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素晴らしき投釣りワールド

【素晴らしき投釣りワールド】:VOL.144 ~釣り解禁!~

日置 淳
日置 淳
全国各地を釣り歩く投げ釣りのエキスパート。
各種キャスティング大会で輝かしい好成績を残し、いま最も注目されているトップキャスターでもある。

実は10月下旬に開催されるキャスティング大会へ出場する為、約1ケ月間、釣りを控えていました。キャスティング競技に使用される力糸はナイロン製、キス釣りにおいてはPE製の力糸を使用する為、キャスト時のタイミングが大幅に変わってくる為なんです。しかし、釣りを控えている期間中、各地で落ちギス爆釣の情報が舞い込んで来ます。釣りに行きたい誘惑にかられつつ、それをぐっと耐え、キャスティング大会に向けて猛練習の日々。多い時は週5日、少なくても週3日間、練習場に通う毎日が続いていました。(このキャスティング大会の模様は、次回ご報告致します。)

そして10月下旬にキャスティング大会が終了。晴れて「釣り解禁」となりました。キャスティングの練習に励んでいた時期は、暖かい日が続いていましたが、いざ釣り解禁となると、朝晩は冷え込み、一気に季節が進んでしまいました。さて、何を釣りに行こうか…と、散々迷ったあげく、ボウズの確率が低いと思われるカワハギ釣りに行く事にしました。深夜から紀東方面に向けて走り、夜明けまで仮眠します。そして、待ちに待った夜明けを迎え、待ちに待った釣りがスタートしました。水温が比較的高いため、本命であるカワハギの活性が高いと予想します。スピンパワー425CX-TにスーパーエアロフリーゲンSDのコンビをタックルとして使用します。穂先が柔軟なので、カワハギ釣りにもってこいのこのロッド、そして、不意な大物のアタリがあってもドラグ機構が搭載されているので安心できるリールです。久しぶりの魚釣りにワクワクしてのキャストになりましたが、予想に反して本命からのシグナルはありません。それどころか、エサがそのまま残って来ます。「おかしいなぁ~」と、首をかしげながらキャストを繰り返します。置き竿ではアタリがないので、手持ちで探ってみる事にしました。やや水深の浅いシモリ混じりのいかにもカワハギが群れていそうな場所を探ってみますが、全く反応がありません。仕方なく手持ちのロッドを三脚に置き、ドラグを緩めようと思った直後、一気に425CX-Tの竿尻が浮き、海面向かってスッ飛んで行きました。瞬時にロッドを掴み、小さいストロークで「ビシッ」と合わせを入れました。「ガンガンガン」と沖へ向かって走る手応えを感じながら、「何が来たんだろう?」と針掛かりした魚を想像します。ラインにはSPINPOWER EX4PEの2号、力糸にはSPINPOWER テーパー力糸 EX4PE(最細部を少しカット)を使用しているので、伸びがほとんどなく、ロッドが結構曲がっています。しかし、柔軟な胴のパワーで強い引きを受け止めてくれています。何度かの強い引きに耐えながら海面に姿を現したのは、何と、40センチクラスのタマミ(ハマフエフキ)と良型カワハギの一荷ではありませんか。ちゅうちょする事なく、一気に抜き上げました。それからというもの、カワハギの活性こそ低かったものの、下げ潮の時間帯にキュウセン、エソ、カサゴ、メッキそして、超高級魚である良型のメイチダイと、合計7魚種を釣り上げる事ができ、秋晴れの空の下、思う存分、釣り解禁日を楽しみました。これからは徐々に秋が深まりますが、釣れる魚種は多くなるので、思う存分投げ釣りを楽しみたいと思います。