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VOL.22 氷上ワカサギ釣り

 真冬の風物詩、氷上ワカサギ釣り。

群馬県の赤城大沼でも、例年通り1月9日に解禁となりました。

用事を済ませた後に自宅を出発したため、湖畔にある土産店に到着したのは午後でした。
ここで釣りをするには遊漁券が必要です。
日釣券は700円ですが、私は釣行回数が多いためシーズン券を4,000円で購入。
お土産店で話し込んでしまい、時計を見ると1時30分。
慌てて釣りの準備を始めました。
氷上を見渡すと、解禁を待ちわびた太公望のテントやカタツムリが点在。
ここで欠かせないのは、滑り止めの付いたスパイクブーツです。

とくに強風の吹いた翌日は、表面の雪が飛ばされて油氷と言われるほどツルツル状態なので必需品です。
私はお土産店から近いところにあるリンクと呼ばれるポイントへ氷上を徒歩で移動。
氷上を歩くコツは、歩幅を短くして底面をしっかりと氷に接触させます。
ちなみにリンクと呼ばれる由縁は、かなり以前にスケートリンクが開催されていた場所なので、今でもそう呼ばれています。
例年釣るところに穴を開けて魚探を入れましたが、魚影が薄いので10mほど離れたところに開けなおすと、底付近に魚影があったので、自作のカタツムリを固定しました。 愛用のワカサギマチックCT-Tを取り出し、氷上の繊細なアタリを見極めやすいS00R穂先をセット。
仕掛けは氷上用の長い2.1m仕掛けに1.5号のハリ。
湖底に着底させて小さく誘って仕掛けを徐々に上にしていくと、ほんの少し穂先が抑え込まれ、素早く反応して合せると、立派な大型ワカサギが釣れました。

その後もポツポツト掛かり約2時間で30匹。
短時間にかかわらず満足できました。

翌日は釣り仲間2人も合流して、フカンドと呼ばれるポイントへ行くことに決めました。
ここは大沼でも水深があるので、安定した釣果に恵まれる人気ポイントですが、駐車場から遠いのでトイレも大変なことと、大雪の降ったときには歩行が難しくなります。 また、想像以上の強風が吹くこともあり、お土産店に立ち寄った際、天候を事前に聞かれるといいでしょう。

多くの太公望たちが駐車場に集まり、6時30分の合図とともに氷上を歩き始めます。
夜明け前の薄暗い中、ランタンを片手に進む姿は、まるで昔話に出てくる狐の嫁入りのようです。
とても幻想的な瞬間なので、ぜひともご覧ください。

いつもの18m付近のポイントに着いてから魚探を入れると反応がありました。
とは言っても魚探の性質から、深くなるほど円錐状の電波が広範囲に広がるため、たくさんいると勘違いされる方もいらっしゃいますが、チラホラ映っていたのでは少ないと言っても過言ではありません。
ところどころ開けてみて良さそうなところに決めて釣り開始。
すぐに釣れましたが、その後は1時間に5匹ペース。
ポイントの移動を迷いましたが、深場は午後に良くなる傾向が強いので我慢することにしました。
私は白サシと赤虫を使用します。
とくに日が高くなると赤虫に反応が良かったです。
ここでの仕掛けは2m前後が標準で、長い人になると3~4mの方もいます。
ズボンなどに小さな針が刺さったら仕掛けが絡んでしまいます。
私は針がほとんど刺さらないシマノSPエクストラインシューレーションパンツを履ことで、トラブルの無い釣りができるように心掛けています。
やっと11時を過ぎた頃から大きな群れが入るようになり、ときには3点掛けもあり安堵。
この日は試作の竿テストを実施しながらでしたが、完成度の高い仕上がりに満足しました。
ときどき晴れ間の時にはテントを全部開放。
氷上から見る景色は素晴らしいので、これも私の楽しみの一つです。

小さく繊細なアタリを丹念に釣り上げ、目標の1束、100匹に達成したのは午後3時を過ぎていました。

ここ赤城大沼では1束が多くの釣り人の目標なので満足できました。
ここの氷上ワカサギ釣りは始まったばかり。
ぜひとも皆さんいらしてください。

井上 聡
井上 聡
15歳で本格的に渓流釣りを始め、利根川をホームグラウンドに四季の魚、記憶に残る大物を求めて全国を巡り、精力的に釣行を重ねている。 本流と渓流のヤマメ釣りとワカサギ釣りを得意とする淡水の釣りなら何でもこなすオールラウンダー。
釣りのモットーは「楽しく安全に!自然を大切に」
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