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素晴らしき投釣りワールド

【素晴らしき投釣りワールド】:VOL.279 ~鳥取県西部でシロギス~

日置 淳
日置 淳
全国各地を釣り歩く投げ釣りのエキスパート。
各種キャスティング大会で輝かしい好成績を残し、いま最も注目されているトップキャスターでもある。

11月に入り、朝晩の冷え込みがキツくなってきました。
日本海側のサーフでの落ちギスが、そろそろ終盤では?との思いで、鳥取県西部の米子市の海岸に向かいました。ジャパンカップが開催される弓ケ浜を始め、周辺の海岸では例年11月中旬に落ちギスの荒喰いがあり、数・型共、満足いく釣果を得られる事が多いのですが、今年はどうやら不調らしく、事前情報では、殆ど釣れていないとの事。

しかし、行ってみないとわからない…と、気がつけば米子市の海岸でキャストしていました。
1時間程キャストしますが、一向にシロギスからのシグナルはありません。「やはり、今年はもう釣れないのかな?」と、急に弱気になり、気分転換で鳥取県最西部の境水道に面した護岸に転進する事にしました。

少し海水の濁りが気になりますが、急いで準備に取り掛かります。
ロッドは、ここ最近のマストアイテムである「キススペシャルガイド付き」のCX+をチョイス。リールはロッドにマッチする「キススペシャル」を組み合わせました。仕掛けには、海水がやや濁っている事から、掛けキス6号50本連結のビーズ仕様に、小さなソフト発光玉をハリ先から通して、ビーズでのキラキラと発光玉とのダブル発光で、シロギスを呼び寄せる作戦を取りました。エサはイシゴカイ(ジャリメ)の1匹掛け。良型のみにターゲットを絞っているからです。

ハリを4本にカットし、ハーフスイングで5色付近にキャストします。潮はゆっくりと右に流れ、干潮に向かっています。ゆっくりと海底をトレースし、4色付近のカケアガリ付近で仕掛けを止めます。と、いきなり「ギュィ~ン」と、CX+の竿先が引き込まれました。ハリ掛かりしたシロギスを泳がせ、追い喰いを誘います。2~30秒ほど経過した頃、再び、竿先が引き込まれます。ここで、小さなストロークで「ビシッ」をアワセを入れ、フッキングを促します。潮下から心地良い手応えを楽しみながら、海面に姿を現したのは、23センチクラスが2匹。幸先良いスタートに思わず笑顔が出ます。4色付近のカケアガリ付近にシロギスが回遊してると判断。再度5色付近にキャストし、先程アタリがあった4色付近に仕掛けを運びます。

海底をゆっくり探っていると、手元に「ゴン」という感触が伝わりました。どうやらオモリがシモリに当たったようです。シモリ周りもシロギスの好ポイント。仕掛けを止めてアタリを待ちます。すると今度は「ガガガガ~ン」と、竿先にビックリするようなアタリが出ます。感触からして、同時に数匹がハリ掛かりしたようです。シモリ際なので仕掛けを引く事が出来ず、そのまま追い喰いを待ちますが、続くアタリがありません。巻き上げてみると、結構な重量感で、シロギス独特の心地良い手応えが伝わってきません。オモリの後ろに見えたのは、ぐちゃぐちゃに仕掛けが絡んだ状態で、20センチクラスが3匹。アタリがあってから仕掛けを動かさずそのままにしていたので、というか、3匹のシロギスがアタリと同時に暴れまくったのでしょうね。こういう感じで、干潮の潮止まりまでは、20センチから23センチクラスが、キャストする度に釣れて来ます。しかし、それも束の間。潮止まりと同時にアタリがピタッと止まってしまいました。

潮流が緩んだのをきっかけに、少し遠めにキャスト。7色付近に仕掛けを投入し、ゆっくりとサビきます。仕掛けが6色付近に差し掛かり、若干、海底の変化を感じた途端、「CX+」の竿先に「モゾッ」と、良型キス独特の前アタリをキャッチしました。待つ事10秒、「ギュィ~ン」と、1メートル近く竿先が引き込まれました。念には念を入れ、再び仕掛けをステイさせます。2回目の引き込みを感じたところで、リールのハンドルを数回転させて巻きアワセ。ゆっくりと巻き上げに掛かります。
ゆっくりと長時間、いい手応えを楽しみながら抜き上げたのは、今日イチの25センチに迫るサイズ。良型は沖に居るようです。しかし、潮が流れ出すと、沖のポイントは攻めにくくなるので、今しかありません。

再び7色付近に仕掛けをキャストし、海底に変化があるところで仕掛けをステイさせます。2~30秒、仕掛けをステイさせていると、一気に竿先が1メートル近く引き込まれます。勿論、引き続き仕掛けをステイ。直後に同様の引きこみを感じたところで、アワセを入れて巻き上げます。潮の流れはありませんが、今日イチの手応えを感じさせてくれたのは、24センチオーバーの2連。「今しか沖を攻めれない…」と、慌ててキャストし、良型を数匹追加します。と、ここで、満潮に向けての転流が始まり、今度は左への流れが強くなりました。

沖合いのポイントが攻めれなくなり、仕掛けを流しながら、再び4色付近でアタリを待ちます。4色付近では、20センチクラスと、サイズは少し小さくなりますが、パラパラと釣れ続きます。
「これだけ釣れればもっと釣っていたい」という思いでしたが、エサ切れと、急に天候が悪化したのを機に、この日は納竿としました。

サーフでは、一時どうなるか?と不安一杯な時間もありましたが、フタを開けてみると良型が大漁!結果オーライのとても楽しい今回の釣行でした。