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素晴らしき投釣りワールド

【素晴らしき投釣りワールド】:VOL.287 ~寒くてもキチヌは元気!~

日置 淳
日置 淳
全国各地を釣り歩く投げ釣りのエキスパート。
各種キャスティング大会で輝かしい好成績を残し、いま最も注目されているトップキャスターでもある。

 まだまだ寒い日が続く今日この頃。本格的な春の訪れは、まだまだのようです。
投げ釣りにおいては、シロギスは一段落。そして、カレイも花見シーズンの荒喰いに向け、今は一段落のようです。
それに代わって、キチヌは元気いっぱい。40センチクラスの良型が数釣れる時期です。
先日の肌寒い日、大阪湾に流れ込む一級河川の淀川にキチヌ狙いで釣行しました。
河口付近でのキチヌ狙いでは、夏季に大釣りがみられる事が多いのですが、実は厳寒期の低水温気においても活発にエサを捕食するんです。

この日は夕方の干底の時間帯から、夕マズメの上げ潮を狙う作戦です。
ロッドは粘りがあって遠投時においてもキャストしやすく、魚の浮きが速いプロサーフ415CX-T、リールにはドラグ機構を搭載されていながら、軽量で剛性が強いフリーゲンSD 35を、また、ラインには今春発売の高比重PEライン
KISU SPECIAL G5の1.5号を使用することにしました。
エサは、夏季にはチロリを使用するのですが、冬季にはマムシ(ホンムシ)を5~6センチにカットして使用します。

ファーストキャストは勿論フルキャスト。27号の天秤がプロサーフの胴にしっかりと乗り、120m付近に着水します。時間的にはまだ干底前なので、ゆっくりと準備をしながら、2本目、3本目を投入していきます。
時折、アタリも無く、ハリスが切れて上がって来ます。おそらくフグの仕業です。数日前の降雨の影響で、フグが溜まっているのかもしれません。
潮が干底になるまでは、全く反応がなかったのですが、潮が上げに転流した途端、フリーゲンのドラグから「ジャ~~~」という心地良いドラグ音が聞こえて来ました。
予想通り、潮変わりにアタリが出ました。
しばらく走らせたところで、小さいストロークで「ビシッ」とアワセを入れます。
「ゴン・ゴン・ゴン」と、元気の良い手応えが伝わって来ます。ラインシステムがオールPEなので、激しく抵抗する様子が、気持ち良い位伝わります。
120m付近から、長時間何度も締め込みを感じながら手前まで寄せて来ました。最後の最後に激しい突っ込みを見せましたが、無事浮かせる事に成功。
1匹目という事もあり、ここは慎重に玉網ですくいます。
1匹目は、40センチに少し足らないサイズ。しかし、狙い通り、また、予想通りの時間帯のヒットに大満足です。
それ以降は、今までの静寂が嘘のように、次から次へアタリが出ます。
アタリの出かたも様々で、竿先に小さくアタリが出た後に一気にラインを引き出す個体。何の前触れもなく、一気にラインを引き出す個体。
何のアタリもなく、居喰いしている個体と、アタリの出かたに違いはあるものの、釣れてくるキチヌのサイズは、39センチから41センチと良型揃いです。
潮が上流に向けて流れている時はアタリが途切れませんでしたが、潮の流れが止まった途端、アタリも止まってしまいました。
先程同様、静寂な時間が流れましたが、潮が流れ出した途端、再び、アタリが途切れる事無く出ます。
そして40センチ前後が入れ掛かり状態・・・。
この日は明るい時間帯だけの竿出しと決めていましたが、あまりにもアタリが続くので、ついつい辺りが暗くなるまで釣ってしまいました。
とっても寒い日でしたが、予想以上の釣果に大満足。ポッカポカに暖かくなって帰路につきました。