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素晴らしき投釣りワールド

【素晴らしき投釣りワールド】:VOL.189 ~和歌山ライトキス~

日置 淳
日置 淳
全国各地を釣り歩く投げ釣りのエキスパート。
各種キャスティング大会で輝かしい好成績を残し、いま最も注目されているトップキャスターでもある。

11月に入り、晩秋らしい気候になって来ました。同時に、紅葉が見頃となり、釣り場近くの山の木々も色鮮やかで、本当に心が癒されます。紅葉の始まりと同じ頃、各地では「落ちギス」が始まっている釣り場が多く、タイミングが合えば、良型のまとめ釣りが堪能出来る事が多いんです。
この「落ちギス」とは、水温が低くなる晩秋から初冬にかけて、深場に落ちる前のキスが海岸から比較的近いポイントで荒喰いを見せる事を言い、例年この時期のキス釣りを楽しみにされている方も多いです。私の自宅近くの和歌山県の海岸においても、この「落ち」のシーズンには、良型のまとめ釣りがみられる事が多いです。ただ、タイミングが合わないと、全く釣れなかったり、10センチクラスの小型ばかり掛かってくるリスクを背負う事を覚悟して釣り場に向かう事があるのも事実です。

この日は南紀田辺方面から数か所の釣り場をランガン、いくつかの釣り場を探る作戦です。釣れるポイントが近いとの予測で、ライトタックルを使用。ロッドは「サーフランダー335FX」、リールは「スーパーエアロサーフリーダーCI4+17」としました。潮が若干濁っているので、海中で発光してキスを寄せる「攻めキス」6号のグロー留パターンを選択します。一か所目の田辺の海岸では3色(70m)付近にキャストし、海底をゆっくりトレースします。が、一向にキスからのシグナルはありません。半ば諦めかけた頃、何の前触れもなしに335FX-Tの竿先に心地良いアタリが出ました。距離にして約10m、力糸がトップガイドを通過した直後の事です。やはり、予想どおり波打ち際近くに群れているようです。20センチ位、竿先が引き込まれるアタリを4回感じ、巻き上げてみると、18センチを頭に15センチまでの4連。5本針を使用していたので、1投目は打率8割と言ったところでしょうか。次からも波打ち際近くを入念に攻め、ここでは同様のサイズを確保出来、次の釣り場へ移動しました。今回の本命ポイントとしていたみなべ周辺のサーフを3か所攻めてみましたが、まさかのノーフィッシュ。次の釣り場を目指して北上します。
この時期安定した釣果が見られる御坊市の海岸でキャストしますが、何故か全く反応がありません。しかし、オモリが見えた頃、待望のアタリをキャッチ。仕掛けを止めて次のアタリを待つと、2回、3回とアタリが出ます。少し弱々しいアタリですが、期待して巻き上げます。12センチ小型ですが、3連で掛かって来ました。ここの釣り場は、波打ち際からほんの1m位の至近距離にキスが群れているようです。それからというもの、波打ち際を攻めまくって5連掛けを数回達成、数では、50匹を超えたので次なる釣り場に移動。しかし、次に向かった日高町の釣り場ではキスからのシグナルは無く、日没を迎えたのを機に、ストップフィッシングとしました。「釣れる場所」と「釣れない場所」がハッキリしていた今回の和歌山でのランガンでしたが、秋の晴天の下、本当に楽しい釣りが出来ました。これから段々と寒くなりますが、可能な限りキス釣りに行きたいと思います。