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VOL.64 渋い状況での一手、フカセ釣り 12月13日 山中湖釣行記


朝から曇天。絶好の釣り日和の山中湖は、水温も8度台と一桁まで落ち、ワカサギも底に密集しはじめ釣りやすい反面、釣果は渋い。

定時の午前7時にドーム船は桟橋を出船し、ポイントに向かいます。
ポイントに到着し、アンカーリングが終わり釣り開始ですが、僕はお客様の様子を見てから始めることにしました。

朝まずめの恩恵があり、喰い気のある群れがドーム船下にドンドン回遊し、皆様、多点掛けで数を次々に伸ばされていきます。

たくさん釣れる分、トラブル多発で、僕はサポート役に徹しましたが、9時頃から釣れ具合が落ち着きだしたので、準備に取りかかりました。

いつも通りレイクマスターCT-T(左.クリアブルー、右.ファイヤレッド)に角度チェンジャーリバーシブルを穂先が下を向くように差し込みました。

穂先はレイクマスターSHシリーズ、S02R。22センチのショート穂先です。

仕掛けは70センチの6本バリ、オモリは7グラムの丸型を選択しました。

釣りを始める前の魚探映像から、単体で回遊してくるワカサギが底べったりを這っている様子。
群れをなしていないワカサギは臆病になりがちで、誘いによってオモリが上下動するのを嫌がったりする場合があるため、今回はフカセ釣りでアプローチしてみます。

フカセ釣りと言うと、少し難しく捉えがちですが、簡単に言えば仕掛けを少したるませて誘う、たるませ釣りです。

まず仕掛けの真ん中にガン玉を付けます。

仕掛けを投入してからオモリを湖底に着底させます。
竿にオモリの負荷がかかる所から、レイクマスターの棚カウンターで20センチ、ラインを送り込み、少し仕掛けがたるむ所で棚止めを行います。


こうすることでガン玉からオモリまでの仕掛けが少したるむと言うことです。

山中湖など泥質の湖底では、オモリを着底させると泥の中にオモリが埋まる為、オモリの存在をワカサギから消すことができ、ナーバスなワカサギを釣りやすくなったりしますよ。

また、仕掛けのたるみがエサをより長く咥え込ませ、合わせを入れるタイミングが、とりやすくなったりもします。

その反面デメリットもあり、仕掛けのたるみ分が流され、「おまつり」が増えたり、アタリの出が遅れたりもしますので状況によって使い分けましょう。

誘い方は、仕掛け真ん中のガン玉を上下に揺する程度、又は仕掛けのたるみを張っては、たるませるを繰り返します。

すると、棒ウキがスッと水中に消し込むような明確な当たりが出て気持ちがいいです。

ところで、たるませた仕掛けは水中でどうなっているのでしょうか?

湖流のある場所では、流れの上流側から下流側に仕掛けが流されるようにして扇状に膨らみます。

ワカサギも魚ですから、流化物にやはり反応してしまうのでしょうか。

ガン玉下の針がものすごく効果的です。
(ワカサギが底に密集していることもありますが。)

このような釣り方で正午頃まで順調に釣れ続いたのですが、晴れ間が出始めると魚影がすっかり消えてしまいました。

拾い釣りができなくなってしまったので、ここで丸型オモリから棒型オモリに変更し、落下速度を上げ、群れが来たときに手返しを上げる作戦に変更しました。(通常のオモリを湖底から少し浮かせた脈釣り。)

この作戦が効果的で、群れが来たときに手数が上がりました。

レギュラー調子、レイクマスターSHシリーズ、S02Rのいわゆる万能穂先が両極端な2釣法を可能にし、釣果を出すことができました。
相変わらず渋い状況に変わりにありませんが、ひとクセあっておもしろいですね。

これからドンドン水温も下がり、ワカサギは抱卵期に入ります。
1年の中で、食べて一番美味しくなるのがこれからの季節。

皆様も釣って楽しい、食べて美味しいワカサギ釣りにチャレンジしてみてください。

尾崎 渚
尾崎 渚
父親の影響で物心ついた頃から釣りを始める。
18歳でバスプロを目指して山梨県に移住。
直後から、現在の職場である「Fishing House なぎさ」に勤務。
同時にワカサギ釣りを始め、いまや山中湖の若きワカサギスペシャリスト。
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