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素晴らしき投釣りワールド

【素晴らしき投釣りワールド】:VOL.199 ~3月鳥取県・島根県釣行~

伊藤 幸一
伊藤 幸一
地元 湘南の浜を中心に全国を釣り歩くトーナメンター。
シマノ・フィールドテスター。
シマノ ジャパンカップ 投げ 第26回・第29回 優勝。

皆様、こんにちは。神奈川の伊藤です。今回は、連休を利用し鳥取県・島根県へ釣行してきましたのでご報告致します。

3月中旬を過ぎ、陸上ではだいぶ暖かい日も多くなってきました。ただし、海の中は約1ヶ月遅れと云われており、水温は一番低い時期になっています。特に山間部からの雪解け水が河川を通じて流入する「雪代」と云われる現象です。実は、この雪代の流入が海を豊かにし、豊富な栄養素の元を運んでくれているのです。

話が逸れてしまいましたが、実釣の方をお伝えしましょう。
 現地へは朝9:00頃に到着し、良さそうなところを見て回ります。どこもルアーマンやカレイ釣り師が竿を出されておりますので、1級ポイントは埋まっております。あまり混雑している場所へは入りたくないので、比較的空いている護岸へ釣り座を構えました。
 早速タックルを準備します。今回は、超遠投を視野に入れており、スピンパワーSC405AXにキススペシャルコンペディションをセットします。ラインは、キススペシャルEX4テーパー0.6号、テンビンはムクタイプ30号ブラテンショートアーム。仕掛けは雪代により春潮特有の濁りがあるため、攻めキス50連結仕掛けグロー留めを選択します。そこから4本取り出しエサのジャリメ(石ゴカイ)、東京スナメ(チロリ)を交互に、垂らしは出さずにセットします。

1投目からフルパワーで180m先へキャストします。ラインスラッグを取り、潮の流れに任せるように、ゆっくり流します。テンビンが先行して流れるように、ラインスラッグを繊細に取っていきます。するとすぐに日本海のシロギスが応えてくれました!「コツッコンッ」と小さいですが前アタリを感じます。そのまま、仕掛けを止めて確実に針掛かりするように、フッキングバイトを待ちます。30秒ほどすると「グッグッ!グッグッン!」と30号のテンビンを引っ張り廻しているような感触が伝わってきました。リーリングスピードに変化が生じないよう慎重にリーリングします。
 やがて水面に姿を現したのは20センチクラスの2連掛けでした。2匹とも東京スナメをセットした針にヒットしていました。次のキャストでも20センチクラスが上がりました。

毎投、アタリが続きます。毎回、2連で来る訳ではありませんが、アタリはあるので十分楽しめます。10匹程度までは、連続で釣れ上がり「これはかなり釣れちゃうのでは?」なんてことを考え始めたころから、さすがにアタリが遠のき始めました。そうは問屋が卸さない?と云う感じですね!1時間以上アタリが無く、沈黙が続きました。

小移動をしますがあまり好転しません。そこで次の作戦は、針数を2本まで落とし、エサも小さく5mmほどにします。テンビンも固定式とし、ショートアーム80mmにして、キャストもテイクバックを大きく取って、200m付近へ投入しさらに沖を探ります。
 するとすぐにアタリがありました。「グッグッグンッ!」思わず「おっーキタァー!」「かなり遠いなぁー」着底して何もサビかない距離でしたので、アタリがあったのは嬉しいのですが、次のキャストでも同じ距離まで届くか若干心配でした…(汗)

巻き上げると20センチを超える良型です!楽しい♪この距離のシロギスを射程圏まで仕掛けを運ぶことが出来るのは、まさしくスピンパワーSCのお蔭です。ラインをもっと細くすればもう少し楽に届くのでしょうが、海底の障害物も多く0.6号未満の極細ラインはちょっとリスクが高いのです。
 極細ラインが使えない分、ロッドに頑張ってもらうしかないのです。このスピンパワーSCは、3本継ですが不等長になっています。柔らかい穂先部を短く、硬いバッド部を長くすることによって、オモリを拾いやすくし、硬いバッド部へスムースにオモリ負荷を伝達しやすいように設計されています。
 私の使っているフィーリングでは、曲げ易い、正確には曲げるためのきっかけを作りやすい。と云う感じです。ただし曲げ易い、投げ易いと言ってもそれなりのパワーを備えているロッドです。ロッド全体が強いと感じます。逆を言うと人間側のパワーも最大に引き出してくれるロッドと言えます。

だいぶ話が逸れてしまいましたが、その後、釣れない時間帯もありましたが、キャスティングの楽しみとアタリを楽しむには十分な釣れ具合で、湘南からの遠征でしたが十分その期待に応えてくれました。

2日目に続く。