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素晴らしき投釣りワールド

【素晴らしき投釣りワールド】:VOL.74 ~大型乗っ込みマダイ~

日置 淳
日置 淳
全国各地を釣り歩く投げ釣りのエキスパート。
各種キャスティング大会で輝かしい好成績を残し、いま最も注目されているトップキャスターでもある。

4月中旬。つい先日まで満開だった桜の花も散り、各地では乗っ込みマダイが最盛期を向かえているようです。
昨年4月に60センチを超える大型マダイをゲットしているので、今年も乗っ込みの大型マダイを夢見て、例年、ゴールデンウィーク前後に乗っ込みの大型のマダイが上がる和歌山県・煙樹ヶ浜へ釣行しました。
この釣り場では、数は少ないものの来れば大型で、運が良ければ70センチ以上の大型マダイが上がります。基本的には夕刻からの半夜釣りで狙う事が多いので、この日も明るいうちに釣り場に入る事にしました。まだ時間的には少し早かったので、1時間だけキスの引き釣りを試みました。
1投目より心地よいアタリがあり、キスが釣れて来ます。夕暮れ近くまで10投しましたが、素針で上がって来たのは1回だけで1時間で20匹以上のキスをゲットする事が出来、非常に内容の濃い釣りになりました。

そして、大物狙いにシフト。今回は、足場の良いゴロタ石の浜でオモリを置いての遠投釣りの為、ロッドは「スピンパワー425BX-T」を使用。足場の良い釣り場の遠投置き竿釣りで威力を発揮してくれるロッドです。

周囲はまだ明るく、潮はゆっくりと上げています。時合は暗くなってからの満潮からの下げ潮と判断。時合と思われる時間にはまだ早いので、底の状態を探ってみようと、とりあえず1投目はフルキャストします。使用ラインはナイロン5号。飛距離にして120~130mでしょうか。

着底後、オモリを少し引くと、大きなカケアガリをキャッチ。仕掛けを止めます。そして、2本目のロッドを用意している時、三脚に立てていた「425BX-T」が海面に向かって吹っ飛び、直後、「パワーエアロスピンパワー」のドラグから、けたたましい音が聞こえてきます。ラインが10m位引き出されたところでやっとロッドに飛びつく事が出来、ワンアクションでドラグロック、渾身の力で合わせを入れます。

直後、マダイ独特の首を振る感触が伝わって来ます。手応えからして、かなりの大型だと直感。慎重にやり取りしたいところですが、ロッドにパワーがある為、半ば強引にやり取りします。

遠いポイントで掛けた事もあって、長い時間引きを楽しみます。そして・・・薄暗い中、15mくらい沖で海面に浮かんで来たのは目測で70センチを超えるマダイ。そのまま強引に巻き上げ、そのまま浜へずり上げようとしますが、ここで強烈な反撃を見せます。が、ロッドの強い反発で難なく引き寄せる事が出来ました。スパイラル&ハイパワーX構造のおかげですね・・・

メジャーを当てると70センチを優に超える乗っ込み独特のイカツイ雄のマダイでした。「まさか1投目で来るとは・・・」やはり海中にエサが入っている時は油断出来ないですね。久しぶりの大型マダイとの対面に大満足。「もうこれで十分。いや、あわよくばもう1匹・・・」色々な想いが頭の中を駆け巡りましたが、とりあえずエサを針に刺し、再度フルキャストします。直後、準備中だった2本目のロッドも投入。

同様に仕掛けをカケアガリに止め、三脚から離れた瞬間、またもや投入直後の2本目の「425BX-T」が吹っ飛び、先程同様に「パワーエアロスピンパワー」のドラグからけたたましいドラグ音・・・。カケアガリに仕掛けを止めてからわずか30秒。こんな事あるんですね・・・

大きく合わせると、例のごとくマダイ独特の首を振る手応えが伝わって来ます。が、先程よりも大きくないようです。強引にやり取りし、浜にずり上げたのは50センチオーバーの綺麗な魚体のマダイ。わずか15分の間で2匹の乗っ込みマダイをゲット出来ました。おそらく群れが回遊して来たんでしょうね。

その後、満潮の潮止まりから下げ始めまで粘りましたが、アタリは皆無。まさに短期決戦でした。