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素晴らしき投釣りワールド

【素晴らしき投釣りワールド】:VOL.153 ~三重・和歌山遠征釣行 その②~

伊藤 幸一
伊藤 幸一
地元 湘南の浜を中心に全国を釣り歩くトーナメンター。
シマノ・インストラクター。
シマノ ジャパンカップ 投げ 第26回・第29回・第34回 優勝。

三重・和歌山遠征釣行の続きです。

初日は、30匹ほどのシロギスを釣ることが出来たので、行ったことのない釣り場へ。という事で古座川の河口へ向かいました。私は10数年前に一度だけ訪れたことがあり、数は少ないものの良型ばかり二桁の釣果があった場所です。さっそくタックルを準備します。河口の中を釣ることになるので、ライトタックルを準備します。スピンパワー365EX+にスーパーエアロ サーフリーダーCI4+30。発泡テンビン23号に攻めキス仕掛けビーズ仕様3本針をセットします。

河口中央3色へ投入しゆっくりとサビいて様子を見ます。やはり河口ですので海底には障害物が多くサビきの邪魔をします。1色半で「ゴンッゴツゴツ」とクサフグの猛攻を受けました。投げる方向を上流側へ変えてみますが、同じくクサフグの猛攻。一瞬で針がなくなってしまうので、ここは期待薄。移動を決意。南紀・串本港か昨日の湾内岸壁かの選択を仲間と協議の結果、確実に釣果を得られるフィールドがベストという事でそちらに向かいました。

ここでは、湾口に近いところへ釣り座を構えました。対岸までは約400mくらいでしょうか。5色付近からサビくとすぐにアタリがあります。元気の良い魚信なので、仕掛けを伸ばす様に少しずつ引きます。暴れる強い魚信が続いたので巻き上げると19センチ級のシロギスが3連。1匹は二つ針を咥えています。シロギスの活性は高いようです。同じところに投入しているとアタリが続かなくなるので、キススペシャルの良さを生かして少しずつ微妙に投点をずらして、面で攻めていきます。3連以上はないものの毎投、アタリがあり楽しめます。エサのジャリメ(イシゴカイ)は、1匹付けが好反応です。また、早めのサビきには反応しなくストップ&ゴーのサビきが有効です。二日目は大型は出ませんでしたが、初日を上回る平均サイズで30匹ほどの釣果を手にできました。

最終日の3日目は、早朝から二日目のポイントへ入りました。期待しての1投目、2投目アタリがありません。時間帯なのか?それともさすがに、連日叩き過ぎたのか?分かりませんが、アタリが遠いスタートです。それでも2色付近でシロギスの反応が出てきました。ただ、良型には程遠い17センチ級です。これでは詰まらないので、テンビンを28.5号へ変更して今まで攻めていない7色付近を探ります。大きなヨブ(すり鉢状の凹み)がある方向を発見しました。仕掛けを止め竿先の弾力を利用してテンビンをヨブから持ち上げるようにして、止まったところでそのままステイさせます。すぐにアタリは出ませんが、何となくですが魚が居る気配を感じます。オーバーな表現かもしれませんが、ジッとしていると、魚が周りで泳ぐ振動のような気配がキススペシャルを握る手に感じるような感覚があります。すると「ツンッ」とシロギスがエサを突いたような前アタリを感じました。なかなか針掛かりした魚信がないので、少しテンビンを動かし誘いを掛けると、「グイーンッ」と竿先が引き込まれすぐに反応しました。巻き上げに入ると、途中、首を振って抵抗する引きがあります。水面に現れたのは20センチを軽く超える良型です。計測すると25センチジャストの大型と呼べるサイズに満足です!その次の投入でも23センチ級がアタックしてきました。さらに沖を攻めるためにテンビンを30号へサイズアップ。7色先へ投入します。今度は前アタリなくいきなり「グイーンッ」と竿先を50センチ以上引っ張り込む強烈なアタリがきました。すぐに巻き上げに入ります。ドキドキしながらリールを巻く手にも力が入ります。途中、下へ下へ突っ込んで行く引きを感じましたので、「シロギスじゃないのか?」と不安になりましたが、水面に姿を現したのは、先ほどのシロギスより大きなシルエットです。慎重に抜き上げると丸々と太っていてコンディション抜群の魚体です。メジャーを当てると26センチ。今回の遠征中で一番のビッグフィッシュです。これで私は十分満足でしたので、「あがりキス」として遠征と2015年の竿収めとしました。

最後にどこの港も風光明媚で静かな漁村といったところでもあり、魚影も濃く遠征釣行には十分な釣果をもたらしてくれる三重・和歌山のフィールドですので、特に早朝などは騒いだりせず、また迷惑駐車にも気を付けて、地元の方に迷惑の掛からないよう十分な配慮をお願い致します。