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素晴らしき投釣りワールド

【素晴らしき投釣りワールド】:VOL.233 ~南紀でライトキス釣り~

日置 淳
日置 淳
全国各地を釣り歩く投げ釣りのエキスパート。
各種キャスティング大会で輝かしい好成績を残し、いま最も注目されているトップキャスターでもある。

5月、ヤエンでのアオリイカ釣りとライトタックルでのキス釣りのダブルヘッダーの予定で南紀へ釣行しました。

今春4月に活アジを泳がせたヤエン釣りで2キロのアオリイカを釣り上げる事が出来たので、2匹目のどじょうとの思いで、メインはヤエン釣り、そして、そろそろ本格的に釣れ出すキスも視野に入れたダブルヘッダー釣行となりました。

早朝から16センチサイズの活きの良いアジをフルキャストします。ロッドはボーダレス420ML-T、リールはアオリスタBB2500を使用。昨年、このコンビで1キロ超えのアオリイカを仕留めており、とても操作性が良く、お気に入りのタックルです。今年の紀伊半島は、黒潮大蛇行の影響で水温が低く、おまけに安定しないという状況で、アオリイカだけでは無く、多くの魚が例年に無く遅れている模様で、例年のパターンは全く通用しない状況です。

アジ任せの釣りではありますが、ありとあらゆる方向にアジを泳がせ、アオリイカからのシグナルを待ちますが、全く反応がありません。
かなりの時間、アオリスタBB2500からのドラグ音を待ちましたが、とうとうしびれを切らし、第1ラウンドのヤエン釣りに見切りをつけました。

さて、お昼過ぎから第2ラウンドのキス釣りです。キスに関しても、水温が低い為、例年より釣れ出しが遅く、サーフからは未だ良い情報がありません。とりあえず、この時期実績のある田辺市の漁港内を探ってみる事にします。

ロッドはボーダレス 並継キャスティング仕様325H4、リールはサステイン4000XGを使用。ここ最近のライトタックルでのキス釣りのマストアイテムです。ライトと言っても、本気でキャストすれば、120~130m以上飛ばすことが可能なので、遠いポイントも探れるんです。

攻めキス投げ仕掛け ビーズ5本針に、エサの石ゴカイ(ジャリメ)を大きめに刺し、80m付近にキャストし、ゆっくりサビきながらキスからのシグナルを待ちます。時には仕掛けをステイさせ、活性が低いであろうキスにアプローチすると、いきなり「ググッ~」っと竿先が引き込まれました。続くアタリを待ちますが、あたりはそれっきり。やはりキスの活性が低いのでしょうか、1投目は素針に終わってしまいました。

キスが港内に居る事が確認出来たので、次からは、より慎重に探ってみる事にします。先程より仕掛けのサビくスピードを遅く、また、ステイさせる時間も長く取ります。すると、小さい前アタリが出てから約30秒後、「ググッ~」っと竿先が引き込まれました。今度は直後に「ビシッ」と鋭く合わせを入れてみました。どうやら今回はフッキングに成功したようです。連掛けを狙うべく、そのまま仕掛けをステイさせていると、先程と同様のアタリが出て、再び合わせを入れます。直後にモゾモゾとしたアタリで、キス以外の魚をフッキングさせたところでリーリング。上がって来たのは、18センチクラスのキスが2匹とメゴチ。活性が低い場合は意図的に合わせを入れた方が、針掛かりが良い場合もあるんです。但し、大きな合わせはタブーですが…。

それからというもの、潮が動き出したのと、水温が若干高くなったのか、ほぼ毎投キスをキャッチする事が出来、気付けばエサを全部使い切るまでキス釣りを楽しんでいました。最高4連掛けも出来、数も40匹以上釣れ、満足する釣果を得る事が出来ました。これから水温が上がると共に、アオリイカ・キス共、数・型共、期待出来ると思います。