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素晴らしき投釣りワールド

【素晴らしき投釣りワールド】:VOL.234 ~2018年シマノ・ジャパンカップ全国大会レポート①~

伊藤 幸一
伊藤 幸一
地元 湘南の浜を中心に全国を釣り歩くトーナメンター。
シマノ・フィールドテスター。
シマノ ジャパンカップ 投げ 第26回・第29回 優勝。

皆様、こんにちは!神奈川の伊藤です。
先日の6/30(土)、7/1(日)に、鳥取県・米子市弓ヶ浜にて開催されましたシマノ・ジャパンカップ全国大会に参加してきましたので、その時の模様を参加選手の視点からレポートしたいと思います。

現地へは、6/29(金)に入りました。
当日は雷雨の影響で、午後からの竿出しとなりました。
まずは会場である本部周辺から、左側境港方面へ軽く流しながら、状況を見ていきます。
タックルはキススペシャル405BX(現行モデル)にシマノ推奨ガイドを取り付けた仕様になります。
リールはキススペシャルコンペディションに、ラインはキススペシャルEX4・0.6号を巻いています。
テンビンはタングステン素材のL型ブラテン27号を使用します。
仕掛けは、攻めキス4号10本針で、ビーズ、グロー両方使用します。
仕掛けスペックはスナズリはフロロカーボン2号60cm、モトスはフロロカーボン1.5号、ハリス間隔は28㎝で、先針は段差仕様としています。
スナズリ部、モトス部の接続には、22号のサルカンを使用し、一番先端のモトスには、極小のスイベル0.03gを取り付けており、モトスの撚れ防止と適度な仕掛けの安定を狙っています。
エサは東京スナメ(チロリ)とジャリメ(イシゴカイ)を使用し、最上部と最下部の針へ小さめのジャリメ1匹掛けを基本とします。
また、段差のもう一方には、東京スナメの頭を付けるのが私のエサ付けの基本仕様です。

下見の初めは5色ほどキャストし、比較的早めのリーリングで探ります。
理由は下見なので、いっぱい魚を付ける?とか、たくさん釣る?が目的では無く、どのくらいの距離にどの程度のシロギスの群れが居て、濃いのか薄いのか?を知るための下見なのです。
比較的、早いサビきにも反応してくれますが、私的には、皆さんが仰っていたような魚影の濃さではない様に感じました。
場所によっては良型が混じり、釣りとしては楽しいですが、試合となるとこの良型が居ることによって、計算が変わってしまうケースが出てくるかもしれないと予想しました。

下見から得た私の印象

  • ・あまり魚影は濃く無い。(通常の弓ヶ浜と比べて)
  • ・良型が例年より多いが、全体のシロギスの数として少ないくらい、超遠投の距離(8色~7色)はシロギスの魚影は極端に薄く、居てもピンギスと呼ばれる小型が中心。
  • ・良型が多いので、第一試合、第二試合は釣れるが、その後の釣果はかなり下がる。
  • ・6色~5色の距離でも場所によってはシロギスの回遊があり、釣れないときは攻める価値有り。
  • ・良型の付き場はどこもあまり変わらず、4色前後と1色付近にいる。
とこんな感じのイメージを掴むことができました。

第一試合Aブロック
翌日の全国大会本番、私の競技エリアは第一試合Aブロックでした。スタートは中盤でしたので、最良のポイントと思われる流れ込み周辺には、入れそうにも無い。
なので、第一試合ということもあり、釣れることを期待して右旗際へ入りました。
開始のホーンが鳴り、いよいよ全国大会が始まると、5色先へキャストし、少し早目のサビきで探りました。ポイントであろう4色ではスピードを落とし、丁寧に探るがNOバイト!
「マジかっ?!」
1投目なのにアタリが出ない状況に少々、焦りが出始めました。
2色のところでようやくシロギスのアタリが!
でも小さいキスのアタリ、そのままサビいて巻き上げるが12㎝クラスの3連…。
「えっ?」と言うのが正直な感想。
左隣に入った西向さんは1投目で私と同じような釣果。
すぐに見切ったようだ。
私はもう1投だけ少し方向と距離を変えて、2投目を探りました。
結果は16cmクラスが2匹…。
速攻で移動をし、流れ込み左右では良型が釣れているようだ。
当然そこには入れないので、流れ込みを渡った左の旗際と一人置いて、右に入りました。
ここでは予想通り4色付近に群れが居て、順調に釣れるものの、流れ込み左右のお二人には到底、追い付けないだろう?と予想しました。
よく観察していると、確かに良型は釣れているが数は多く無いようで、結構な時間待っての釣り?になっているように思いました。
私の入った場所では、良型はほとんど入らず中小型主体で、判断に迷いました。
「どうしようか?」
再び、移動も考えましたが、これ以上の移動はかなりのタイムロスとなると判断。
であれば、ここの場所で腹を決め、徹底的に数と手返しで対抗しようと思いました。
時折、遠目の6色付近まで投入し、小さくても何でも針に付けて来ようと云う釣り方でやり抜く。中小型主体でも中には18cmクラスも混じり、7連、8連で前半の不調を回復。
どこまで上位の方たちに追いつけたのか気になるところ。
バタバタしながら釣った1回戦。
あっという間に1時間半の試合終了時間が近づき、もう少し時間があれば?と思いつつ、帰着ボードの札を操作しました。
第一試合検量、トップの方は800g超え。私は、754gで3位。
2位の方には僅か30gちょい届かなかった結果となりました。
スタート時のモタツキを考えれば、上出来だったのか?
勝ち点6を確保しました。

第二試合Cブロック
ここで一気に挽回して、良いリズムに乗りたいところ!
そう思いスタートした二試合目。
流れ込み寄りは川ゴミが見えたので、ブロック真ん中より右側付近から釣りを開始した。
一試合目の方の話では、比較的近い距離で反応が良かったとの事で、4色より手前を探る。
ゆっくり丁寧にサビくが、全くアタリが無く、1色半付近で、ようやくシロギスからのアタリを捉えました。
ピンギスの4連。
「マジかっ!」
少し移動して釣るが、全く良い反応が得られない。
右の旗際まで移動しながら探りましたが、良型を全く捉えられない状況。
あまり、探る時間に費やしてしまうと、数も型も両方ダメになってしまうので、今回も良型は諦め、数を釣って重量を稼ぐしかありません。遠目の6色付近から長い距離を引いてくると、小型主体ですが、それなりに数は付いてきます。
「もう仕方ない。これで通すか…」。
二試合目も中盤を過ぎ、残り30分くらいになりました。
他の方の釣れ具合を観察していると、北陸の名手・西向さんが良型を混ぜながら順調に釣っているように見えました。
私も再度、近場を探って、リールサビきを止め、西向さん同様、ロッドで引いて巻き取るサビきへ変更すると、良型とはいきませんが、先ほどより一回り良いサイズが混じるようになり、終盤怒涛のラッシュで釣り続けました。結果は576gでまたもやブロック3位。
上位のお二人は、900g、700gオーバーで、検量ザルを覗くと、良型から大型と呼べるサイズまで揃えておられました。
私は、数は圧倒的に釣っていましたが、何せサイズが小さく重量が稼げていない。何か手が合わない?自分の釣りと噛み合わない。このままではダメだ!

第三試合Aブロック
いよいよ、初日、最後の試合となりました。
今日の一試合目に入ったブロックです。
流れ込みの左右は、おそらく叩かれ過ぎで、枯れていると判断。
一番左端の旗際へ入りたかったですが、既に先行するお二方が、ダッシュで旗際を死守しようと走っているのが見えましたので、取り敢えず、流れ込みから少し離れた右側へ構えました。1投目を5色付近から探るが、全くアタリ無し。
1投で見切り、右の旗際へ大きく場所移動しました。ここでは、一旦、遠目の6色付近へキャストします。
「頼む!居てくれ!」
願いを込めながら、魂を込めてサビく。
すると、願いが通じたように、サビき始めてすぐに、アタリがありました。
「ヨシッヨシッ!」
4色までサビいて回収しました。
良型混じりの6連!
「流れ来てるよ~」
遠目でアタリが少なければ、4色手前まで仕掛けを引いて来て、ゆっくり仕掛けを止めながらサビくと、2色付近でも良いアタリが連発する。
ピンギス混じりの4連、5連。
時折、他の方の釣れ具合を確認しながら見ていると、気になる流れ込み周辺は、それほど釣れていない感じでした。
ただし、左旗際の方は少し遠目を攻めているようで、巻き上げ、投入のテンポが良いように感じました。
「釣れているのか?」
あまり気にしていても仕方が無いので、今、自分が出来る最高の釣りをしよう!と気合いを入れ直しました。
少しずつ場所を移動しながら、良型が混じるポイントを攻めました。
あっという間に試合終了の時間が近づき、時間ギリギリまで投入し、最後は中型の4連。
どうにかやり切ったが、皆さんのお話を聞いていると、左旗際の選手が好調だった模様。
検量が気になります。
トップの方は800g超えのビッグウエイト。
私は667gで勝ち点7を確保。
ここまで差が出ているとは…。
なかなか満点の8点が確保出来ないまま、初日を終了しました。
このままでは決勝すら上がれない結果となってしまう。
「何が足りないんだ?」悩みながらのスタートとなってしまった全国大会初日を終了しました。

気合いを入れての一日目でしたが、なかなか、思い通りにいかず、少々焦り気味の中、初日の感想を述べてます。