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シマノ渓流 開発奮闘記

開発者のつぶやき VOL.3 孤渓 ZM

製品名: 弧渓(こけい)ZM

弧渓(こけい)ZM

 尖った特徴はないけどメインになる竿。
 ここが嫌だ!というのがない竿。
 一番出番の多い竿。
 61の出番が多い私にとって、弧渓はそういった存在です。

 普段の渓流釣りを通して何となく培ってきた小継竿の理想像に、今できる技術でどこまで近づけるか?というのが弧渓の開発テーマです。

 ポイントのどこに立つかから始まり、流す筋をイメージして狙ったピンスポットに飛ばして、流し初めの位置に誘導できる振込性能は特に良いと思います。
 流しはやや手尻を取ったほうがこの竿は特に安定して流れます。
 アワセは手尻が長くてもちゃんと入ります。
 抜いてもよし、寄せてもよしですが、柔らかいLでも軌道は下がりますが、安定して魚がまっすぐ抜けて飛んでくるところも気に入っています。
 LやMでも以外にいいサイズまで抜けますので、普段の釣りでは軽くて楽に釣れるLとMを使うことが多いです。

 メインとなるフィールドは特にありませんが、やや手尻を長くした釣りが得意な竿です。
 細糸派にはLがおすすめですが、0.25前後も十分使いこなせます。
 Mはこのシリーズで最もオールラウンドに釣りこなせる調子で、汎用幅は広いです。
 硬調派にはHがおすすめです。
 Lは最も胴に乗り、Hはシリーズ中最も張りを持たせた調子、Mは本調子中の本調子というイメージです。
 シマノが提案する本調子とは、一言でいうと何でもできる「真ん中」の調子です。
 先調子の使い方をしても80点以上、下流に向かって聞き流しをしても80点以上、抜きも80点以上、そういったバランスのとれた竿を目指して開発しました。
 新製品の弧渓ZMは穂先の軽量化と中竿の重量バランスの融合でTOPSTOPⅡの機能を搭載したNEWモデルです。
 穂先は軽いながらも現行より若干張りを持たせてありますので、抜きの安定性も向上しています。
 軽量化と強度と調子のバランスを取るために徹底的に試作を重ね、出来上がってみると20種もの穂先を試作、テストしていました。
 抜きの安定性を評価確認できた際にはようやく完成だ!とホッとしました。
 私自身も渓流釣りが大好きなので現場で使ってみると竿の悪いところやいいところもわかってしまうのが逆につらいところで、今回の弧渓も納得するまで作りこんだつもりですので、一人でも多くの方に使っていただきたいです。