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素晴らしき投釣りワールド

【素晴らしき投釣りワールド】:VOL.1 隠岐・島後のんびり釣行記

日置 淳
日置 淳
全国各地を釣り歩く投げ釣りのエキスパート。
各種キャスティング大会で輝かしい好成績を残し、いま最も注目されているトップキャスターでもある。

西郷湾で釣ったマダイ 42cm

4月の初旬、ポカポカした天気の中で、のんびりとカレイ釣りを楽しもうという思いで、隠岐・島後に釣行した。

数日前からは晴天続きで、見事目論見が当たったかと思われたが、当日の天候はなんと「雨」の予報。日頃の行いが悪いせいか?「雨男」なのか?とにかくのんびりとカレイを釣りたいとの思いで、隠岐を選んだ。昼頃に西郷に上陸後、一路、布施村を目指した。

到着直後は小雨がぱらついていたが、幸い薄日が差して来た。やっぱり日頃の行いが良いのかな?

西郷から数十分のドライブだが、のんびりとした時間が流れ、昭和の時代に戻ったようなレトロな印象を受ける。当然、コンビニやファーストフード店も無く、日頃いかにそれらに頼っていたかを再認識させられた。

また、都会の時間に追われた慌しい生活感も無く、時間など全く気にせずゆっくりとした時間が過ぎてゆく。

目指すポイントに到着後、早速ロッドをセット。近辺の山々からはウグイスを始め、多くの野鳥の鳴き声が聞こえ、心を和ませてくれる。

風も無く、水面はベタ凪。新鮮なエサをタップリ針に刺し、50~60m付近にキャストする。

着底後、糸フケを取り、ロッドを三脚にセットする。ドラグを緩める間もなく、竿尻が浮く程の大アタリが出る。ロッドはNEWプロサーフ450CX-T(プロトタイプ)。ロッドの綺麗な曲がりを体感し、適度な抵抗感を楽しみながらリーリングする。最後に岸近くで強烈な締めこみ。生い茂る海草の中に逃げ込もうとするが、ロッドのパワーを活かして、一気にゴボウ抜き。

38センチのカレイであった。「1投目から幸先がええやん!」と独り言が出る。それからはアイナメの中型(25センチ前後)が入れ食いで掛かってくる。砂地底の藻場に着いているせいか、すごく綺麗なアイナメである。釣れたアイナメの殆どは当然リリース。「大きくなって帰ってきてね!」という思いを込めて・・・。


布施にて カレイ・アイナメを釣った場所

カレイのサイズアップを期待したが、その後釣れてくるのは中・小型のみであった。夕まづめのゴールデンタイムに期待したが、全く反応無し。おまけに風が非常に強くなり、1日目は納竿とした。

民宿に戻り、新鮮な魚介類に舌鼓を打つ。隠岐でのもうひとつの楽しみである。

「明日は良型カレイの数釣りを」と明日の釣果に期待してこの日は早々と眠りについた。

翌朝、未明に起床し、外を見てみると、なんと大雨。やはり日頃の行いが悪いのか・・・?。

雨の中、いくつかのポイントを見て周るが、夜中からの降雨のせいで濁りが入っている。水深がある場所との思いで卯敷で竿を出すが、全くアタリが無い。エサもそのままの状態で上がって来る始末。

雨が強くなった事もあり、思い切って西郷湾に移動する事にした。急いでタックルを車内に積み込み再び数十分のドライブ。

ワイパー全開でスタートしたドライブだったが、西郷湾に近づくに従い、殆どワイパーは必要無くなった。

再び竿を出したのは合同庁舎前の波止。変わりやすい天候が幸いし、お陽様が顔を出してくれた。

ここのポイントは湾内だが、満潮・干潮に関係無く、数分おきに右へ流れたり左へ流れたりする場所である。

水は澄み、青白く、波止際は底まで見える程。

しばらくアタリが無かったが、午前10時を過ぎた頃、NEWパワーエアロのドラグが「ジー」と鳴りアタリを知らせてくれる。

「来た来た来た~!」とワンアクションでドラグを締めてリーリング。最後に底へ潜るような締めこみを見せて上がって来たのは30センチを少し超えるカレイ。最近「ツインドラグ釣法」にはまっているが、今回もドラグの音にてアタリを知らせてくれる新釣法で釣り上げたカレイだ。しかし隠岐のカレイは本当に元気だ。ビックリするようなアタリを見せ、いや聞かせてくれる。

それからは、時合が到来したのか、中型のカレイ・アイナメが次から次へと釣れ、退屈しない。

カレイ・アイナメの魚信が一段落し、右に流れる潮が左へと変わる直前にNEWプロサーフ450BX-T(プロトタイプ)のパワーエアロから今までに無い「ジー」という大きな音が・・・。

ドラグを締めて合わせを入れる。「ゴン・ゴン・ゴン」と首を振る手応えがロッドを通じて伝わってくる。これはひょっとして・・・。


西郷湾マダイ 42cm、カレイ・アイナメを釣った場所

潮流に逆らってのリーリングなので、結構な手応えだが、ロッドにパワーがある為、すんなり寄って来た。テンビンの下に見えてきたのはピング色の魚体。水面近くで最後の抵抗を見せ、底へ底へと潜ろうとする所を一気にゴボウ抜き。

引きからして50cm級を予想したが、少し小さめの42センチの綺麗なマダイであった。クーラーの中は茶色の魚体をした魚ばかりだったが、紅一点、このマダイ1匹で華やかになった。

その後はアタリが遠のき、お昼過ぎに納竿、再び雨が振り出した為、西郷湾を後にした。

今回の釣行は、あくまでカレイ狙いであった為、嬉しい外道?のマダイであったが、これからはマダイの乗っ込みが本格化するので、次回はマダイ狙いで訪れてみたいと感じた今回の隠岐島釣行であった。

次回は50センチいや、60センチオーバーのマダイをゲットする思いで・・・。