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素晴らしき投釣りワールド

【素晴らしき投釣りワールド】:VOL.231 ~春ガレイ釣り~

日置 淳
日置 淳
全国各地を釣り歩く投げ釣りのエキスパート。
各種キャスティング大会で輝かしい好成績を残し、いま最も注目されているトップキャスターでもある。

4月下旬、そろそろ各地でキスの便りが聞こえてくる今日この頃。暖かい日にはまるで初夏を思わせるような日もあり、やっと待ち望んでいた気候になりました。早速、キス釣りへと出掛けたいのですが、ここは、ぐっと我慢してカレイを狙いに行く事にしました。例年、この時期にコンスタントに釣果が得られる神明間の防波堤を釣り場に選びました。

この日は夜明け直後からの竿出しで、午前9時頃の満潮前後の時間帯を釣る作戦としました。タックルは、ここ最近のカレイ釣りにおいて多用しているスピンパワー425CX-TとフリーゲンSD35を使用する事にしました。フリーゲンSD35は、心地良いドラグ音でカレイからのアタリを知る事が出来る高性能リールで、今日は何回心地良いドラグ音が聞けるか、今からワクワクします。

竿出し直後、潮はゆっくりと上げに掛かっており、思ったより流れが強くありません。とりあえず100m付近にキャストし、海底にカケアガリがある80m付近に仕掛けを止める事にします。4本のロッドを出し終え、順番に誘いをかけてカレイにアピールします。

穏やかで緩かった潮の流れが突然速くなりました。直後、左から2台目のフリーゲンSD35から「ジャ~~」という音とともに、ラインが引き出されます。ラインにはPEライン2号を使用しているので、ラインに伸びが無く、明確にアタリが伝わります。はやる気持ちを抑え、ひと呼吸おいて鋭くビシッと合わせを入れます。「ズシッ」と、一瞬で良型とわかる手応えが伝わって来ます。約80mの間、久しぶりの手応えと強烈な締め込みを楽しみながら、力糸を巻きこんだあたりで海面に姿を現したのは、良型のマコガレイ。一気に抜き上げ、検寸すると37センチ。春ガレイにしては良く肥えた、とっても美味しそうなマコガレイでした。

カレイは1匹釣れると、引き続き釣れる事が多いので、今が時合と判断、今回エサとして使用しているホンムシと青イソメをミックス掛けし、アタリが出たポイントへ再度キャストします。すると数分後に先程よりやや小さいアタリで30センチ弱が、そして、また数分後に25センチクラスが心地良いドラグ音を聞かせてくれます。

その後、一旦潮が緩み、アタリが止まりましたが、再び潮が強く流れだした直後、「ジ~~」という大きなドラグ音で、再度、時合いが訪れた事を教えてくれます。やはり潮変わりの時間帯に出ます。アタリからして良型と判断。これでもか!というぐらい十分な時間が経過してから、大きく合わせを入れると、1匹目と同じ重量感が伝わって来ます。これもまた、約80mの間、ずっしりとした重量感と、際まで寄せてからの強烈な締め込み感を楽しんだ後、海面に姿を現したのは1匹目と同等のサイズ。一気に抜き上げ、メジャーを当てると35センチ。サイズこそは1匹目より少し小さいものの、厚みは先程の37センチよりもぶ厚く、重量感たっぷりでした。

「さぁ、ここで最後の追い込みを…」と力が入りますが、満潮の潮止まり前後には全くアタリが無く、お昼頃、この4匹を釣り上げたところで納竿としました。初夏を思わせる快晴の中、良型2匹を含む合計4匹の肉厚マコガレイをゲット出来、とっても楽しい春ガレイ釣りになりました。この肉厚のマコガレイ、お刺身&煮付けで頂きましたが、超美味しかったです。