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素晴らしき投釣りワールド

【素晴らしき投釣りワールド】:VOL.117 ~高知県でキス三昧 PART1~

日置 淳
日置 淳
全国各地を釣り歩く投げ釣りのエキスパート。
各種キャスティング大会で輝かしい好成績を残し、いま最も注目されているトップキャスターでもある。


高知県へは毎年数回キス釣りに出掛けています。昨年は確か6回位お邪魔したような気がします。今回は高知県中東部を釣り歩く予定でいます。南国・土佐は気候が温暖で風光明媚な場所が多く、年中キスが釣れる素晴らしいフィールドが点在し、毎回、超満足な釣果と超満足な癒しを得る事が出来ています。釣果とは別に、その風光明媚な景色に魅了されている訳ですが、今回訪れる香南市~芸西村にかけても、空中から海岸が見渡せる絶景レストランがあったりして、本当に大自然を満喫出来る要素が沢山ありすぎて、地元の方々が本当に羨ましい限りです。

この日は夜明け直後から芸西村での竿出しになりました。数日前に低気圧が通過した事もあり、一昨日までは波が高かったようですが、いざ海岸に出てみると、波は穏やかで、濁りも殆どありません。おまけに雲ひとつ無い晴天とあって、絶好の釣り日和です。高知県の海岸はウネリに敏感な海岸が多く、太平洋からのウネリが少しでもあれば、竿出しが出来ない釣り場もある程です。事実、昨年の釣行においては、目指すポイントで1度も竿を出せなかった事もあった程です。さて、夜明け直後からの竿出しとなりましたので、仕掛けには海中で発光してキスにアピール出来る夜光留が施されたパターンを選択します。ここ最近の状況では、釣れるキスのサイズが20センチ前後、そして、キスの活性が比較的高いという事なので、掛けキス6号の5本針の選択としました。針と針の間隔が32センチに設定されているので、20センチを超えるキスが連で掛かり易い設定になっています。タックルはNEWキススペシャルBXにスーパーエアロ・コンペエディションのコンビです。とりあえず遠くから探ってみようとの思いで、6色の後半付近にキャストします。思ったより水深があり、選択した発光タイプの仕掛けが、いかにも威力を発揮してくれそうです。ゆっくり仕掛けをサビくと大きいカケアガリをキャッチしました。しばらく仕掛けを止めていると、早速「ギュィ~ン」とBXの竿先が引き込まれました。アタリの大きさからして20センチを超えるサイズ。1投目から心地よいアタリをキャッチ出来幸先が良いです。キスが泳いでる感覚を楽しみながら、続くキスからのシグナルを期待しますが、アタリが続きません。どうも、ひとつあたりの群れが小さい様子です。巻き上げてみると、予想通り、20センチを超えるサイズが上がって来ました。それも丸々と太った魚体で、重量感たっぷりです。掛った針を見てみると、やはり、夜光留の針に喰ってました。2投目からも6色付近を重点的に攻めて、ほぼ毎投20センチを超えるキスが釣れて来ますが、なかなか連では掛って来ません。そこで、少し手前を探ってみる事にします。すると、やや小ぶり(と言っても20センチ前後)のサイズですが、連掛けに成功しました。手前のカケアガリにもキスがついているようです。
今度は手前のカケアガリを重点的に攻めてみようと仕掛けを止めていると、「ガツン」とした手応えの後、ラインが大きく引っ張られました。瞬時にリールのストッパーをフリーにして対応します。10m程ラインが引き出されたところで止まりました。相手の見当はほぼついているので、慎重にやり取りしますが、予想に反して乱暴な引きではありません。「あれ?おかしいなぁ~」と、ゆっくりと手前へ引き寄せますが、案外あっさり寄って来ます。残り1色になったところで最後の反撃に出ますが、大した引きではありません。そして数分後、波打ち際に姿を現したのは、茶色く平べったい魚体。「やっぱり…」と魚体を良く見ますが、何か少し違います。良く良く見ると「ヒラメ」では無く「ガンゾウビラメ」です。それも40センチを超える大型。ここまで大きいサイズは珍しいので、大切にクーラーに仕舞います。フィクセル120は、このサイズの魚が入るので有難いですね。それからはキスの喰いが止まったので、安芸方面へ移動する事にしました。

安芸市の海岸に到着後、海面を見てみると、少し濁っています。付近に河川があるので、数日前の雨の影響でしょうか?濁りがあるので、仕掛けは先程と同じパターンを選択しキャストします。1投目からキスが釣れてくるものの、サイズが少し小さく、20センチに満たないサイズです。2投目、キスのアタリを感じた直後、いきなりロッドを引ったくられました。ここ最近、このようなアタリには慣れっこになっているので、例の如くラインのテンションを保ちながら、ラインを送り出していきます。引きの強さからして先程と同様の手応えです。ゆっくりと慎重に波打ち際へ寄せ、一気に砂浜に引きずり上げました。姿を見てビックリ!先程とほぼ同じサイズのガンゾウビラメです。それにしても、違った場所で同様の大型ガンゾウビラメが釣れるとは…。しかし、ここ最近、キス釣りにおいて大型魚を高確率でキャッチ出来ています。針もそうですが、仕掛け自体の強度もあるので、思いがけない大物が掛っても安心ですね。この日は引き続き安芸市の海岸で、夕方まで思う存分キス釣りを楽しみました。続く…。