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素晴らしき投釣りワールド

【素晴らしき投釣りワールド】:VOL.11 大阪の河口にて 

日置 淳
日置 淳
全国各地を釣り歩く投げ釣りのエキスパート。
各種キャスティング大会で輝かしい好成績を残し、いま最も注目されているトップキャスターでもある。

大阪湾は昔から「茅渟(ちぬ)」の海と呼ばれ、大阪でいうチヌ(クロダイ) が非常に多く生息しています。

また、大阪は河川銀座とも呼ばれ、大小さまざまな川が大阪湾に流れ込んでいる為、汽水域が多く、そこに生息する通称「キビレ」と呼ばれるキビレチヌもクロダイに混じり非常に多く生息している訳です。

近年、大阪湾ではクロダイの稚魚の放流が行われてまして、その数は2万匹とも・・・。その甲斐もあるのでしょうが、大阪湾は本当にチヌが多い海であるのです。

ひと口に「チヌ釣り」と言ってもその釣り方は様々で、護岸または沖一文字が多数点在する大阪では、「ウキ釣り」「コスリ釣り」「落としこみ釣り」・・・と本当に沢山の釣り方がされていますが、投げ釣りにおいても、チヌ(キビレ)が本当に良く釣れます。

良い時などは40センチ~45センチクラスが10匹20匹と釣れてクーラーに入らない事も・・・。(ほとんど放流しますけどね。)

「投げ釣りでチヌ?ほんまに釣れるの?」という質問をこれまでに数多くされて来ました。でも事実、数多く釣れるのです。それも4号・5号という太いハリスで・・・。

投げ釣りでは、ほとんどの場合、ハリスが底についている為、警戒心が薄れるのでしょう。


大阪の都心部に「淀川」という大河があります。勿論、一級河川で、琵琶湖から大阪湾に流れている非常に大きい川です。

一時期、この「淀川」河口にチヌ(キビレ)釣りに良く通いました。時期的には8月のお盆前後頃だったでしょうか。

釣れる時間帯が夕暮れ前から日没後の為、夕涼みには丁度良く、また、都心のネオンサインを眺めながらの釣りは夏の風物詩でもありました。

日中は未だ30度を超え、残暑が厳しい今日この頃ですが、朝晩が過ごし易くなってきた先日、久しぶりに元気なキビレを釣りたくなって、淀川に出かけました。

風がそよそよと河川敷を吹き抜け、本当に涼て気持ちいい。うとうととしてしまいような気分。 この日、使用したエサはキス釣りの定番とも言えるエサの「チロリ」。実はキビレも大好物なんですよ。 その「チロリ」を針に刺し「NEWスピンパワー425EX-T」で思いっきり大遠投!


ここ淀川のキビレは、遠投・近投それ程大差なく釣れますが、投げ釣りはやはり思いっきり投げて釣る事に爽快感を得られるので、どうしても「遠投」になってしまうんですね。

ラインはPE1.5号。130~140m付近に仕掛けを投入する事が出来た。

まもなくパワーエアロのツインドラグシステムから「ジー」というアタリが・・・。遠くのポイントからでも鮮明なアタリが出るのはPEラインならでは。

ロッドの穂先は繊細ながら、胴にパワーがあるので、潮下からの巻き取りにも余裕を持って対応。 釣り上げたのは40センチオーバーの元気なキビレ。淀川で釣り上げたのは久しぶりだったが、本当に元気一杯のファイトを見せてくれ、本当に楽しかった。

この日は日没まで釣り続け、同サイズが数匹の釣果。短時間で結構忙しい釣りでした。

これから季節は秋~冬へと向かいますが、また「淀川」の時期になれば、元気なキビレに会いに行きたいです。