HOW TO 一つテンヤマダイ Fishing Info

HOW TO 一つテンヤマダイ

先鋭かつスリリングな「一つテンヤマダイ」

竿一本とPE+リーダーという、エギングにも似たタックルがあればすぐにチャレンジできるのがこの釣りです。シンプルなタックルだからこそ、操作性に優れた利点を生かし、宙層から底層までの広いレンジを意のままに探ることが可能です。
またシャクったり、フォールさせてみたり、底でステイさせてみたりといろいろな誘いを試すのが容易。
ルアーフィッシングのような仕掛けだからこそ、幅広い攻め方でアプローチし結果を得られるわけで、それがこの釣りの面白さの最大の長所といえます。
また「エサの有無や状態」という、ルアーフィッシングでは得にくい情報も得られます。
エサの状態を確認し、魚の活性を探ったり、エサ取りが多い・少ないを判断する…という側面もプラスされ、さらに面白さの幅が広がった次世代ゲームフィッシングです。

■ 目次

(1)シーズナルパターンや水深、流し方は?

千葉大原を例に上げると、一年を通してマダイは釣れます。
中でも秋と春が良く、7~10月が中・小型の数釣りシーズン。2kg級までのサイズがメインですが、2ケタ釣果の可能性が高いといえます。かわって11~4月は一発大ダイ狙いのチャンス。数は少なくなりますが、良型に出会える好期で2~4月は水温が上がり調子のときに釣行できれば2~8kgクラスの入れ食いも。11kgクラスという超大型の実績もあります。
水深については秋は10~30mまでの比較的浅場が主体であり、春は深くても50~60mラインです。そのため掛かったマダイは横に走ることも多く、やり取りのエキサイティングさは格別です。釣り方はマダイが潜んでいる根回りを流すのが一般的。したがって、流すたびに常に水深や海底の地形が変化していくわけで、[探見丸]を愛用しているファンが多いのは事実です。

(2)1匹を手にする釣り方のコツは?

タックルはとてもシンプル&ライト。PE0.6~1号のスピニングタックルに2~3号のフロロのリーダーを直結し、テンヤ(カブラ)を結んで尻尾を切ったエビをセットするだけ。そんなライトタックルで大型マダイを狙います。また、釣り場の潮の速さや水深により、テンヤのサイズを使い分ける必要があります。

その大きさは「底ダチが取れる最低限のサイズ」が基本。釣り方で一番重要なのは、必ず底ダチを取ること。しかもテンヤは小型ほど食いが良好です。つまり、軽負荷テンヤで底ダチを取る必要があり、それには海底の地形の変化、水深を常に把握できるのがベスト。
[探見丸:製品情報(探見丸CV-FISH)]が欠かせないアイテムといえます。

底ダチが取れたら根掛かりを避けるためと、誘いという意味ですぐにシャクります。そして、底まで沈めてまたシャクる、フォールさせる、底でステイさせる等、テンヤを操作し喰わせます。
アタリはテンヤのフォール中や、底でのステイ時などに多発します。そこで船長が指示するタナの近くまではフリーで一気に沈め、タナに入ったらラインを “張らず緩めず” にしてテンションフォールさせるのがコツ。沈下スピードが変化することで誘いになるし、アタリも取りやすいわけです。
アタリはガツンと強烈だったり、チョンといった微妙なケースもあります。「アタリかな?」と思ったらとにかくアワセることで、即大アワセが鉄則です。マダイの硬い口にテンヤを突き刺すことが必要です。うまくフッキングが決まればファイトの開始。ここでとても重要なのがドラグ性能です。ライトタックルゆえにドラグテンションは700g前後に設定することが多く、マダイの強烈な引きに対応し、スムーズに逆転するドラグ性能に優れたリールが絶対におすすめです。

また一つテンヤはイワシなどのベイトに付いたマダイにも非常に効果的です。
[探見丸:製品情報(探見丸CV-FISH)]があれば魚群を的確に捉え、効率の良い攻略が可能です。青物が喰ってくることもよくあり、非常にスリリングな釣りです。

(3)一つテンヤ チェックポイント

ロッドについて

テンヤのウエイトやアタリを感じることができる繊細な穂先が最重要。
またアタリがとり易く、タメが効き、一日中手持ちしても疲れない専用ロッドが理想です。
シマノの専用ロッドのラインナップでは、大きく分けて2つのタイプの穂先があります。

タフテック&ハイパワーX構造穂先タイプ([バイオインパクト一つテンヤマダイ]シリーズに採用)

感度は随一ですが、強度面で不安のあったカーボンソリッドをハイパワーX構造で補強し、実用化。
繊細で超高感度を誇り、軽量テンヤでの釣りは得意です。

ソフチューブトップタイプ([炎月一つテンヤマダイ]シリーズに採用)

高感度でしなやかなチューブラー穂先です。チューブラー穂先でありながら、ソリッドに迫る柔軟性を誇ります。
軽量で操作性に優れ、重めのカブラの使用も快適です。

リールについて
基本は2500~C3000番サイズがお勧め。

大型が掛かると50m以上走ることもあるため、ラインを150m以上ストックできるリールが好ましいです。
また極細ラインが前提のため、ドラグ設定は締めすぎず1kgまでに留めておいた方が無難です。
ラインの送り出しがスムーズに行えるレバーブレーキタイプも有利です。

ラインについて

道糸は細いほど、潮の影響を受けず有利に誘えますが、必然的に強度も落ちてしまいます。
0.8号をスタンダードに考えていただければ大丈夫です。
船上でリーダーを組みなおす手間を省くため、根掛りを切る際は、道糸とリーダーとの結束で切れてしまわないようにセッティングするのがベター。そのため道糸とリーダーとの結束は、やはり摩擦系ノットが有利です。
※わざとテンヤとリーダーとの結節は強度を落とした結び方を採用するのも手です。

それを考慮し、リーダーは道糸とのバランスを考えて選びます。(例)PE0.8号には10ポンド(2.5号)
また底取りの際、水深以上にラインを出すことも多いのでピッチマーキング付きタイプが必須です。

(4)テンヤタイプとカブラタイプ

一つテンヤには、テンヤタイプとカブラタイプの2種類があります。
テンヤタイプは、一般的に3~8号と軽量のものが多く、底面が水受けとなり、ユラユラとフォールしアピールします。
必然的に底取りは難しくなりますが、魚には強力にアピールします。

カブラタイプは、一般的に5~12号と比較的重量のあるものが多く、ヘッドの形状も球形で底取り性能にすぐれ、またタナの安定性に優れます。潮が速い時や、タナがベタ底の時などにはカブラタイプが有利です。
いずれのタイプも孫針を付けるのが一般的です。

ケース

スポンジにフックを挟み込み収納。
揺れてもボックス内がすっきり整頓。

(5)エサの付け方

エビの尻尾をちぎり、真っ直ぐになるように腹側から針を出します。
最後に孫針をエビの頭部に掛けます。
※写真のように、エビは逆向きになります

  • 冷凍エビが一般的冷凍エビが一般的
  • エビはまっすぐにエビはまっすぐに

(6)誘いとアワセについて

釣り方の基本は底取りとフォールです。
底を取ったら、竿を大きくシャクってテンヤを跳ね上げ、そのままフォールを演出します。
またアタリは、フォール時かステイ時に来ることが多いです。違和感を感じたら即大アワセが基本です。アワセに失敗してもそのままフォールさせれば再び喰ってくる可能性も高いです。
また、投入後最初のフォールで喰ってくることも非常に多いので底付近のフォールは穂先・ラインの変化に注意しましょう。

誘いとアワセを動画で確認(SHIMANO TV)

(7)豊富なゲスト

カサゴ・ハタ・メバル・ソイ・オニカサゴなどの根魚は常連のゲストです。
またチダイ(ハナダイ)やヒラメ、ワラサ・サバなどの青物も喰ってきます。

  • カサゴカサゴ
  • ハナダイ(チダイ)ハナダイ(チダイ)
  • ホウボウホウボウ
  • マハタマハタ
  • カンダイカンダイ
  • アイナメアイナメ
  • ヒラメヒラメ
  • 青物青物
  • オニカサゴオニカサゴ
  • メバルメバル

(8)一つテンヤ 探見丸活用ポイント

底取りのコツ!「出したラインの量-探見丸の水深」

道糸は細いほど、潮の影響を受けず有利に誘えますが、必然的に強度も落ちてしまいます。
0.8号をスタンダードに考えていただければ大丈夫です。
船上でリーダーを組みなおす手間を省くため、根掛りを切る際は、道糸とリーダーとの結束で切れてしまわないようにセッティングするのがベター。そのため道糸とリーダーとの結束は、やはり摩擦系ノットが有利です。
※わざとテンヤとリーダーとの結節は強度を落とした結び方を採用するのも手です。

それを考慮し、リーダーは道糸とのバランスを考えて選びます。(例)PE0.8号には10ポンド(2.5号)
また底取りの際、水深以上にラインを出すことも多いのでピッチマーキング付きタイプが必須です。

※リールから出したラインの量は、潮の速さを見極めたり、自分のテンヤの位置を把握するため、非常に重要です。ラインの色を見てカウントして覚えておきましょう。

海底形状が把握できる

海底の形状が変化する時はチャンスであることが多く、その瞬間をリアルタイムで確認できます。
やっかいな根掛かりを回避したり、起伏にあわせてラインの出し入れをコントロール、といったことが自在です。

魚群が確認できる

魚群が出たとき、狙うべきタナをリアルタイムに確認でき、効率的に攻めることができます。

Super Game Fisherman 田辺 哲男 氏 が拓く 一つテンヤマダイゲーム

  • 田辺哲男 × 一つテンヤ
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