載させたことで感度も格段に引き上げられています。荒瀬の大鮎に負けないパワー、自信を持って曲げ込める信頼感あふれる強度を手に積極果敢に攻め、ためらうことなく真っ向勝負に挑める大鮎ロッドです。」