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素晴らしき投釣りワールド

【素晴らしき投釣りワールド】:VOL. 294 ~久しぶりの鳥取県西部~

日置 淳
日置 淳
全国各地を釣り歩く投げ釣りのエキスパート。
各種キャスティング大会で輝かしい好成績を残し、いま最も注目されているトップキャスターでもある。

6月19日、全ての都道府県への移動が解除になりました。それまで県をまたいでの移動は出来なかった為、大阪府民の僕は、大阪府内において、ルアーをキャストする日々が続いていました。先日、久しぶりに鳥取県西部にシロキスを狙って釣行して来ました。ただし、今回の釣行において、「多人数では行かない」、「釣り場で密になることを避ける」ことを心掛け、「友人と2人で」、また、「隣の釣り人さんとは、数メートル以上間隔をあける」、「可能な限りマスクを着用する」というできる限りの対策をとり、釣行先の知人数人に確認の電話を入れた上で、鳥取県に入県させて頂きました。

シロギスを狙っての釣行は、実に3か月以上ぶり。釣行前日、「果たして何を用意すれば良いのか?・・・」と戸惑うほど・・・。翌朝、数か月ぶりに米子市の海岸に立ちました。待ち合わせしていた地元米子市の方々と久しぶりの再会です。今までは、何でもない事だと思っていましたが、他府県で釣りが出来る事の感謝と、地元の方々が受け入れてくださった事で、感無量です。そして、久々のエサ付けに、手が震える程でした。

この日のタックルは、今春新発売されましたNEWスピンパワー405CX+とフリーゲン35極細仕様。NEWスピンパワーに関しては、先日のコラムにて、伊藤さんと岡野さんが「遠投性能の良さ」「コントロール性能の良さ」を伝えてくださっていますので、皆さんご理解頂けたかと思いますが、今回僕がお伝えしたいのは、今回のNEWスピンパワーのバットガイドに搭載されているXガイド キャストチタンです。実はこのガイド、数年前からテストさせて頂き、試行錯誤を重ね、今回のガイド形状になりました。

昨年発売されましたキススペシャル ガイド付仕様にも搭載され、既にご使用されている方も多いのではないかと思います。このXガイド キャストチタン、横方向の剛性や捻れ剛性には優れているものの、縦方向は、ロッドの曲がりに追従する程、フレキシブル性に優れています。それゆえにロッドにツッパリ感を与えることなく、また、キャスト時に横方向や斜め方向の力が掛かった時には、その剛性が太い力糸をしっかりと受け止め、キャスト時の方向性を安定させてくれるのです。ガイドリングの位置が若干低く、ロッドに近い位置に設定されていることもあり、キャスト時のブレも殆ど感じません。

さて、前置きが長くなりましたが、今回の釣行では、米子市の南東部の海岸からスタートすることにしました。この日は若干波が高く、大型のシロギス狙いには最高のコンディションです。しかし、期待はとは裏腹に、大型からのシグナルは無く、小型がメインで最大で23センチクラスが針掛かりします。しかし、サーフにてキャスト出来ることの幸せ、またシロギスの顔が見れたことの幸せを胸一杯に感じ、感謝の気持ち一杯でこの釣り場を後にすることにしました。

第2ラウンドは弓ヶ浜展望台の北西に位置する海岸を釣り場としました。ここでは7色付近にキャストし、ゆっくりと海底をトレースします。小型が数匹針掛かりしたところで仕掛けをステイ。良型が仕掛けに寄るのを待ちます。数十秒ステイさせたところで、CX+の竿先が数十センチ「ギュィ~ン」と引き込まれました。数か月ぶりに味わうアタリに手が震えます。とにかく針掛かりしたシロギスを泳がせ、追い喰いを待ちます。「良型シロギスの連掛け、これで良かったかな?」と、鈍った感を取り戻すようにしっかりと仕掛けをステイさせます。すると、再びCX+の竿先が「ギュィ~ン」と引き込まれました。「やっていることは間違っていない。これでいいのだ!」と自分に言い聞かせ、仕掛けを巻き上げます。何度も何度も心地良い手応えを感じながら、波打ち際に姿を現したのは、24センチクラス2匹を含む5連。「あ~これがシロギス釣りだ。楽しい~」と、ぎこちない顔が笑顔に変わったのが自分でもわかりました。この釣り場では、20センチを超える良型が多く針掛かりし、最大25センチクラスまでを確保する事が出来ました。

その後、「せっかく来たのだから・・・」と、少し北上し、境水道に面した護岸からキャストすることにしました。潮は上げに向かっており、潮流は緩やかです。まずは6色付近にキャストし、ゆっくりと仕掛けを流してカケアガリに仕掛けを止めます。と、一気に竿先が1メートル近く引っ張り込まれます。針掛かりした大物はマゴチか?ヒラメか?と期待しますが、直後のエラ洗いでシーバスと判断します。即、フリーゲンのストッパーをOFFにして、ラインテンションを保ちながらやり取り開始です。ラインを出したり巻いたりして、5~6分やり取りした末、シーバスが水面に姿を現しました。何度も空気を吸わせ、十分弱らして何とか取り込めたのは、50センチクラスの良型。ファーストキャストで思わぬ大物をゲット出来ました。

気を良くして、次投からはシロギスを狙います。5色~6色の比較的遠いポイントで毎投シロギスからのシグナルがあり、良い時などは24センチクラスを含め、20センチクラスの4連。フィクセルキススペシャル120がみるみるうちにシロギスで一杯になって来ました。もっともっと釣っていたいという気持ちでしたが、潮が下げに変わったのと、鳥取県の海に感謝の気持ちでいっぱいになったので、ここで竿を納めることとしました。

今回、僕たちの入県を快諾してくださった地元の皆さん、また、当日一緒に釣りしてくださった地元の皆さん、お陰で数か月ぶりにシロギス釣りを心から楽しめ、また、鳥取県でキャスト出来ることを心から楽しめました。本当にありがとうございました。この場をお借りしてお礼申し上げます。今後も県をまたいでの釣行にあたり、細心の注意を払い、慎重に行いたいと思います。