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素晴らしき投釣りワールド

【素晴らしき投釣りワールド】:VOL.3 私の夏休み~京都・丹後にキスを求めて~

日置 淳
日置 淳
全国各地を釣り歩く投げ釣りのエキスパート。
各種キャスティング大会で輝かしい好成績を残し、いま最も注目されているトップキャスターでもある。

今夏の記録的な猛暑は、観測史上第2位の気温になった事をテレビで知る。関東甲信越地方では40度を超えた地域があり、私が住む大阪においても日中は35度を超える日が続き、うだるような暑さで「暑い~」を連発する毎日。そんな7月半ば過ぎ、夏休みを利用して丹後半島の海岸へキス釣りに出かけてみた。

昔から「キスは足で釣れ」と言われるけれど、最近、私自身よく感じるのは「キスはタックルで釣れ!」ということ。技術力の進歩とともに登場した、軽くて感度が良く、少ない力でもよく飛ばせるロッドがキス釣りの世界を変えてくれたのだ。その中でも私の一番のお気に入り「NEWキススペシャル405EX+」が、今回の心強い相棒である。

約3時間のドライブで丹後に到着。はやる気持ちを抑えて、早速ロッドを継ぐ。リールは超軽量の「スーパーエアロテクニウムMg」ロッドとの最軽量コンビにした。良型がゾロゾロと掛かってくれることを願って、6本の針にチロリを刺し、第1投。3色(約80m)を投げて、「キスよ来い~」と念じつつ誘いを掛けると、約10m誘ったところでギュイーンとEX+の穂先が入った。

「来た~」と声を出す間もなく、もう一度ググッと穂先が入る。「これはバラしてはならん」とリーリング。途中、数回にわたり激しい抵抗を見せ、良型キスが掛かっている事を確信する。寄せる波に乗せて抜き上げたのは、27センチを超えるキスの一荷。この2匹で何グラムあるのか。300グラムはあるか?このサイズがジャパンカップで来ていたら・・・と先日、型に恵まれなかったジャパンカップを思い出した。2投目も同様のアタリで26センチオーバーのキスを取り込む。ロッドの穂先が柔軟なので、送り込まなくても針に乗ってくれる。あ~楽しい!


その後は型は小さくなったものの、20センチオーバーが連で掛かってくる。良型サイズのキスなのに、1投目・2投目のサイズが大きかったので、小さく見えてしまう。1時間半程釣ったところで、外道のチャリコ(小ダイ)が針の数だけ掛かり出した。「キスは何処に行ったのかなぁ~?」と、あちこち方向も距離も変えてキャストするが、相変わらず、赤ちゃん小ダイのオンパレード。最後の1投で25センチの良型を追加して、日が高くなった事もあり、場所を移動することにした。

次の釣り場を目指して数十分のドライブ。道中、あちこちから蝉の鳴き声が聞こえ、梅雨が明けて、いよいよ季節が夏になる事を知らせてくれているようだ。けれども、そんな夏の到来を感じている間もなく、予定していた釣り場に到着。

「さ~第2ラウンド!」と今度は8本針に変更し、キャスト。6色出切ったところで着水する。1色程巻き取ったところで、キスが居ると思われるカケアガリをキャッチ。誘いを掛けていると、ググーッと40~50センチ竿先が引き込まれ、少し速めにサビくと次々とアタリが出た。2匹・3匹・・・と数えて5匹目まで数えたところでアタリが止まる。針に掛かったキスが泳いでいる様子が手に取るように判って、これまた楽しい。「さぁ~5匹居るかなぁ?」とリーリング。天秤が見えてくると、その後ろにキスがゾロゾロ。

水の透明度が高いため、こっちを向いて泳いで来るのが見える。予想的中!25センチを含む20センチ級が5連で上がって来た。これは笑いが止まらない。釣り人は私ひとりだけ。釣り場貸切の気分で次々とキャストするが、釣れてくるのは20センチオーバーばかりだ。「なんて素晴らしい釣り場なの?」と思わず独り言が・・・。

その後、益々日が高くなり、キスは相変わらず釣れてくるが、あえて今日はこれで納竿。日中にこれだけの良型が釣れるとは・・・ある程度の好釣果を期待しての今回の丹後釣行だったが、あらためて自然の美しさ・釣りの楽しさを教えられたような気がした。


ここ丹後は落ちギスも良く、次回は落ちギスの時期に「27~28センチの大釣り」を夢見て、再度訪れてみたい。

最後に、この美しい海岸でいつまでも釣りが楽しめるよう、ゴミ・使用済みの仕掛けは海岸には絶対に捨てないよう心掛けたいものです。