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VOL.52 赤城大沼のボート釣り


標高1345mの赤城山は、冬になると氷上ワカサギ釣りで賑わうところで知られています。
また、ここのワカサギのアタリは渋くて手強いことでも知られ、シーズンになると全国から釣りファンが訪れます。
私も同じく悪戦苦闘している1人です。
そんな赤城大沼ですが、今までボートでの釣りは一度もしたことがありませんでした。
いつかは行ってみたいと思っていたところ、11月7日チャンスが訪れました。
早朝、赤城大沼に下る坂道にあるデジタル温度計は、4℃と低い温度を表示していました。

そのまま湖畔にある「バンディ塩原」の駐車場で待っていると、釣り友達のTさんが車で来ました。

お店に入って雑談を交わしながら年鑑札を購入。
お店の若旦那にポイントを尋ねたところ、「高原学校前」がいいと思うよ。
水深は12m前後で中層狙いとのアドバイスもいただき、さっそくTさんと一緒のボートで向かいました。

魚探の画面を見ながら魚影の濃いところを探し、風向きを考えながらアンカーを降ろす位置が肝心です。
ロープのたるみの長さも考慮しながら風上の7mくらい上流にアンカーを落とし、ちょうど群れの真上にボートが来るようにしました。
一瞬ワカサギの魚影は薄くなりましたが、居心地のいいところは必ず戻ってきます。

道具箱から相棒のレイクマスターCT-Tを取り出し、穂先を選択しますが、ここはレアサギと呼ばれる15cmを超えるワカサギも混じるため、中層を狙う場合でも左右の仕掛が絡まぬよう重めのオモリが必要です。また、ここの湖の特徴としてワカサギの遊泳層が幅広いこともあり、常連さんは3m、4mの長い仕掛けを使用しています。
長仕掛けを使う方は、独特の滑車を使って仕掛けが絡まぬ工夫をしていますが、私は滑車を持参していないので、市販の1.2mの長さでロングハリスを使いました。
ロングハリスは渋い時にも有効ですが、活性がいいときにも食い込みをしっかりさせて、バラシを抑制する効果もあります。
魚が掛かって暴れたときにもそれがソフトな誘いになって多点掛けが誘発することもあるのです。
ハリ号数は、8cm前後のサイズが中心と聞き小さめの1.5号にしました。

重めのオモリと長めの仕掛でありながらも、しっかり針が掛かりさせる穂先が重要。
そこでアワセ負けしないEXPEC L05Sを使用しました。

魚探の画面を見ると、5~8mの間にチラホラと魚影があり、やはり幅広い棚を攻略しないと数が伸びそうにありません。
そこで左リールは、仕掛けの上部に付いたスナップが5m位置に固定。
そこから1.2mの仕掛分をカバーさせ、右リールは上部のスナップを6.5mほどの位置にして、5m~7.7mまでの間に入ったワカサギを幅広く探れるようにしたことで、コンスタントにポツポツ釣れました。

大きな群れが6mラインに入ったときなどは、二つの仕掛を6mの棚に合せ2点3点掛けで数を伸ばしました。
ですが日が高くなるにつれてアタリが遠ざかる私とは反対に、隣に鎮座した釣り友はリズムよく釣っていました。
「なにかが違う」横目で見ていると朝は私と一緒だった紅サシが、全てのハリが白サシのエサに変わっていました。
私も交換してみたら日中は良くて午後2時を過ぎた頃には紅サシに反応が戻りました。
お互いエサ交換を頻繁に行い、半切りにして内容物を漂わせることで、通り過ぎるワカサギを足止めた結果、二人とも多くのワカサギを釣り上げることができました。
帰宅して数えたら6束を超えており、この湖での自己記録でした。

ワカサギは湖によってサイズがまちまちです。
そこで群馬の水産試験場の方が愛称のいい呼びかたを付けてくださいました。
目安となるので、これから使ってみたいと思います。
尚、小さいから価値が低いわけではありません。

5cm以下 ピコサギ
5~7cm  ミニサギ
11~13cm デカサギ
13~15cm メガサギ
15cm以上 レアサギ

井上 聡
井上 聡
15歳で本格的に渓流釣りを始め、利根川をホームグラウンドに四季の魚、記憶に残る大物を求めて全国を巡り、精力的に釣行を重ねている。 本流と渓流のヤマメ釣りとワカサギ釣りを得意とする淡水の釣りなら何でもこなすオールラウンダー。
釣りのモットーは「楽しく安全に!自然を大切に」
ワカサギサイト