フィッシングコラムフィッシングコラム

  • イヨケン STRONG STYLE
  • 素晴らしき投釣りワールド
  • 鮎入れ掛かり!?ブログ
  • Fantastic F.F Story ON THE STREAM
  • 絶景ドリームツアー 釣行レポート
  • シマノ渓流 開発奮闘記
  • ワカサギブログ

素晴らしき投釣りワールド

【素晴らしき投釣りワールド】:VOL.223 ~徳島・高知県境へ…~

日置 淳
日置 淳
全国各地を釣り歩く投げ釣りのエキスパート。
各種キャスティング大会で輝かしい好成績を残し、いま最も注目されているトップキャスターでもある。

師走になり、寒さが一段と厳しくなって来ました。
 サーフからのシロギスもそろそろ終わりを迎ようとしている今日この頃。
 しかし、徳島県南から高知県にかけての海岸では1年中シロギスが狙え、厳寒期においても状況が良ければ束釣りも可能なんです。
 つい先日、サーフからシロギスが釣りたくなったので、徳島・高知県境の海岸へ出掛けました。
 このあたりの海岸に通い始めて30年以上になりますが、昔と変わらない風景に今でも癒されています。

国道55号線を南下、まずは宍喰方面の海岸を探ってみる事にします。
 この日は強烈な寒波が到来した直後だったので、水温が低下しているのは事実。
 釣れるとはわかってはいるものの、一抹の不安が頭の中をよぎります。

この時期、案外水温が上がりやすい波打ち際から遠くのポイントまで、幅広く釣って行こうとの思いで、ロッドには感度重視のキススペシャルCX+を、リールはキススペシャルを使用する事にします。
 仕掛けはシロギスの低活性を想定し、吸い込みが良い攻めキス6号ビーズ仕様の50連結を5本針にカットして使用する事にしました。

まずは遠くのポイントを探るべく、7色付近からゆっくりとトレースし、アタリを待ちます。
 海底に全く変化が無いのと、寒波の影響なのか、シロギスからのシグナルがありません。
 仕掛けが4色に差し掛かった頃、海底に若干の変化を感じました。
 同時に海底の砂の粒子が若干大きくなった事も確認。
 しばらく仕掛けをステイさせます。
 すると、「モゾッ」とCX+の竿先にシロギス独特の前アタリを感じました。
 待つ事10数秒、「ギュィ~ン」と数十センチ竿先が引き込まれます。
 1投目からそこそこの良型と対面間近。
 寒さと悪状況で顔がこわばっていましたが、思わず笑みがこぼれます。
 追い喰いを期待し、しばらく仕掛けをステイさせていると、再度、竿先が引き込まれました。
 連掛けを期待したいところですが、ここで思わず仕掛けを回収する事に…。
 心地良い手応えを楽しみながら、25センチ近い良型と18センチの2連を取り込みます。
 「居るじゃないですかぁ~」と独り言が出ます。
 当然、続く2投目も同じポイントを攻めてみますが、何故かアタリが出ず、素針を引く事に…。
 やはり急激な水温の低下で、キスの群れが小さく、あちこちに散らばっているようです。
 次からは付近のシモリ際を入念に探ってみる事にしました。
 すると、小型ながら3連・4連と掛かって来ます。
 点在するシモリの近くを距離を変え、仕掛けを引く角度を変え、20数匹釣り上げたところで釣り場を移動する事にしました。

隣接する高知県・東洋町の海岸で再びキャストしたのは30分後。
 ここでも7色付近から手前を探ってみますが、アタリがあるのは2色以内。
 それも10センチ程度の小型ばかりなので、再び宍喰方面に戻る事にしました。

やはりここではキスの型が少し良く、23センチまでを10数匹追加したところでこの日は納竿としました。
 雨後の晴れ間、午後からの数時間でしたが、思う存分シロギス釣りを堪能する事が出来ました。