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素晴らしき投釣りワールド

【素晴らしき投釣りワールド】:VOL.159 ~超遠投でのキス釣り~

日置 淳
日置 淳
全国各地を釣り歩く投げ釣りのエキスパート。
各種キャスティング大会で輝かしい好成績を残し、いま最も注目されているトップキャスターでもある。

早いもので弥生3月。暖かい日が続き、やっと春が訪れたと喜んだのもつかの間、直後に戻り寒波襲来と、「三寒四温」の言葉どおりの今日この頃。その「四温」となる暖かい日を選んで、先日キス釣りに行って来ました。

場所は福井県の敦賀半島。数多くある釣り場の中から、少々波が高くても釣りができる砂浜を釣り場として選びました。この日のタックルは、NEWキススペシャルの追加モデルとなる「DX+」&「NEWスーパーエアロキススペシャル」のコンビ。カラーコーディネートの美しさに、キャストする前からワクワクします。「NEWスーパーエアロキススペシャル」は、今年、各地で開催されましたフィッシングショーにおいて注目度が高かった新製品。「パラレルボディ」を採用した事により、ライン放出時のエネルギーロスが軽減され、遠投性能に優れている為、今回、超遠投の釣りになったとしても威力を発揮してくれそうです。仕掛けには、手前にあるカケアガリをやや強引に巻き上げてもガッチリとキープできる「掛けキス」4号の5本針を使用。また、沖は水深があるので、海中で発光してキスを呼び寄せてくれる「グロー留」パターンを選択しました。エサであるジャリメ(石ゴカイ)を2センチ程度に切って針に刺します。
竿出し直後は干底で、これからの上げ潮に期待です。1投目は6色付近にキャスト。ゆっくりと丁寧過ぎるくらいにサビきます。キスの回遊ルートであるカケアガリ付近に仕掛けを止め、アタリを待ちますが反応がありません。キャストする方向を変え、引き続き探りますが全く反応がありません。一年で最も水温の低いこの時期、キスの顔が見られれば御の字。あわよくば「ツ抜け」というあつかましい目標を立てての釣行なので、想定内の範囲です。
「今日も渋い釣りになるのかなぁ~」と考えていると、なんと、同行者である同級生がなんと2連掛けを達成しているではありませんか。4色付近で釣れたという事なので、同じポイントを攻めてみます。しかし、私には全くキスからの反応がありません。違うポイントを探ってみようという思いで、遠くのポイントを攻めてみる事にします。オモリをタングステンの27号に変更し、「DX+」でフルキャストします。ロッドのスイートスポットが広いので、思い切ってロッドにシンカーを乗せる事ができました。はるかかなたにシンカーが着水します。着底後、糸フケを取ってサビき始めたのは、8色目の中間付近です。水深が10m程度あるとは言え、この距離からサビける遠投性能に改めて感心しました。
昨年のテスト釣行において、遠投性能は自分でも把握していたはずなのですが、改めてロッドのパワーとリールの遠投性能にビックリです。久しぶりのフルキャストでのキス釣りにひとり悦に入っていると、「DX+」の竿先に「モゾッ」という前アタリをキャッチしました。直後、穂先が数センチ引き込まれるアタリに本命と確信。そして、引き続いて同様のアタリが…。小さいストロークで合わせを入れ、長い距離をリーリングします。力糸を巻き込み、シンカーの後ろに見えたのは、2匹の本命。やや小型でしたが、約1ケ月振りのご対面です。
「感度エエやんD+!」と、あの距離、そして、あの水深から取れた前アタリに感謝感激。それからは当然フルキャストの繰り返しとなりました。今度は少し右側にキャストし、8色と7色の境目にあるカケアガリで仕掛けを止め、少し誘った直後、10センチ程度竿先が引き込まれます。これは20センチ超の良型で満足サイズでした。同様のポイントを何度か攻めますが、なぜかアタリがピタリと止まりました。やはりこの時期、キスの群れが小さいようです。ここで目標をやや左方向に取りフルキャスト。サビき始めた直後、大きく竿先が引き込まれたかと思うと、直後、糸フケができました。喰い上げです。
こういったアタリが出た時は型の良いキスの場合が多いので、即、仕掛けを回収する事にします。小気味好い手応えを長時間楽しみながら上がって来たのは、この日の最長寸となる24センチと15センチの2連。この時期に満足できるサイズをゲットです。その後もフルキャストの連続で、ポツリポツリですがキスが釣れて来ます。

この日は夕方まで釣り続ける予定でしたが、小雨が降って来たのを気に納竿としました。この日の総匹数は15匹。余裕で「ツ抜け」が達成でき、また24センチという納得サイズが出て大満足の釣行となりました。