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素晴らしき投釣りワールド

【素晴らしき投釣りワールド】:VOL.29 ~オリーブの島にて・・・~

日置 淳
日置 淳
全国各地を釣り歩く投げ釣りのエキスパート。
各種キャスティング大会で輝かしい好成績を残し、いま最も注目されているトップキャスターでもある。






香川県・小豆島。瀬戸内海に浮かぶ周囲約126キロの大変美しい島で、オリーブの島としても有名である。映画「二十四の瞳」の舞台となった事も記憶に新しいところ。

このオリーブアイランドへの交通手段は、現在もフェリーのみで、本州からはちょっとした船旅を味わえ、毎回プチ遠征気分にさせてくれる島です。

いつ行っても釣り人が少なく、風光明媚な景色は我々釣り人を本当に癒してくれる、僕の好きな島のひとつでもあります。

この島では今まで、色々な思い出がありました。

  • 本命ポイントで全くカレイが釣れず、焦りまくった事・・・(結局、ボウズだった)
    でも、その日にクリスマスイブの夜を過ごせた事・・・(笑)
  • 全くアテにしてなかった釣り場でカレイの入れ掛かり状態になり、興奮した事・・
  • 暴風雨に会い、酷い目にあった事・・・
  • 色々な思い出を作らせてくれた「小豆島」に、久しぶりに無性に出かけたくなりました。
    師走もそろそろ終盤を迎えた小春日和の日、暫くぶりに島に降り立ちました。

    とりあえずは前回、カレイの入れ掛かり状態を味わったオハコのポイントへ車を走らせます。

    師走だというのにポカポカ陽気で、カレイ釣りというよりまるでキス釣りに来たようです。

    今回の同行者は、我が家のキス釣り名人です。

    まぁ、何と心強い相棒なんでしょう。
    過去、何度となく勝負しましたが、何故か負ける事が数回・・・。
    サビくスピードが彼に合っているのか、同じポイントを釣っているのに、釣れるのは何故か彼ばかりという事も良くありました。
    そういう彼と今回はカレイ釣りの勝負と相成りました。




    さて、釣り場は、小豆島ではカレイに関してボウズの無い、自信満々の釣り場です。
    もう、釣ったも同然です。

    早速、カレイ釣りでのお気に入りロッド「プロサーフ425DX-T」にて釣り開始です。

    超遠投を要求されるカレイ釣りでは「スピンパワー」の振り出しシリーズを多用しますが、カレイ釣りで一番気に入っているロッドが「プロサーフ425DX-T」です。
    柔軟な穂先は食い込みが良く、粘りがある何とも言えない調子が凄くお気に入りなんですよ。
  • プロサーフ〈振出〉
  • スピンパワー〈振出〉
  • 早速、カレイの大好物のマムシと青イソメを針に刺し、キャストしました。
    ゆっくりとサビき、ポイントとなるカケアガリ付近に仕掛けを運びます。

    例の「キス名人」は愛竿の「スピンジョイ300HX-T」を巧みに操り、60M付近にキャストしてます。

    と、名人、なんと1投目からアタリが出て、大騒ぎです。
    「スピンジョイ」、竿先の感度が良いので、遠くから見ていても「ビンビン」アタリが出ているのが良くわかります。
    でも、ちょっと本命であるカレイのアタリでは無さそう・・・。
    ゆっくりと巻き上げると、良型のキスが上がって来ました。
    やはり、「キス名人!」です。1投目からキスを釣り上げます。
  • スピンジョイ〈振出〉




  • こちらも、カレイを誘うべく、誘いを掛けますが、なかなかカレイは姿を見せてくれません。
    時折、キスが釣れてくる程度です。
    それに比べ、名人は1投毎にキスを釣り上げて上機嫌です。
    やはり、本当に名人?なんでしょうか??

    満潮の潮止まりまで粘りましたが、本命のカレイは全く姿を見せてくれません。

    仕方なく本命ポイントを諦め、別のポイントに移動します。
    夕暮れのベストタイムまで粘りましたが、ここもカレイは出ず、良型のマダイとニベが大きく竿を曲げてくれたのが唯一の救いでした。

    ここで、本日の釣りは終了。残された時間は明日の午前中のみ。

    ここは焦らず、明日に期待する事にしました。

    翌日、気合十分で未明からの出発となりました。

    選んだポイントは過去2回竿出しした事のあるポイントなのですが、残念ながらカレイを釣った事がありません。
    しかし、「3度目の正直」を信じて夜明けからの竿出しです。




    時間的に潮止まりのはずが、まだ若干、潮が下げており、上げ潮へと変わる潮変わり時が時合と判断しました。

    なぜかここでも名人は好調に良型のキスを次から次へと釣り上げています。

    しかし・・・「本命のカレイが釣りたい・・・」と本音をポツリ・・・。

    やがて、一瞬の潮止まりを向えた直後、上げ潮へと変わりました。

    今まで左に流れていた潮流が右へ流れ始めました。
    「さぁ、時合だ!!」と新鮮なエサを針一杯に刺し、キャストします。

    しばらくして、ブルーのプロサーフの竿先が「グィ~ッ」と舞い込みました。

    PEラインを使用しているので、ひと目で「カレイ」と分かるアタリです。
    大きく合わせ巻き上げに掛かると、カレイ独特の締め込みにワクワクします。
    チカラ糸を巻き込むまで水面下深く潜って抵抗を見せ、なかなか姿を見せません。

    ようやく姿を現したのは良く肥えた良型のマコガレイ!!

    久々の小豆島のマコガレイに拍手してしまいました。

    それからというもの、カレイに届けとばかりに何度もエサを打ち返しましたが、本命のカレイはその1枚だけに終わってしまいました。

    でも、キス・マダイ・ニベ・・・と10種類近くの魚種が釣れ、本当に楽しかったオリーブアイランド釣行でした!

    ちなみに・・・例のキス名人はカレイの手ごたえを味わう事ないまま、島を去る事になりました。

    次回、リベンジするそうです。
    でも、さすがにキスの匹数は僕を上回ってました(笑)。