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素晴らしき投釣りワールド

【素晴らしき投釣りワールド】:VOL. 292 ~小田原海岸釣行 – その②~

伊藤 幸一
伊藤 幸一
地元 湘南の浜を中心に全国を釣り歩くトーナメンター。
シマノ・インストラクター。
シマノ ジャパンカップ 投げ 第26回・第29回・第34回 優勝。

皆さん、こんにちは、神奈川の伊藤です。
今回も前回同様のフィールドに釣行してきました。同じ場所なので「芸が無いねぇー」と言われそうですが・・・(笑)県外への移動が制限されていますので、ご勘弁ください。(汗;)

前回の釣行から1週間、潮周りが大きく変わっています。満潮時間は、午前4時過ぎ。ここへの釣行は、潮周りが大切です。沈みテトラがあるので、干潮ソコリMAXになってしまうと、かなり釣り辛くなってしまいます。フィールドには、明るくなるのを待ってから入りましたので、4時半過ぎになりました。

タックルは、前回同様、Newスピンパワー405BX+、リールはフリーゲン35、ラインはキススペシャルEX4 0.6号、テンビンはジェットL型改30号、仕掛けは50連掛けキス6号ビーズ仕様を選択。エサは、東京スナメ(チロリ)オンリーです。

初っ端からブッ飛ばすために、入念にストレッチを行ってから、1投目をキャストしたのは5時前になりました。7色先へ着水、水深分のラインを送りクーラーに戻ります。すぐにアタリが来ました!「クックッ」大きくは無いけどシロギスのアタリと判断。2匹目のアタリが来ないので巻き上げます。17㎝クラスが1匹・・・。続けて2投目もほぼ同じ距離で同サイズをキャッチ!釣れるには釣れるのですが、朝一番のサイズがこれでは、ちょっと物足りない感じです。すぐに移動しました。釣れているのに移動、微妙な難しい判断です。

移動先では、今度は全くのノーバイト「えっ?マジッ?」、「どうなってんのかなー?」。移動を繰り返しますが、改善しないまま時間だけが過ぎて行きました。最初の場所に戻ろうか?どうしようか?考えながら歩いていると、普段はやらない沈みテトラ帯が高い場所へやってきました。ただし、ここでの巻き上げはさらに厳しく、一段と速い巻き上げが要求されます。「やってみるか?」このロッドとリールなら行けるだろう。との考えです。フルキャストで7色半先へ投入。ラインスラッグを取り、仕掛けを伸ばす様に引いて待っていると、すぐにアタリが来ました!「グッグッン」、「グッーン」と良い感じの魚信です。巻き上げに入りますが、巻き上げ距離に集中しながら、ここでは5色がスプールに入る頃よりリーリングスピードを速くします。一気に浮かしてきましたが、沈みテトラに群生しているホンダワラが邪魔をします。なんとか無事に回収できました。18㎝と20㎝クラスの2連です。次の投入でも19㎝クラスをキャッチ!ただ、巻き上げ時にテンビンがホンダワラに阻まれ「ガサッ」と云う感じで、リーリングが止まりそうでした。これに対応するために、海岸後方(勾配があるので上に上る感じ)まで下がり、さらに海岸埋没テトラに上り、その上から巻き上げました。角度が付くのでだいぶ回避できます。

それと一役買っているのが、このNewスピンパワーだと思います。キャスト時のフィーリングで、捻じれにくく強さが増したNewスピンパワーは、巻き上げ時のリフトアップにも優れており、やはりスパイラルXコアに採用されている新マテリアルの恩恵を受けているのだと思います。硬いだけでは無く、粘り強く、復元力に優れている、といった表現が適切でしょうか。そんなイメージを持っています。もちろんキャスト時に一番活躍してくれ、見た目の細さからは想像できないパワーを秘めています。Newスピンパワーは、ご存じの通り不等長の節設定となっており、バッド部を一番長く、穂先が一番短い設計です。そのため、穂先は少しだけ軟らかめのセッティングにしています。従来のままの硬さですと、短くしている関係から、結果としてさらに硬くなってしまうことになります。穂先を少し軟らかくすることによって、テンビンの重さへのアプローチを容易にすることが出来、#2番へ伝えやすくしています。#1番#2番で蓄えたパワーを最終的には#3へスムースに伝える事が出来るのが不等長節設定の目的です。#3番を一番長くしている目的はもう一つあります。#1番の考えとは逆の様な発想だと思ってもらえば分かり易いと思いますが、#3番の硬さはそのままで長くすることにより、同じ硬さの物を曲げ易くしてパワーを蓄積し反発力を最大に得ようというものです。コンセプトはスピンパワーSCと似ています。Newスピンパワーは、さらにスパイラルXコアで武装され、実釣での扱い易さを取り入れていますので、遠投メインの実釣には最適なロッドと言えると思います。だいぶ、話が釣行記から逸れてしまいました。釣りの方に戻ります(笑)

今日の釣りは、横への移動をしてもキスの群れが居ないところは居なく、全く反応が無い感じです。どちらかと云うとヒットポイントがだんだん遠くなってきており、距離が変わってきています。さらに飛距離を稼ぐため針数を3本まで落とし、フルスイングでキャストします。本来であればラインの号数を落としたいところですが、ホンダワラと擦れるのでこれ以上はリスクが高くできないのです。単発ですが18㎝クラスが順調に釣れてくれるので正解でしょうか。それでも良型に恵まれないので30mほど東へ動きました。大きく動いてしまうとポイントを外してしまう可能性があったのです。エサ箱を覗くと、極細の東京スナメがあったので、頭部分を下針に1cm弱と小さく付け、上針へも小さくセットしました。仕掛けもここでワンサイズ落として5号とし2本針としました。飛距離を稼ぐためのセッティングです。どうも今日は、投げれば投げるほどシロギスの反応が良いと感じていたので、波打ち際ギリギリまで行ってから、波間のタイミングを計ってフルキャストしました!8色目のピンクがスプールから出て行ったところで着水、飛距離としては狙い通り。ラインスラッグを取りながら少しずつサビきます。サビくと云うより、潮の流れで緩む分を巻き取るくらいのイメージです。8色目のピンクが竿先に来た頃に、良型を予感させる前アタリをキャッチします。「グッグッ」竿先を押さえ込む力強いアタリです。そのまま仕掛けの移動を止めて、針掛かりのアタリまで待っていると、いきなり「グッグッ、ドッスッーン!」、とテンビンごと一気に引っ張って行きました。すぐにロッドを聞くように大きく煽り巻き上げに入ります。途中、沈みテトラ帯で一旦テンビンがホンダワラに捕まります「ヤベッ!」リーリングが止まりそうになりながらも、Newスピンパワーのリフトアップ力を信じて、強引にフリーゲンのハンドルを回します。超ドキドキです(汗;)なんとか海草帯抜け出してきて波打ち際に姿を現したのは、25㎝はありそうな良型と18㎝の2連で上がってきました!早速、計測してみると、なんと25㎝に2㎜足りない24.8㎝でした。ちょっと、残念な気持ちもありましたが、最後に来てくれた良型シロギスにリスペクトをしながら、フィッシングストップとしました。