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シマノ渓流 開発奮闘記

渓流彷徨い日記Vol.96 2020渓流釣りスタート!まずは敗退!

釣行日
2020年2月29日
場所
福井県大野市漁協管内
天候
曇天x
釣果
イワナ1尾
使用ロッド
原点流 抜65NL,超小継竿プロト
釣り人
ちぬ

大阪でのフィッシングショー翌日にスタートするつもりだった渓流釣り。急な寒波で延期となり、気付けば2月末。どうせなら3月1日の奥越漁協解禁と併せての2日釣りで予定を組みました。
例年、この時期は厳しい釣りを強いられるので、いつもよりゆっくりと大阪を出発し、気分を変えて岐阜県の郡上から回って、油坂峠から九頭竜川に向かいます。
油坂峠の手前、郡上白鳥にある、めだか釣具店さんで大野市漁協、奥越漁協の雑魚年券を購入。この時期は週末にアマゴの成魚放流がありますので、店裏の長良川では朝早くから釣り人さんで大混雑です。
ここから油坂峠では、いつもなら雪道走行を楽しめる時期ですが、今シーズンは御存じのように暖冬、道端に除雪された雪の名残があるものの、夏タイヤでも問題なく走行できる状況です。
折角のスタッドレスも単なる飾り、今シーズンは一回しか役に立っていません。

油坂峠を過ぎ、しばらく進むと白馬洞。写真の向こうに見えるのは夢のかけはし。ほとんど雪はありません。
今回、わざわざ郡上方面から回ってきたのには、別に理由があります。ダムカードを貰おうとの魂胆です。ダムカードとは、国土交通省及び独立行政法人水資源機構が管理するダムなどで配布されているカード型式のパンフレットです。

このルートですと、九頭竜ダム、鷲ダムのダムカード、ちょっと走れば真名川ダムのダムカードも頂けます。が...COVID-19の感染拡大を受けて、配布を休止の措置...(ToT)
事情が事情なだけに仕方ありませんね。

諦めて、下流へと車を走らせ、最初に入ったのは、ここ。九頭竜鉄道の勝原駅の裏です。昨年、4月後半にテンカラで下流にある勝原園地から入ったのですが、上がり口が見つからず、彷徨った場所です。この時期は、夏草は枯れていますので、川に下りる道が見つけやすい。ということで、本流で竿を出すには、明らかに時期尚早とはわかっていますが、ここからスタートです。
で、肝心の下り口は...すぐに見つかりました。車で下りれるほどの道幅のスロープがしっかりとありました。これを見つけられなかったとは...
ひとまず、下流のトロまでずっと川原を歩きます。禁漁期間中、山を歩いていましたから、この程度で息が上がることはありませんが、体温は上がります。暑い!土曜日は冷え込むとの予報でしたが、そもそも暖冬、いつもの格好だと暑い。
竿を伸ばして、2020年の第一投です。生命反応がありません。水量は良い感じなんですけどね。水温は5℃をやや上回るくらい。
恐らくこの冬の間、ずっとこんな感じだったのでしょう。川底はヘドロ化した腐れ垢でツルツルです。雪シロは勿論、大した雨も降っておらず、川底がリフレッシュされることがないままなのでしょう。5℃も水温があるなら、喰ってもらいたいところですが、前日の雨で水温が下がり、喰い気が落ちたのかも?いや、例年、5月の大型連休のちょっと前くらいから喰いが上向くことを考えると、そもそも本流はまだ早いのか。やはり支流、支沢に入った方がいいのか?
あれこれ妄想が頭の中を駆け巡りながら釣り上がりましたが、生命反応は感じられませんでした。時期尚早なのをわかって入ったので、当然の結果ではあります。
風が強いのもあるので、もう少し上流へ移動して支流の打波川へ入ることにします。
打波川はこの時期、冬季通行止めで下打波から上流は通行止めになっています。まあ、この雪不足ですから、積雪で車が入れないということはないでしょうが、通行止めである以上は進めません。下打波に流入する支沢の谷山川に向かいます。

下打波からは百名山の一つ、荒島岳が見えます。ガスってて、山頂は見えません。
普通に雪のある年なら、山頂部は真っ白で、木が見えるような事はないのですが、今年は明らかに少ない。左が今回,右側の写真は、2018/3/31の撮影で、今回より一か月季節が進んだ時のものですが、
雪の量の違いがわかると思います。雪が融けたら登ろうと思いますが、結構、早くに登れそうですね。
さて、谷山川ですが、この奥に集落があるわけでなく、林業従事者、夏の間だけ、黄連を栽培されている方が通る程度ですから、この時期はまだまだ落石が多く、道が荒れ荒れです。私の車はSUVではないので、あまり無理は出来ません。落石を踏まず、ギリギリ避けても、ホイールのリムに石が届いて削れてしまうことがあります。奈良県東吉野へ山歩きに行った時もそうです。そして今回も...ガリガリッ!(ToT)
ここではブッシュがきついのと、川幅が狭いことから、超小継の4.5mプロトを使います。テスト自体は昨年の内に終了していますので、あとは皆様に製品としてお届けするだけです。お楽しみに!
さて問題は、短竿でピンを狙う釣りが、私は好みでないことです。開発・設計担当として、そのような釣りもするわけですが、ブッシュの中、仕掛けを引っかけないよう、時としてチョウチン釣りを強いられる...これが私にはストレスなのです。やっぱり竿は爽快に振って釣りしたい!
元来の無精者なので、どうしてもキメ細かい釣り、小技を駆使した釣りが苦手なんですね~(- -;)
とりあえず支流で頑張ってみよう!ということで、釣り上がります。水温は6℃を少々下回る程度で、本流とほとんど違いません。渓に入ると、一日日影のままの場所も多いので、所々、雪が残っています。スノーシューハイクの楽しみの一つは、動物の足跡探し。釣りの最中でも、ついつい探してしまいます。

これはイタチ系の足跡でしょうか?
谷山川では魚の顔を見れずに場所を移動。やっぱりブッシュとの格闘に辛抱が出来ませんでした。
ということで、もう一つの大支流である真名川へ向かいます。支流とはいっても、鮎釣り場でもありますので、かなり開けた流域で、遮るものがありません。風ビュービューです。すっかり風のことを忘れていました。もうちょっと上流、コンクリート工場横まで行ってみるか?あるいは別の渓に入るか?
ということで、清谷川へ向かいます。竿は再び4.5m...

ようやく顔を出してくれたのは、かわいいイワナちゃんでした。20cmくらいの、若干錆が残って、やや痩せ気味ですが、うれしい一尾です。今回は、お帰りいただいきました。釣って、食べて美味しいのは、盛期、より体力が回復し、脂の乗った頃ですから。
この一尾でホッとしたというか、なんか満足してしまいましたので、ここでこの日は終了です。
さて、翌日の奥越解禁をどうするか?同じ状況なら、本流はまだ厳しい。支流に入って短竿はストレス...今回は帰りましょう!まだシーズン入ったばかり。9月末までタップリと楽しめます。
それに、頭痛い、目がかゆい、鼻が出る = どうも花粉症が出たようで辛い!
ということで、例年のように市街の七間通りに向かい、荒木商店で味噌を購入。御清水で名水を汲んで、帰阪したのでした。
今回は腕慣らし、足慣らし、試運転!と言い訳しながら、2020の開幕戦は敗退したのでした。

シマノ渓流チーム プロフィール シマノ渓流チーム プロフィール

ちぬ
渓流、本流竿、鮎竿、チヌかかり竿、ワカサギ穂先の開発をおもに担当。
最近は老眼が気になり始めた昭和のオジサン。
渓流、チヌかかり釣りをメインに年間釣行日数は約40~50日。数より型派。
人の言うことをあまり聞かない性格のせいか、釣りの技術は伸び悩み。
鮎入れ掛かりブログにも、2年に1回くらいは顔を出す。