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素晴らしき投釣りワールド

【素晴らしき投釣りワールド】:VOL.58 ~乗っ込みマダイ~

日置 淳
日置 淳
全国各地を釣り歩く投げ釣りのエキスパート。
各種キャスティング大会で輝かしい好成績を残し、いま最も注目されているトップキャスターでもある。

「サクラダイ」という言葉の通り、桜の花が咲く時期に、マダイは産卵のために岸近くの浅場にやってきます。
船では、水深の深い場所で釣る事が可能な為、早い時期から釣れる事も多いですが、投げ釣りでは、4月頃からがベストシーズンと言えるでしょう。

投げ釣りにおいても、乗っ込みのこの時期には50~60センチという大型が釣れる事も多く、運が良ければ80センチクラスの超大型に出会える可能性もあります。
ですから、タックルも信頼のおけるパワータイプの物を使用、また、仕掛けもハリス8号以上と、必然的に太仕掛けになってきます。
投げ釣りでのマダイ釣りは、日中でも釣れる事が多いですが、基本的には夜釣りがメインになります。

今シーズンはどうしても大型のマダイが釣りたくて、花冷えの夜、三重県南部・尾鷲市の湾内にある実績場に釣行しました。
暗くなってからの竿出しになりましたが、期待を込めての第1投です。

マダイが回遊してくると思われるカケアガリに仕掛けを止め、しばらくアタリを待ちますが、何の反応もありません。

そして、2本目のタックルを準備し、仕掛けをセットしていると、「ジャ~~~」とパワーエアロスピンパワーのドラグから、けたたましい音が聞こえてきました。

既に15m位ラインが出された状況でしたが、ワンアクションでドラグロック。
ラインはナイロン5号、ハリスは8号という太仕掛けなので大きく合わせを入れます。
直後、「ガンガンガン」とマダイ独特の首を振る動きが伝わってきます。

この釣り場は水深が15m以上あって、手前には一気に浅くなるカケアガリがあります。
沖へ沖へと走り、激しく抵抗する奴をロッドを大きくあおり、こっちを向かせます。

スピンパワー425BX-Tが大きく曲がりますが、ロッドのパワーで魚をこちらに誘導してくれます。
それからはパワーエアロでのゴリ巻き開始です。途中、何回かの強烈な締め込みを体感しながら水面に姿を現したのは、体高の高い元気なマダイ。引きからして、70センチ級を思わせましたが、目測では60センチ級だったので、ロッドのパワーを信じて一気に抜き上げる事にしました。

「ドスン」と私の横に横たわったのは60センチを超えるメタボ体型の元気なオスのマダイでした。

それからさらなる大物を期待しましたが、しばらくして大きなアタリを見せてくれたのは、1mを超える大きな「サメ」でした。(マダイではありませんでしたが、引きを十分楽しませてもらいました!)

その後、夜明けまで頑張りましたが、全く音沙汰なし。まぁ、乗っ込みの大型マダイ釣りは一発かボウズかという男らしい釣りなので、この1匹で十分満足です。

キスの本格的なシーズンインまであと少し。残されたわずかな時間に更なる大型マダイをゲット出来るよう、頑張ります!