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素晴らしき投釣りワールド

【素晴らしき投釣りワールド】:VOL.261 ~大型花見ガレイ確保~

日置 淳
日置 淳
全国各地を釣り歩く投げ釣りのエキスパート。
各種キャスティング大会で輝かしい好成績を残し、いま最も注目されているトップキャスターでもある。

今春は天候が不順で暖かい日が続いたと思いきや、戻り寒波の到来から花冷えの日が続いたりと、桜の花が開花したものの寒い日が続いて、なんだか桜の木が可哀そうになってきました。
戻り寒波が去り、その後は小春日和が続くとの予報を得た直後、日和の良さそうな日を選んで、前回同様、淡路島の東浦方面にカレイ釣りに出掛けました。

釣り場を淡路島に選んだ理由は、前回の釣行のリベンジを果たしたかったからです。

地域によって前後しますが、産卵の為、しばらくエサを捕食しなかったカレイが3月下旬から4月初旬にかけて再び釣れるので、この時に釣れるカレイは一般的に「花見ガレイ」と呼ばれています。

この日は前回より少し遠いポイントを狙ってみようとの目論みで、ロッドは遠投性能に優れているスピンパワー425CX-T、リールはドラグ付ながら軽量で、遠投性能に優れているフリーゲン35SDを使用しました。
この日は大潮。早い潮流にも対応出来るよう、ラインはPE 1.5号、オモリ35号を使用します。
2本針仕掛けに、エサとなるホンムシと青イソメをミックス掛けし、100m以上のポイントにキャストします。
ゆっくり海底をトレースし、カケアガリと思われる場所に仕掛けを運びます。
潮流は勢いよく流れており、ラインが大きく流されます。1本目の仕掛けが落ち着いたところで、2本目の仕掛けを投入。1本目同様、ポイントと思われるカケアガリ付近に仕掛けを置きます。
流れている潮が止まった瞬間がカレイが捕食する「時合い」だと信じ、新鮮なエサを常に海底に置くように心掛けるようにします。

釣り始めてからしばらくはフグらしきエサ取りがあったものの、時間が経つにつれ、エサが多く残ってくる状況になりました。
「そろそろ潮が緩んでくる頃だな」と予想しますが、この日は中々潮が緩みません。「時合いはもうちょっと先だな!」と、予測します。
しかし、この激流の中、相棒が予想外に40センチオーバーの大型のマコガレイを釣り上げ、時合いが到来した事を教えてくれます。
すると、ここでようやく潮の流れが少し緩やかになりました。直後、左側のCX-Tの竿先に小さなアタリが出て、直後、フリーゲンのドラグから「ジャ~~」とカレイと思わせるアタリが出ました。
ようやくこちらにも本命と思われるアタリが来ました。しかし、アタリからして、それ程大きくないようです。
カレイは喰い逃げする魚ではありませんので、十分に喰い込ませ、小さいストロークで「ビシッ」とアワセを入れます。
すると、「ズシッ」とした重量感で、間違い無く本命の手応えです。途中、心地良い締め込み感を味わいながら海面下に姿を現したのは、良型のマコガレイ。
1匹目は34センチの良く肥えた食べ頃サイズでした。

更なるサイズアップを目指し、再度キャストします。「この時合いに効率良く釣らないと・・・」と、頻繁に仕掛けを動かして、本命からのシグナルを待ちます。
潮流が更に緩くなったところで、いきなり右側のフリーゲンのドラグから「ジャ~~~」という先程と比べものにならない位の大きい音が聞こえてきました。
直後、ラインが大きくふけます。
典型的な大型カレイのアタリです。「これは…♪」と、はやる気持ちを抑え、大きくアワセを入れたいところですが、「焦りは禁物と」あと1分程度待つ事にしました。
ここでゆっくりロッドをおこして聞いてみると、「ググッ~」っと、先程より大きな重量感と手応えが感じ取れます。
ゆっくりと強いアワセを入れ、巻き取りにかかります。CX-Tが心地良い曲がりを見せ、そこそこサイズのターゲットが針掛かりした事を教えてくれます。
アタリがあったのは80m付近。途中、何度も「たまらない」強烈な締め込み感を体感した後、水面下に大きく茶色い魚体が姿を現しました。最後の最後に、今回最大の締め込みを見せ、海面に浮かしたのは、目測で40センチを超えるマコガレイ。
無事、相棒がさし出す玉網に収まったのは、見た目より少し小さめの40.5センチ。
しかし、体高が6センチ近い超肉厚の大型。重量は量ってませんが、かなりの重量感でした。
目標であった40センチオーバーを取り込み、ひと安心です。
「よ~し、今からが決戦だ!」と、今まで以上に気合を入れてキャストしますが、潮止まりと同時にアタリも止まり、期待した下げ潮の時間帯にもアタリは出ず…。
この日はこれ以上の大型は出ず、風が出てきたところでストップフィッシングとしました。
この超肉厚マコガレイ、煮付けにして食べましたが、これまでに無い位に美味しく、非常に食べ応えがありました。
そろそろ春ガレイも終盤を迎えますが、もう一度40センチオーバーのマコガレイを狙います!