フィッシングコラムフィッシングコラム

  • イヨケン STRONG STYLE
  • 素晴らしき投釣りワールド
  • 鮎入れ掛かり!?ブログ
  • Fantastic F.F Story ON THE STREAM
  • 絶景ドリームツアー 釣行レポート
  • シマノ渓流 開発奮闘記
  • ワカサギブログ

ワカサギブログ

VOL.29 美しい景色に感動。赤城大沼で氷上ワカサギ釣り


 今年は例年よりも暖かな日が続いたため、赤城大沼の氷上ワカサギ釣りは1月中旬と遅くなりました。
 いつものことで解禁当初はご祝儀とも言えるほど魚の反応も素直ですが、数日経過すると難しい赤城に変貌していきます。
 私が釣行した日は、解禁から数日経過していたため、「ちょっと厳しいだろうなぁ~」。
 そう思いながら赤城を目指しました。

 例年よりも道路には雪が少ない状況でしたが、気温はマイナス8℃と寒さ厳しい夜明けに到着。
 駐車場は既に満杯なので、遠く離れたキャンプ場前に移動しました。
 なにやら雪の上にテントが張られています。
 知人に聞くと雪上キャンプだと教えてもらいました。
 「こんなに寒いのに泊まるなんて…」
 そう言うと、井上さんだってよく車の中で泊まっているでしょうと言われ、人のことは言えないなぁ~と苦笑い。

 開始時刻は7時からなので準備をして湖畔で待つことにしました。
 山肌からゆっくりと登る太陽は氷上を美しく照らしだし、とても神秘的な世界を見ることができます。

 ランタンの明かりを取り囲みながら友人たちと作戦会議。

 フカンドは混雑しているからどこへ行こうか…
 ポイントが決まらないうちに時間になってしまい、氷上を歩き出しました。

 今年の氷は雪が混じっていないので、ペットボトルから氷面に水を垂らして、そこへ魚探の振動子を押し当てるだけで、湖底にいるワカサギがわかりました。
 「ここはいない…」「ここもダメ…」
 そう呟きながら沖へと進んで行きました。

 結局、最初に入ったのは青木旅館本館前の10mラインでした。
 氷に穴を開け、自作のカタツムリと呼ばれる小さなテントを設置。
 それからタックルの準備をしました。
 難易度が高いワカサギに対して、フカセ用の穂先にするか、誘ってから聞き上げを主体に釣りを構成するか迷いましたが、早朝の活性を信じて、穂先をM02E リアクションバイトに決めました。
 ハリは1号で広範囲を探るように2.1mある長仕掛けを選択。
 オモリは3gに、エサは白サシの1匹を三分の一にカットしました。

 魚探を覗くと、なかなか魚影が現れません。
 待つこと15分。やっと魚影が入ってポツリポツリと釣れる程度。
 1時間ほど我慢しましたが、このままでは釣果は厳しいと判断。
 他の友人に携帯電話で連絡をとったところ、フカンドでは仕掛けを落とせばアタリがある状況だと教えられました。

 道具を仕舞い、氷上をテクテク歩いて、友人がいる場所へ行き、魚探を覗くとたくさんの魚影が映っていました。
 さきほどのタックルを取り出して仕掛けを落とすと、穂先がモジるアタリが出て、合わせると良型のワカサギが釣れました。

 連続して釣れるように微妙に誘い幅とタイミングをずらしながら、水中でエサを捕食するイメージを絶えず脳裏に浮かべながら頭脳プレー。
 神経を集中した甲斐もあって、徐々に数を伸ばしました。

 「釣れない」
 そんな声が聞こえ始めると、私の竿も反応が悪くなりました。
 周囲には多くの釣り人がいて、このまま午後まで粘るのが得策なのか思案しました。
 空は晴天で風も無く、暑いくらいの日差しがテント内に降り注ぎました。
 最近にしては珍しく行動力があった私は移動することを決断しました。

 そこのポイントでは、友人がたくさんワカサギを釣り上げていました。
 私も混ぜてもらって、今度はフカセ釣りをすることにしました。
 穂先をMX0E ゲキシブエキサイトに交換して、上部のヨリ戻しの重さだけで仕掛けをフカセました。

 穂先との相性が良く数を伸ばすことができ、友人の情報に恵まれ、釣果は173匹で終えることができました。

 ここ赤城は強風が吹くとテントが危険にさらされることがあります。
 お出かけの際は赤城山の天気とともに風速も調べてお出かけください。
 氷上で見る景色はとにかく美しいので、多くの方にいらしていただきたいと思います。

井上 聡
井上 聡
15歳で本格的に渓流釣りを始め、利根川をホームグラウンドに四季の魚、記憶に残る大物を求めて全国を巡り、精力的に釣行を重ねている。 本流と渓流のヤマメ釣りとワカサギ釣りを得意とする淡水の釣りなら何でもこなすオールラウンダー。
釣りのモットーは「楽しく安全に!自然を大切に」
ワカサギサイト