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ワカサギブログ

VOL.04 開発者のつぶやき:Lake Master SH

製品名:レイクマスター SH
http://fishing.shimano.co.jp/product/rod/4851

 シマノから初めてワカサギ用穂先を発売したのが2010年。

 あれこれと色々な穂先を出してきましたが、この間、タックルについてはリールは電動、穂先は偏平で定着してきました。
 電動リールについては、それまで手作りレベルのものが多かったのですが、メーカー各社さんがそれぞれ工夫を凝らした完成度の高い製品を市場に投入したことで、弊社のDDMも徐々に色褪せ、ついにLake Master CT-Tとして新しい電動リールを発売するに至りました。

 私はリール担当ではないので詳細はここでは書きませんが、穂先も同じように色褪せていたところに新型リール投入の計画、これに便乗しない手はありません。

 ということでスタートした穂先の企画。
 基本的にはワカサギマチック システム穂先SHのリニューアルです。
 アイテム構成の見直し、これまでラインアップになかった調子の採用だけでなく、軽量化によるアタリ感度の改良など、積み残していた課題の解決も盛り込むことになりました。
 結果的には、課題の全てを解決できたわけではないですが、これは次の機会で何とか…

 それでは商品についての説明です。
 アイテムはシステム穂先よりも増えました。
 硬さバリエーションは4段階に絞りましたが、D = ダブルアクションを新たに設定したことで釣り方のバリエーションが拡がっています。
 各穂先の特徴であるとか、効果的な使い方はインストラクターであり、ワカサギ釣りではお馴染みの松田克久さんによる解説動画を弊社HPで紹介しておりますので、そちらをご覧ください。

 全アイテムともグラスソリッドをベースとした偏平形状の穂先であるのはシステム穂先と同じです。
 システム穂先と同じ番手のアイテムが存在しますが、より細かい調子設定を目的に、多少の設計見直しを行っております。
 そして何よりもシステム穂先と異なるのはアタリを出すのに重要な先側の塗装膜厚です。ベースのソリッドの厚みが0.1mm少々ですが、通常の塗装を施すと、その膜厚は0.1~0.2mmくらいになり、非常に大きな影響を調子に与えてしまいます。
 そこで今回は調子を優先して、出来るだけ外観を損なうことなく、且つ薄く塗装する工程を検討、商品化に漕ぎつけました。
 商品によっては、この塗膜の薄さゆえに、グラスソリッド素地に起因する縦方向の筋が入ることがありますが、これはガラス繊維の筋であったり、繊維と繊維の間の凹みで、穂先としての性能、品質には影響しないのでご安心ください。

 ワカサギ電動リール新製品 Lake Master CT-Tともども、ワカサギ穂先 Lake Master SHシリーズも何卒、よろしくお願いします!

シマノ ワカサギチーム プロフィール シマノ ワカサギチーム プロフィール

ちぬ
渓流、本流竿、鮎竿、チヌかかり竿、ワカサギ穂先の開発をおもに担当。
最近は老眼が気になり始めた昭和のオジサン。
渓流、チヌかかり釣りをメインに年間釣行日数は約40~50日。数より型派。
人の言うことをあまり聞かない性格のせいか、釣りの技術は伸び悩み。
鮎入れ掛かりブログにも、2年に1回くらいは顔を出す。