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素晴らしき投釣りワールド

【素晴らしき投釣りワールド】:VOL.174 ~超遠投でのキス釣り~

日置 淳
日置 淳
全国各地を釣り歩く投げ釣りのエキスパート。
各種キャスティング大会で輝かしい好成績を残し、いま最も注目されているトップキャスターでもある。

 先日、ジャパンカップ投ファイナルで岡野さんにお会いした時、「京都の宮津方面で大型のキスが釣れてるよ!」と教えて頂きました。岡野さんご自身、素晴らしき投げ釣りワールドの 「VOL.172 ~宮津釣行~」 で紹介されていますよね。そこで急遽、ファイナルの翌週に釣行する事にしました。

岡野さんから「とにかく遠くに投げなあかんで!」とアドバイスを頂きましたので、今月発売となる「スピンパワーSC405AX」を携えて、また、リールには、ここ一発の遠投に威力を発揮する「スーパースロー10」搭載の「スーパーエアロ キススペシャル コンペエデション」を使用する事にしました。

教えて頂いたポイントに到着し、1投目からフルキャストで釣り開始です。ラインは「SPINPOWER EX4 PE」の0.6号を使用。糸フケを取ってピンクの色(8色目)からゆっくりとサビキを開始します。海水がやや濁っているのと、釣れるポイントが遠い事から、仕掛けには「掛けキス」6号の3本針、グロー留仕様を選択しました。底の状態は、粒子の大きい砂底です。海底の砂の粒子の大きさを判別出来る事から、今回使用している「スピンパワーSC」が結構感度が良い事を再認識します。数メートル仕掛けを動かしたところで、底の状態が粒子の細かい海底に変わりました。「アタリがあるのはここかな?」と仕掛けをステイ。思わず息が止まります。と、突然、何の前触れも無く、405AXの穂先が1メートル位引き込まれました。いきなりの出来事だったので、思わず「来た~!」と大声が出てしまいます。ちょっと恥ずかしい思いをしましたが、釣り場には私ひとり。気にせず次の引き込みを待ちます。10秒位経過した頃に再び大きく引き込まれたので、短いストロークで「ビシッ」と合わせを入れ、巻き上げに掛かります。アタリがあったポイントは、ラインカラーが8色から7色に変わるところ。距離にして約180m付近。超長い時間、激しい手応えを楽しみながら砂浜に姿を現したのは26センチの大型。「もしかしたら1投目から・・・」という目論みが見事的中!引き続き大型を期待して2投目もフルキャストします。アタリがあるエリアの水深が非常に浅いので、キスを散らさないよう、アタリエリアから離れた場所にキャストし、アタリがある180m付近にそっと仕掛けを運びます。今度は小さい前アタリの後、良型らしきサイズのアタリをキャッチ。針掛かりしたキスを泳がせて大型を誘います。直後、「ギュィ~ン」とまたしても竿先が1m位引き込まれました。2投目は23センチと26センチのダブルでした。3投目も大きなアタリで26センチを取り込みます。3投で大型を3匹キャッチしたのですが、不思議と全て26センチ。サイズが揃っているのは有難いですが、どうしても欲が出てそれ以上の大型を期待します。その後、素針無く20センチから26センチの数釣りを楽しみ、この日は終了。明日に期待します。

翌朝起床すると、予報通りの雨。結構強く降っていたので躊躇しましたが、小降りになったのを見計らって浜に出ます。この日も1投目からフルキャストで攻めてみますが、やはり26センチが釣れて来ます。2投目は少しサイズダウンで25センチ。「やはり26センチ以上は出ないのかなぁ~」と諦めかけた3投目、仕掛けをステイさせていると、いきなり大きな糸フケが出ました。約2mの糸フケです。いわゆる「喰い上げ」のアタリで、このようなアタリが出た時には比較的大型が多いのです。急いで糸フケを取り、巻き上げます。水深が浅いので、かなりの手応えを見せ、最後には横走りを見せます。一気に砂浜に抜き上げたのは今回最大の27.5センチ。やっとサイズアップに成功です。それから数投粘ってみましたが、この日は前日ほど数が上がらず、素針を引いたのを機に納竿としました。27.5センチ以上の大型は出ませんでしたが、20センチ以上、それも25センチ前後の数釣りが楽しめ、本当に楽しい釣行になりました。
岡野さん、ありがとうございました。