フィッシングコラムフィッシングコラム

  • イヨケン STRONG STYLE
  • 素晴らしき投釣りワールド
  • 鮎入れ掛かり!?ブログ
  • Fantastic F.F Story ON THE STREAM
  • 絶景ドリームツアー 釣行レポート
  • シマノ渓流 開発奮闘記
  • ワカサギブログ

ワカサギブログ

VOL.26 今シーズンはエクスペックで!


 あけましておめでとうございます!今年もワカサギブログの季節がやってまいりました。今シーズンもよろしくお願いいたします。
 私のワカサギ釣りは氷上がメインで、今シーズン初のワカサギ釣りは秋田県南部に位置する「桁倉沼」に行ってきました。この沼は昨年のワカサギブログでもご紹介しておりますので、基本情報はワカサギブログ2018でご確認ください。
 この沼の隣には同じくワカサギの釣れる「つぶ沼」があり、桁倉沼は浅く、数が釣れるが、当歳魚メインで魚が小さい。一方、つぶ沼は深く、型は良いが、数は少ないといった逆の特徴をもっております。この日はどちらにしようか迷ったのですが、どちらの沼も今シーズンの情報が全く無く、初釣りということもあり、いつも数の釣れる桁倉沼を選択しました。もっとも情報が無いので、釣りが可能かどうかもわからずに出かけたのですが…。
 そんな状況もあり、ゆっくりスタートで8時頃、釣り場に着いてみると、なんと満車状態です。釣りが可能な事がわかったので安心したのですが、しかし皆さん好きですね~(笑)

 この秋田県南部の釣り場は県内でも有数の豪雪地帯で、ワカサギ釣りも氷上釣りではなく雪上釣りになります。薄く張った氷の上に雪が厚く積もっている状態で釣りをするような形になります。穴を開ける際も柔らかい雪相手ではドリルが役に立たない場合も多いので、もっぱらスコップで大きめの穴を開けて釣りをします。竿の数や人数によって穴の大きさを調整して一つの穴で釣りをしますが、人が入ってしまうサイズの穴になってしまう場合もあるので、釣りを終えたあとには確実に穴をふさぎ、木の枝等で目印を立てておくのもこの地域のマナーです。

 この日のポイントは昨シーズンと同じ、沼最奥部の水深8mのポイントです。何も情報が無いので、タックルはとりあえず今シーズン発売の「レイクマスターエクスペックS01F」に針が袖型2号の5本。オモリが1.75gの下針有りでスタート。リールはもちろんレイクマスターCT-Tです。
 開始早々、アタリが出てコンスタントに釣れるのですが、やはり例年通り型が小さく5~8cmの当歳魚がメインです。釣り開始当初は棚がバラけていましたが、しばらくすると4mラインで棚が安定します。シーズン当初ということもあり、魚がスレている感じも無く、同じパターンでずっと釣れ続けるため、この日は釣果は追わずに穂先をいろいろ変えて、その違いを確かめてみることにしました。
 まずS01Fマイクロフィネスですが、調子は超先調子となっています。頭に超がつく先調子とありますが、比較的胴調子気味な竿が好きな自分が使用してみても、特に違和感はありません。魚がエサをくわえた時のもたれるようなアタリが非常にわかりやすく、張りのある胴のおかげでアワセもバシバシ決まり、乗らないことがほとんどありません。硬めの胴のおかげで当歳魚相手では魚も暴れにくく、一匹掛けてそのまま少し置いておけば勝手に多点掛けになっています。

 次に使用したのは昨シーズンメインで使用していたレイクマスターSHのS01Rです。この穂先はかかる負荷なりに曲がってくれる素直な調子が好きで、昨シーズン多用していたのですが、この日使ってみるとなぜかしっくりきません。アワセてもなぜか乗らないことが多いのです。感覚的にS01Fがアワセるとほぼ全て乗るのに対して、SH01Rはアワセて乗るのが8割ほどに感じます。昨年はSH01Rでも特に乗りが悪いとは感じていなかっただけに、この感覚は衝撃的でした。
 SH01Rだけ使っていれば目立って不満が出るレベルではないと思うのですが、S01Fの乗りが良すぎるだけに比較して使用してみるとその差が顕著に出てしまいます。もちろん自分の腕が未熟なせいで穂先に対応しきれていないということもあるのですが…。
 最後に使用したのがエクスペックで最も柔らかいモデルのMX0Eゲキシブエキサイトです。鮎竿に使用されている高感度の「エキサイトトップ」の理論から生まれた穂先とあって、その感度の良さを知る私にとっては期待が高まります。
 実際に使用してみると確かに感度は抜群です。S01Fでは穂先がクッともたれるようなアタリが出るのに対し、MX0Eは同じ状況でも穂先が大きく振れるような非常にわかりやすいアタリが出ます。柔軟な穂先と張りのある胴の組み合わせで、アワセた瞬間、柔らかい穂先から一気に胴に入るのでアワセ遅れも感じません。ただ柔軟な穂先のためか、喰いが良く、置き竿気味で多点掛けを狙いたい、この日の状況では思うように掛けることができませんでした。

 やはりこの穂先はそのペットネームの通り、アタリが出ても小さく一匹一匹を拾っていくような激渋な状況下で再度その性能を確かめてみたいです。
 この後もこれら3本の穂先をローテーションしながら使ってみましたが、この状況下ではやはりエクスペックS01Fが最適で、自分の腕が上がったような錯覚を起こさせるほどアワセが決まり、釣ってて一番気持ちが良かったです。
 いよいよ始まった今シーズンの氷上釣り。レイクマスターエクスペックの穂先を使い分けて使用しながら楽しみたいと思います。

沓澤 伸
沓澤 伸
1977年秋田県生まれ。15歳より渓流釣りの第一人者で数々の釣法を編み出した伊藤稔氏に師事。鍛錬で培ったドリフト技術は熟練者も舌を巻く。関東で行われた渓流釣り大会で準優勝2回の実績を持ち、11年報知アユ釣り選手権オーナーカップ全国決勝大会準優勝、12年全日本鮎釣りチーム選手権準優勝などアユ釣りでも活躍。
ワカサギサイト