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シマノ渓流 開発奮闘記

渓流彷徨い日記 VOL.30 梅雨ってどうなってしまったの?

釣行日
2017年6月24日(土)
場所
福井県 九頭竜川 奥越漁協管内
天候
晴れのち曇り
使用ロッド
プロトM-A
仕掛け
天井糸:0.6号
水中糸:0.25号
ガン玉:G5
ハリ:4号
釣人
ちぬ

 週間天気予報では水・木と雨、しかもそれなりに降る予報。
 これはもう渓流へ行くしかありません。
 同行のインストラクターとの時間調整も念入りに準備をしたものの…

 和歌山県新宮市は記録的な大雨になりましたが、関西の他の地域はお湿り程度に降っただけ。
 全く降っていない場所の方が多いくらいでした。

 とはいっても、折角準備した以上は撃沈覚悟で行くしかありません。
 と言うことで一か月ぶりの奥越釣行です。

 川の様子は…
 前回より明らかに少ない水量です。
 劇的に少ないわけでもありませんが、苦戦を強いられそうな気配が漂います。

 まずは前回の釣行で一投目にいきなり良いサイズを掛けておきながら、底石に張り着かれて取り逃がしたポイントへ入ります。

 果たして今回も一投目から喰ってくるのか?と期待しましたが、思ったように仕掛けが飛びません。

 そうです、このプロトは舟ノ川釣行で破損。
 応急的に試作初期のパーツを入れてみたのですが、見事に調子バランスが崩れてしまいました。

 重量にすれば、わずかコンマ何グラム。
 ほとんど違いがないように思えても、このわずかな違いが調子に与える影響は大きいことを意味します。

 調子バランスが崩れてはいますが、スィートスポットが狭くなっただけ。
 そのスィートスポットを上手くとらえれば、狙いのポイントに飛びます。
 見方を変えれば、最終仕様はスィートスポットが広く、誰でも狙ったポイントへ仕掛けを飛ばしやすいセッティングになっていると言えます。

 そして、この水量ならここが正解!
…のはず…と仕掛けを投入、
 読み通りに流れに乗って、そこで喰ってくるはず!と思うや、ゴンッとアタリ。

 今回は慌てるほどのサイズでもなかったので、無事タモに収まりました。

 なかなか幸先の良い一尾目に予想に反して苦戦しながらも数は伸びるのでは?と楽観的な考えがよぎります。

 しかしながら、その後は10cm前後の当歳魚の連続です。
 白泡の立つ流芯を流しても当歳魚。
 嫌な予感がチラホラ…

 場所を移動します。
 さらに水量は厳しい上に、釣り人さんが既に要所要所に入っていますので、場所を選べません。

とりあえず人の入っていない場所で竿を出します。
 瀬には餌を喰ってくれる魚はいません。
 瀬の落ち込みもダメです。
それなら段々瀬の対岸一番奥、なかなか仕掛けを入れにくい落ち込みならどうか?
 来ました!グッドサイズのイワナ君です。

 上手く足元まで寄ってきましたが、ここで石と石の間に挟まってしまいます。
 やばい!と思いましたが、やはりやってしまいました。
 何回、同じ失敗をやらかすのやら…

 こうも渇水では同じポイントで2尾、3尾と続くことは稀です。
 当然、同じポイントに仕掛けを入れても反応はありません。

(車へ戻る途中で見つけた自生している桑の実はまだ赤くて、ちょっと時期が早いようです。黒くなると食べ頃です。)

 早速場所移動です。
 しかしながら、水がない、人が多くて場所がない、となると、どこに移動するか悩みます。まあ、こんな状況ですから、次回のために入った事のない場所を見ておきましょう、ということでその場所に向けて車を走らせます。

 幸い、釣り人はいません。
 朝のうちに入ったのは間違いないですが、2番川、3番川を気にしていたら釣りになりませんが、果たしてどうなるか?

 やはり当歳魚の連続です。
 釣れども釣れども当歳魚。
 これはヤバイ、過去の記憶を辿ると、これが釣れる時は、ひたすらこれに悩まされてギブアップ、のケースがほとんど。

 水量があるときは色々と場所の選択肢が増えますので、逃げ口が見つかることもありますが…
 この後、場所を変え、テンカラを振ってみたりしながら打開策を模索しますが、うまくいきません。

(この時期は、このサイズに悩まされることがとにかく多いのです。)

 そして最後。
 今回も前回に引き続き、同じ淵で締めくくりです。
 これだけ渇水でも九頭竜の流れが一気に絞られる場所だけあって、複雑な流れは維持されています。

 流芯の向こうのヨレに仕掛けを投入しても、やがて流芯に引き込まれ、足元に寄って、再び対岸へ流れる。
 ちょっとポイントを変えると、また違った動きをする。
 毎回毎回、どう攻略すべきか悩みます。

 水量が変われば、また違う動きになるでしょうし、とにかく難しい。
しかし、この悩む時間が楽しいのです。
朝一、思った通りに仕掛けが流れて、思った場所で喰ってくる。
 これはこれで面白いのですが、これはある程度、渓流釣りの経験を積めば身についてきます。

 ところが、複雑な流れを形成する淵となると、そうはいきません。
 水上の目印の位置からは思いもよらない場所をエサが流れていたりするのです。
 このような場所で正解を見つけるのは大変難しいですが、それだけに正解を見つけた時の満足度も高いのです。

 と偉そうなことを言っておりますが、この淵で正解に辿り着けたのは、ここに通い出して10年近くのうち、3回ほどしかありません。
まだまだ下手の横好きレベルなんですねー。

 で、結局、ここでも当歳魚を2つ掛けたのみで、最後まで当歳魚から逃れることが出来ずに降参です。

 それにしても日本の梅雨はどこへ行ったのでしょうか?
 降れば、局地的な豪雨。
 降らない場所は、とことん降らないですね、最近は。

 難しい釣り覚悟での釣行ばかりではめげてしまいますから、次回はしっかりと雨が降って川の状況が良くなったタイミングを見計らって釣行してみようと思います。

シマノ渓流チーム プロフィール シマノ渓流チーム プロフィール

ちぬ
渓流、本流竿、鮎竿、チヌかかり竿、ワカサギ穂先の開発をおもに担当。
最近は老眼が気になり始めた昭和のオジサン。
渓流、チヌかかり釣りをメインに年間釣行日数は約40~50日。数より型派。
人の言うことをあまり聞かない性格のせいか、釣りの技術は伸び悩み。
鮎入れ掛かりブログにも、2年に1回くらいは顔を出す。