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素晴らしき投釣りワールド

【素晴らしき投釣りワールド】:VOL.182 ~キャスティング大会に参戦~

日置 淳
日置 淳
全国各地を釣り歩く投げ釣りのエキスパート。
各種キャスティング大会で輝かしい好成績を残し、いま最も注目されているトップキャスターでもある。

遅くなりましたが、10月に開催される「ジャパン トップキャスターズ トーナメント」の予選会にもなるキャスティング大会が7月下旬に静岡県磐田市にて開催され、私は第4種目(競技用オモリ15号使用のフリースタイル)に出場しました。日本国内におけるヘビーウエイト(ナマリをシンカーとして使用)のキャスティング大会においては、トータル5回キャストし、良く飛んだ3投の平均飛距離で順位を争います。地面に張られたコートからの外にオモリが着地すれば、勿論ファールになり、3回ファールした時点で失格となります。 7月には頻繁にキス釣りに行っていたので、最終週の競技会に向け、7月の中旬から慌てて練習を開始しました。久しぶりのナイロン力糸使用に「全くタイミングが合わないのでは…」との一抹の不安を抱えての練習となりましたが、何とか真っ直ぐに飛んでくれます。飛距離も、まあまあ(およそ180~185m程度)飛んでいるようです。いつも練習前には、身体を傷めないように、また、瞬発力を高められるよう、入念なストレッチとスタートダッシュを行ってから練習しているのですが、この日は気温が高い事もあって、いつも以上に身体が動いてるようです。

昨年の「ジャパン トップキャスターズ トーナメント」では「スピンパワー SC405BX」(プロト)を使用した為、今回の練習でも、同様のロッドをメインに使用しましたが、オモリの初速をもう少し上げたい意味で、「スピンパワーSC405AX」でもキャストしてみました。身体が動いているのか、結果、少し硬めの「スピンパワーSC 405AX」の方が若干良く飛んでいるようです。1センチ単位で飛距離を争う競技会ですので、今回使用するロッドは「スピンパワーSC 405AX」に決定。それからは週3回のペースで練習場へ…しかし、限られた時間は2週間しかありません。おまけに、日々30度を超える真夏日という状況だったので、キャストのフィーリングが良くても悪くてもキャスト数を1日5~6投と決め、「短期集中型練習」を取り入れました。練習も後半になり、オモリの打ち出し角度も方向もバッチリ。あとは本番を待つばかりと安心していたのも束の間。本番を想定した最終練習日にはまさかの「抜け」「引っ掛け」が…「あれ?どうしたのかな?」と焦りますが、焦れば焦る程、キャストがしっくりきません。競技会直前に練習をやり過ぎると身体を痛めることになるので、とりあえず、その日は練習を終了し、いつもと同様のルーティ―ンとしました。「さぁ困った。どうしよう…」やはり、心・技・体が揃わないと、会心のキャストは出来ません。競技会の前日の朝、練習場に行こうかどうしようか迷いましたが、結局、イメージトレーニングを選択しました。そして、競技会当日。全5投のうち、まあまあ納得出来るのは4投のみ。それも、右へ飛ぶいわゆる「抜け」が目立ち、会心のキャストは1投もありませんでした。しかし、競技終了後、結果を見てみると、何とか2位でフィニッシュ出来、「トップキャスターズ」の権利を頂く事が出来ました。

これからは10月の大会に向け、今一度全てを見直し、5投全て会心のキャストが出来るように練習に励みたいと思っています。今年はオリンピックイヤー。昨年の銅メダル以上を目標にしたいです。