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素晴らしき投釣りワールド

【素晴らしき投釣りワールド】:VOL.283 ~2019年12月鳥取県・島根県年末釣行(2・3日目)~

伊藤 幸一
伊藤 幸一
地元 湘南の浜を中心に全国を釣り歩くトーナメンター。
シマノ・インストラクター。
シマノ ジャパンカップ 投げ 第26回・第29回・第34回 優勝。

2日目、同ポイント鳥取県側からやってみます。
初日竿を出した場所より、少しだけ外海側、隠岐汽船フェリー乗り場の近くに釣り座を構えます。タックルは、同じくアクセルスピンタイプR405BXにフリーゲンをセットします。初日よりも幾分、流れが緩くなっているようです。仕掛けは、もう少し大きいシロギスに的を絞りたいので、自作仕掛け、掛けキス6号にチモト夜光塗料を塗布しており、モトス2号、ハリス1号いずれもフロロカーボン製で、枝ス間隔40㎝で作成しました。針数は4本でやってみます。テンビンは、30号固定式としアーム部を0.8㎜ステン線、長さ85㎜のショート仕様です。

1投目からフルキャストで7色半手前、8色目のピンクが半分ほど残りました。この日は、1投目から良いアタリが来ます!「グッグッ」、「グッグッン!」と前アタリ無しでいきなりのグッドバイブレーション!「おぉーキタァー」「良いアタリ入ったよぉー」と仲間に告げ、巻き上げます。昨日より一回り大きい22㎝、20㎝の連掛けスタートです。2投目、3投目も単発ですが20㎝オーバーの良型です。明らかに昨日とはシロギスの活性が高い感じに、ニコニコ顔でやっていたと思います(笑)

その後もコンスタントに釣れ続け、最大24㎝を頭に30匹ほどは釣れたと思います。この日は、早めに切り上げ、夕方からの忘年会に備えます。地元・鳥取の釣友、広島の釣友、それと我々神奈川メンバーと総勢10名での宴会となり、地の魚、お酒に舌鼓を打ち、釣り談議に花が咲き、大いに盛り上がりました!私は、こういった機会を仲間と過ごす時間が楽しいですし大切にしています。釣りをやっていて良かったなぁー♪と思える瞬間なのです。

翌日、釣行3日目になります。予報では、西南西の風が強まり気温が上がるとの事。風向きから鳥取県側ですとアゲインスト気味になりそうなので、背中から背負えることになる島根県側から竿を出してみました。2日間釣りをして感じていたのは、近・中距離にシロギスの魚影は薄く、7色先での反応が良かったことから、タックルはスピンパワーSC405AXにキススペシャル・コンペディションをセットしました。超遠投エリアを探る作戦です。ラインは、キススペシャルEX4・0.6号、テンビンは30号ショートアーム仕様で、仕掛けは昨日と同様のものを使います。エサは、岩イソメをベースにジャリメ(石ゴカイ)、青イソメを状況に合わせて使い分けます。岩イソメは、ハサミでカットして1㎝程度と小さくなるように針へセットします。指でカットせず、ハサミでカットすることで綺麗に針にセットできるので是非お試しあれ!

キャスト前に入念にストレッチを済ませ、1投目からブッ飛ばします!8色目のラインがスプールから出て行ったところで着水しました。ラインスラッグを取ると8色目のピンクがスプールへ入ってきます。あまり手前にはサビかず、潮流に任せるようにアタリを待ちます。すると、すぐに反応がありました。「グッグッン」とスピンパワーSCの穂先を震わせます。そのまま仕掛けを止めて追い喰いを誘います。仕掛けを伸ばす意味で、少しだけロッドで引くと、「グッン!グィーン」と引っ張り込みます。リーリングに入るとかなりの重量感が伝わってきました。「えっ?もしかしてチンチン(クロダイの幼魚)?」と独り言。時折、クロダイの幼魚が掛かってくることがあったので、キスであって欲しいと願いながら巻き上げると24㎝と20㎝の2連です!「よしよし!良かったぁー」今日も幸先の良いスタートが切れました。その後も良い感じで釣れ続け、最高4連もあり、楽しいです♪天候も年末とは思えない陽気でアウターをすべて脱いで釣りが出来るほどです。

ただ、目標としている28㎝オーバーが今回の遠征釣行で出ていないのがちょっと気になります。チャンスは、午後からの上げ潮と隠岐汽船のフェリーが出て行った後のワンチャンスしかないかも?と考えて、休憩を兼ねて釣友が作ってくれたカップ麺を食べて休憩することにします。釣り場で食べるカップ麺って何でこんなに美味しいでしょうね!

午後2時半を回りフェリーが出航したので釣りを再開します。航路中央部、8色先へキャスト。ちょうど、8色目のピンクが竿先に来た頃、ひと際強い前アタリが来ました。「グッン!」だけです。30秒ほど手持ちで待っていましたが、反応がありません。動かそうか?迷いましたが経験上アタリの感じから、大型のシロギスの様な?気がしましたので、ロッドから手を離しクーラー竿掛けに置きました。ヤジロベーの様に竿尻を浮かせて違和感なくシロギスに喰い込ませようとする作戦です。30~40秒程待っているとスパーン!とスピンパワーSCが水平になるくらいまで動きました。すぐに今度は糸フケが出ましたので針掛かりした判断、巻き上げに入ります。途中、魚が泳ぎ抵抗を感じます。「キスであってくれ」と念じながら慎重にリーリングし2色先位からテンビンと魚が確認できました。「おぉーデカい!デカい!」と思わず声が出てしまい、護岸上まで慎重に抜き上げました。夕日に映える立派な魚体は、神奈川からの遠征に応えてくれる大型です!この魚を釣りたくて遥々、来たようなものなので本当に嬉しいです!

早速計測すると27.4㎝、「マジかぁー」と嬉しいような、残念の様な微妙な大きさでした。目標の28㎝はクリアできませんでしたが、それでも、遠征最後に釣れてくれた大型シロギスにリスペクトを感じ、2019年の竿収めとしました。