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素晴らしき投釣りワールド

【素晴らしき投釣りワールド】:VOL.107 ~しまなみ海道・伯方島にて~

日置 淳
日置 淳
全国各地を釣り歩く投げ釣りのエキスパート。
各種キャスティング大会で輝かしい好成績を残し、いま最も注目されているトップキャスターでもある。


「しまなみ海道」。広島県・尾道市と愛媛県・今治市を結ぶ、いくつかの島々を結ぶ道路の俗称。穏やかな瀬戸内の海に浮かぶ風光明媚な島々には、その「しまなみ海道」から降り立つ事が出来、至るところにある釣りの好ポイントは、年中釣り人が絶える事がありません。
今回釣り場に選んだのは、その中の「伯方島」。そう、「伯方の塩!」というあまりにもインパクトが強いCMでもかなり有名な島でもあります。瀬戸内海は、潮の干満の差が比較的大きく、潮の大きい日には、釣り場によっては釣り難い場所もあります。この日は、それ程大きくない潮なのですが、釣り易さを考え、夕方の込み潮のみの釣りとしました。

「NEWキススペシャルCX+」に「キススペ コンペエデイション」のコンビに「夢屋スーパーエアロ1.5号テーパースプール」をセット、ラインには「SPINPOWER EX4 PE」の1号を選択しました。そして、仕掛けには、キープ力重視の掛けキス6号、グロータイプの3本針を使用する事にしました。季節柄、海底の所々にはホンダワラが生い茂っているので、その際に潜むシロギスを狙う作戦です。まだ潮位の低いうちからキャストしますが、全く生体反応がありません。オモリを触ってみると、かなり冷たく、水温が低い事を教えてくれます。「まだ少し早いかなぁ~」と諦めかけた数投目、潮がゆっくりと流れ始めました。と、「CX+」の竿先に、「モゾッ」とした前アタリをキャッチ。数秒後、「ギュイ~ン」と竿先が引き込まれました。「お~居る居る!」と思わず笑みがこぼれます。あまりしつこく流しているとホンダワラに引っかかる確率が高くなるので、ここは素直に巻き上げにかかります。海面に姿を現したのは本命のシロギス。型は18センチ程度ですが、1年間で最も水温が低いこの時期には貴重なシロギス。大切にクーラーに仕舞います。それからというものの、毎投、心地良いアタリを体感させてくれ、1匹づつですが、素針無しで釣れてきます。5~6匹釣り上げた後、再度アタリをキャッチ。今度は「あわよくば…」と欲を出し、少し仕掛けを流します。と、「ギュイ~ン」と2回目のアタリを捕らえました。「これは、もしかして…」と期待しながら巻き上げると、20センチクラスの2連。この時期の2連はさすがに嬉しいです…それも、そこそこのサイズの連掛け達成に満足です。しかし、あまり欲を出しすぎると、群生するホンダワラにキスを取られる恐れがあるので、リスクを伴いますが…。次のキャストにおいても連掛けを期待しますが、アタリがあったラインで反応がありません。そこで、しばらく仕掛けを流す事にしました。すると、数十秒後、竿先を50~60センチ引き込まれる大きなアタリが出ました。潮下からのアタリなので、普段よりアタリが大きく出るのですが、型の良いシロギスと判断。ホンダワラに取られないよう、ある程度強引に、かつ、慎重に巻き上げます。流れる潮に引かれながら、明らかに今までとは違う手応えにさらに慎重になります。水面に姿を現したのは、見事、今日一サイズのシロギス。23センチを超える丸々と太った良型でした。その後も数匹追加し、短時間で本当に大満足な釣果を得る事が出来ました。釣果もそうですが、風光明媚な海岸でのシロギス釣りに、本当に心が癒されました。