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素晴らしき投釣りワールド

【素晴らしき投釣りワールド】:VOL.248 ~若狭湾・投げマダイ釣行~

伊藤 幸一
伊藤 幸一
地元 湘南の浜を中心に全国を釣り歩くトーナメンター。
シマノ・インストラクター。
シマノ ジャパンカップ 投げ 第26回・第29回・第34回 優勝。

皆さん、こんにちは。神奈川の伊藤です。今回は、若狭湾へお正月用のマダイ狙いで釣行してきました。普段のシロギス釣りは、ロッド1本、クーラー1個の軽快な引き釣りスタイルを専門としておりますが、マダイ狙いとなるとスタイルが一変します!

まずは、タックルが大幅に違うのですが、ここで簡単にご紹介したいと思います。ロッドは、スピンパワー425CX-T、425BX-Tを昨年まで主力としておりましたが、ついに待望の振出プロサーフ415が発売されました。このロッドは、復刻版の位置づけになりますが、性能は大幅にアップしており、まず目を引くのは、バッドガイドです。スピンパワーと同じく、バッドガイドには糸縛り式の固定ガイドになったことです。これにより、ブランクスへのラインの接触が少なくなります。また、大口径30mmを採用していることから太ナイロン、太PEでもラインのガイド抜けが良く、飛距離アップに大きく貢献してくれます。私としても待ち望んだ仕様となってくれたので、投げ大物釣りへの意欲も湧いてきました!竿先は、センシティブなチューニングが施されており、硬調子のモデルでも喰い込み重視に仕上げてあります。また、胴からバッドに関してはスパイラルX、穂先からバッドまではハイパワーXのダブルX構造になっており、より遠投性能、大物を掛けた時のリフトアップ性能も十分です。

Newプロサーフのもう一つの特徴は415というレングス設定です。砂浜からの遠投には振り切りの良い405が良いですが、波があると425が良いですし、護岸からは425が有利ですが、振り幅に制限がある場所では405が良い事もあります。この相反する状況でも使いやすく、色々な場面で汎用性が高いロッドが望まれていたので415という設定はまさに、両方の良いとこ取りをした扱い易い設定だと思います。リールは、PAスピンパワーとフリーゲンSDを使い分けています。今回は、水深はあるもののカケ上がりもさほどキツく無いので、フリーゲンSDを使用しました。ラインは、PE2号、力糸は2-7号、テンビンは、全遊動タイプの30号を使います。仕掛けは、遊動部スナズリにステンワイヤー#35番40㎝、モトスはフロロカーボン製の7号150㎝、ハリスも同5号15cmで、接続部を5㎝ほど撚りチチ輪にしてモトスに接続します。チモトには夜光玉を入れ、針はカレイ針の15号、2本針仕掛けとしました。エサは、極太の岩イソメ(マムシ)と極太青イソメを用意し、上針に青イソメ1匹掛け、下針に岩イソメ5㎝大で装着します。

いよいよ、実釣開始です!フィールドは、漁港堤防になりますが、柵が設置されているので、ファミリーでも楽しめる堤防になりますが、お子さんは、柵の間からでも落ちてしまう可能性があるので必ず救命具を装着してくださいね。まずは、3本竿体制で、5色半、5色、4色半にそれぞれキャストしました。水深は、100m先でおよそ15m程度あり、砂泥底の中に小さなツブ根や障害物があるようで、魚の回遊路となりそうです。

明るいうちは、エサ取りの猛攻を受けました。キャストする方向をずらしながら、エサ取りからの猛攻を出来るだけかわすようにします。それでも、10分くらいで針ごと無くなっていることも多く、「マジかぁー」と独り言。ただ、これに負けていては、本命にたどり着けません。必ず、エサ取りの居なくなるタイミングがあるはずです。日がだいぶ傾き始めた午後4時過ぎ頃から、急にエサが残ってくるようになりました!「今がチャンス!」残しておいた岩イソメの頭部分を大振りに8㎝大で付け、海底の変化の大きい5色先のカケ上がりに3本すべてキャスト!3本目のラインスラッグを取っていると、一番先にキャストした右側のNewプロサーフのフリーゲンSDから「ジィー」と短いドラグ音がして、竿先を見ていると、一気に竿先が入るのと同時に「ジャー」とドラグ音が鳴りました!ドラグをワンアクションでロック、巻き取りに入り、大きくロッドを煽り、アワセを効かせます。と同時に「ゴンッゴンッ」と鯛系特有の頭を振る感じが伝わってきました。なかなかの引きを見せましたが、それほどの大きさでは無いようです。夕暮れ間近の海面に姿を現したのは赤い魚体です!30㎝程度でしたので一気に抜き上げます。マダイかと思いましたが、薄黄色のグラデーションを纏ったレンコダイでした。本命ではありませんが、食べて美味しい魚なのでお正月用にキープします。

この魚を撮影している時に、もう1本のNewプロサーフの竿先が引き込まれました。早アワセは禁物なので、少し様子を見ていると、フリーゲンSDから軽快なドラグ音が響きました。こちらも大きくアワセを入れて、巻き上げに入ります。海面に姿を現したのは、こちらも30cm弱のレンコダイ。群れが回ってきているのか時合いの様です。エサは、岩イソメをガッチリ喰っています。この後は、アタリが止まりましたが、エサ取りは未だ静かにしているので、まだまだチャンスタイムは続きます。

竿先にLEDライトを装着して、いよいよナイトセッションに突入です。LEDライトを眺めていると、6色付近へキャストしている竿先LEDライトがアタッています。手でラインを引出し、様子を見ていると、「ジィーィー」と長くドラグが鳴ります。素早くドラグをロックしてからアワセを入れると、これも頭を振る感じが伝わりましたので、鯛系であることは分かりましたが、良型では無さそうです。ひれピンで美しいいわゆる「チャリマダイ25㎝程度」でしたが、針を飲んでおり、リリース不可なのでキープとしました。狙いの30cmオーバーでは無かったのは残念ですが、一応、本命です。その後は、定番の海毛虫が掛かり出し、最後にはヌッタン(ヌタウナギ)が掛かり、時合いは過ぎてしまったと判断。少しばかり、不完全燃焼でしたが、目標は次回へ持ち越しです。雪が本格的になる前にもう一度、チャレンジしたい!と思いつつフィールドを後にしました。