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素晴らしき投釣りワールド

【素晴らしき投釣りワールド】:VOL.228 ~厳寒期のシロギス釣り~

日置 淳
日置 淳
全国各地を釣り歩く投げ釣りのエキスパート。
各種キャスティング大会で輝かしい好成績を残し、いま最も注目されているトップキャスターでもある。

ここ最近、最高気温が10度を超える日が続き、やっと春の兆しが見えました。
 今冬は異常な位に寒かったので、寒さに弱い私の活性は下がりっぱなし…。
 「早く春が来ないかなぁ?」と暖かくなる日を心待ちにしている今日この頃です。

少し前になりますが、先月、島根半島にシロギス釣りに行って来ました。
 釣り場は、ここ最近好調との事で、島根半島東端付近としました。
 (後で知ったのですが、釣り場は、前回、伊藤さんがコラムで紹介されていた釣り場のすぐ近くのポイントです。)
 地元の友人の情報では、日ムラはあるものの、良い日に当たると、良型のまとめ釣りが見られるようです。

この日のタックルは、低活性時においてもシロギスからの前アタリを確実にキャッチ出来る超高感度のキススペシャル405BXを使用、リールはフリーゲン35の細糸仕様を、ラインはキススぺシャルEX4 PE テーパーの0.8号を使用しました。
 例年、1~2月の地元の友人達と極寒の中、キス釣りを楽しんでいるので、大体のパターンは掴んでいるつもりです。
 仕掛けは色々と悩みましたが、好きな本数で仕掛けをカットでき、良型が掛かってもキープ力が高い掛けキス6号のグロー留50連結仕掛けを投入。
 エサは、本虫(イワイソメ)・アオイソメ・イシゴカイの3種類を使用するために3本針でのスタートとしました。
 とりあえず、7色付近に仕掛けを投入し、着底までラインを送り込みます。
 糸フケを取り、ゆっくりとサビき始めます。

いきなりシロギスらしきアタリをキャッチ、そのアタリからして15センチクラス。
 1匹目をフッキングさせたところで連掛けを狙うべく、仕掛けをステイさせます。
 しかし、その後は続くアタリが無いまま時間が過ぎていきます。
 2色程サビいてみましたが全く反応が無いので仕掛けを回収すると、予想どおり15センチクラスの小型が1匹、針掛かりしていました。
 2投目以降は20センチを超える良型のまとめ釣りを目論み、飛距離・場所を変えてキャストしますが、15センチを超えるサイズは針掛かりしません。
 毎投1匹づつシロギスは釣れてくるのですが、なかなか良型は姿を見せてくれません。

ここである事に気付きました。
 今まで釣り上げた全てのシロギス、全てイシゴカイを刺した針に喰って来ているのです。
 そこで3本針全てにイシゴカイを刺し、再度探ってみると、ようやく良型らしい前アタリが…
 直後、BXの竿先が数十センチ引き込まれました。
 「今日の当たりエサはイシゴカイかぁ…」と追い喰いを期待していると、再び、竿先が大きく引き込まれました。
 ここは思わず巻き上げます。
 数投目にして、ようやく20センチを超えるサイズが連で掛かって来ました。
 ここでようやく笑みがこぼれます。
 アタリがあるラインが7~6色と、やや遠いですが、竿先を大きく引き込まれる良型のアタリには寒さも忘れてしまいます。

「当たりエサがわかればこっちのもの」と調子に乗って引き続いてキャストを繰り返しますが、この日はそんなに甘くはありませんでした。
 場所によってムラがあり、「居ないところには居ない」。
 しかし、「居るところを探せば、針の数だけ良型が掛かる」という状況。
 毎投、とりあえずフルキャストはするものの、どこでアタるかわかりません。
 気が抜けません。おのずとサビくスピードもゆっくりになります。

良型の溜まり場をなかなか見つけ出せないでいましたが、いきなり竿先をひったくられ、大型らしきアタリを捉えました。
 すかさず巻き上げに掛かりますが、何らかの大物に喰われたような重量感が…
 「頼むから離してくれ~」と、心の中で叫びます。
 そう大型になればなる程、フィッシュイーターに横取りされるんですよね。
 しかし、幸いな事にシロギスのみの手応えになり、そこそこサイズが海面に姿を現しました。
 一気に抜き上げたのは、とりあえず今日イチの26センチ。
 ようやく島根半島サイズが姿を見せてくれました。
 魚体を見ると、やはり中ほどに大型魚に噛まれた跡がありました。
 おそらくマゴチかエソでしょうね。

それからというもの、シロギスからのアタリが途絶えたので、少し西側に場所移動する事にしました。
 すると1投目から良型らしきアタリ捕らえました。
 やはり居るところには居るんですね。
 2回、3回と心地良いアタリを楽しみ、上がって来たのは、23~24センチの良型3連。
 パーフェクトです。

7色付近でアタリをキャッチしたので、次投も同様のポイントを攻めてみますが、何故かアタリがありません。
 半ば諦めかけた5色付近で、再び同様のサイズの3連掛けに成功します。
 どうも群れが1箇所に固まっていないようです。
 その後は欲を出して針数を4本に増やして、キャストする距離や角度を変えながら、4連掛け数回を含む、ほぼ素針無しでシロギスを釣る事ができ、久しぶりにエサを全て使い切るまで釣ってしまい、気付けばフィクセルライトゲームスペシャル170がシロギスで満タンになっていました。

今年の冬も地元の友人達のお陰で、とても楽しいシロギス釣りが出来ました。
 本当にありがとうございました。